Square(スクエア)は、多くの店舗経営者や個人事業主から支持を集める、人気のキャッシュレス決済サービスのひとつです。
初期費用がかからず手軽に導入できる反面「手数料が高いのでは?」と、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、スクエアの手数料が本当に高いのかを、他社サービスとの比較や内訳の解説を交えながら検証します。
さらに、手数料を抑えるためのコツや、業種に応じた最適な決済サービスの選び方も解説しました。
スクエアを導入すべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
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Squareの手数料が高いと感じる理由とは?
スクエアは、導入の手軽さや操作性の良さで人気のキャッシュレス決済サービスですが「手数料が高い」との声も耳にします。
実際に料金体系を理解せずに導入すると、予想以上のコストが発生することも。
ここからは、スクエアの手数料が「高い」と感じる理由を、2つの視点から解説します。
業種や取引額によって割高になるケース
スクエアの手数料が「高い」と感じられる要因には、業種の特性や1回の決済単価の違いも影響します。
たとえば、カフェや雑貨店など客単価が低い業種では、1回あたりの手数料負担が相対的に大きく感じられることがあります。
また、月の売上が数百万円を超えるような高取引額の店舗では、より低い手数料設定のサービスを選ぶことで、結果的にコストを削減できるでしょう。
つまり「高いかどうか」は利用環境によって変わるのです。
用途別の手数料設定など見落としがちなコスト
「手数料が高い」と感じる人の中には、見落とされがちな周辺コストに気づいていないケースもあります。
スクエアは、対面決済やオンライン決済など、複数の決済方法がありますが、それぞれ手数料が異なります。
たとえば、オンライン決済は3.6%と、対面決済よりも高めの設定です。
また、カードブランドによっては標準料率よりも高いケースがあるため、導入前に自店舗の決済パターンを洗い出し、適用される手数料を確認しておくことが大切です。
オンライン決済や請求書決済のように、用途別で変わる手数料率は見落としやすいため、事前に確認しておくことが大切です。
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Squareの手数料は本当に高い?他社サービスと徹底比較!
スクエアは、導入しやすいキャッシュレス決済サービスとして人気ですが「手数料が高いのでは?」という声も少なくありません。
ここからは、主要サービスとの手数料やコストを比較し、スクエアが本当に高いのかを検証します。
主要キャッシュレス決済サービスとの手数料比較
以下は、主要なキャッシュレス決済サービスにおける面決済時(Visa/Mastercard)の手数料の比較です。
サービス名 | 対面決済手数料(Visa/Mastercard) |
---|---|
Square(スクエア) | 2.5*〜3.25% |
AirPAY(エアペイ) | 2.48*〜3.24% |
STORES(ストアーズ)決済 | 1.98〜3.24% |
stera pack(ステラパック) | 1.98〜3.24% |
表の通り、スクエアの手数料はごくわずかに高い水準ですが、大きな差があるわけではありません。
実際の負担感は、業種や月間取引額によっても異なります。
対面決済・オンライン決済の手数料を用途別に比較
スクエアは対面・オンライン・請求書決済など幅広い用途に対応しています。
以下は、代表的な決済シーンごとの手数料比較です。
決済方法 | Square | AirPAY | STORES決済 | stera pack |
---|---|---|---|---|
対面決済 | 2.5*〜3.25% | 2.48*〜3.24% | 1.98〜3.24% | 1.98〜3.24% |
オンライン決済 | 3.6% | 3.24% | 3.6%〜 | |
請求書決済 | 3.25% | 1.98〜3.24% |
オンライン決済が必要な業種にとっては、ステラパックでは非対応な分、スクエアやエアペイの方が柔軟性があるといえます。
端末代・月額費用などの総コストもチェック
手数料だけでなく、導入時のコストや月額利用料も重要です。
サービス名 | 端末代 | 月額費用 | |
---|---|---|---|
Square | Tap to Pay on Android™ | 0円 手持ちのAndroidスマートフォン(NFC対応)で決済可能 | 無料 / 有料プランあり |
Square リーダー | 4,980円(税込) | ||
Square ターミナル | 39,980円(税込) | ||
Square スタンド | 29,980円(税込) | ||
Square キオスク | 29,980円(税込) | ||
Square レジスター | 84,980円(税込) | ||
AirPAY | 無料* *「0円スタートキャンペーン」適用の場合 通常20,167円(税込) | 無料 | |
STORES決済 | 無料* *スタンダードプラン加入の場合 通常19,800円(税込) | 3,300円(税込)* *スタンダードプラン加入の場合 無料プランあり | |
stera pack | 無料 | 無料 / 有料プランあり |
スクエアの決済端末は、手持ちのAndroidスマートフォンでも代用でき、月額固定費もかかりません。
一部サービスでは端末無料キャンペーンもありますが、条件がある場合も多いため、内容をよく確認する必要があります。
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Squareの手数料を安く抑えるための対策
スクエアは使い方次第でコストを抑えたり、手数料以上の価値を引き出せます。
手数料の数字だけを見ると高く感じる場合もありますが、全体のコストパフォーマンスや、導入メリットを含めて評価することが大切です。
ここからは、スクエアの手数料をできるだけ安く抑えるための工夫をご紹介します。
Squareの手数料を抑える3つの方法
スクエアは、ちょっとした工夫で、手数料負担を軽減することも可能です。
ここからは、誰でも取り入れやすい具体的な方法を3つ解説します。
実施中のキャンペーンを利用する
スクエアでは時期によって、端末代が無料になるキャンペーンや、特定ブランドでの手数料が割引になるプロモーションが実施されていることがあります。
【過去に行われたキャンペーンやプロモーションの一部】
- 2024年5月15日~6月28日:決済端末割引キャンペーンを実施
- 2024年11月〜:対面でのVisaとMastercardの決済手数料を3.25%から2.5%に引き下げ
- 2025年1月〜:JCB、アメリカン・エキスプレスなども手数料引き下げの対象に
キャンペーン情報は、お得な内容も多く、通常より大幅にコストを抑えられるチャンスです。
キャンペーンは、公式サイトやメールマガジンで案内されることが多いので、定期的に情報をチェックしておきましょう。
紹介プログラムを利用する
スクエアでは、既存ユーザーからの紹介でアカウントを開設すると、一定額までの手数料が無料になる特典が用意されています。
スクエアの紹介プログラムの詳しい内容は、以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
利用対象 | ・紹介を受けるユーザーが、スクエアを初めて利用する ・紹介するユーザーと、紹介を受けるユーザーの アカウント登録国が同じ |
特典内容 | 紹介を受けたユーザー、紹介したユーザーともに、どちらかを選択可能 ・10万円分までの決済手数料が無料(加入から180日間) ・スクエアリーダー、スクエアターミナル、 スクエアスタンドの2,000円引きクーポン |
対象の決済方法 | カード決済 |
利用手順 | 1. 紹介リンクを受け取る 2. そのリンク経由でSquareに登録 3. 登録後、特典を選択し、引き換え |
注意点 | ・10万円分の決済までが上限 (超過分は通常手数料) ・初回登録時に限り有効 ・紹介リンクの有効期限に注意 |
紹介プログラムは、紹介した側・された側の両方にメリットがある仕組みで、初期段階のコスト削減にとても効果的です。
SNSや店舗仲間などで、スクエアを使っている人を探して、紹介リンクを発行してもらえばすぐに利用できます。
他の決済サービスと併用する
すべての決済をスクエアに集約するのではなく、用途や決済方法に応じて他社サービスと使い分けるのもひとつの手です。
たとえば、対面決済の手数料が安いステラパックや、楽天ポイントが貯まる楽天ペイなどを一部併用すれば、取引内容ごとに手数料を最適化できます。
スクエアは、オンライン決済や請求書決済にも対応しているため、複数サービスの強みを組み合わせると、全体的なコストを抑えることが可能です。
手数料以上のメリットを引き出す活用法
スクエアの魅力は、単なる決済サービスにとどまらず、POS機能や売上管理、レポート機能が無料で使える点にもあります。
以下の表は、スクエアの活用法やメリットをまとめたものです。
活用法 | 内容 | メリット |
---|---|---|
キャッシュレス対応の利便性 | 多様な決済方法に対応 (クレカ・電子マネー・QRなど) | 顧客満足度アップ 会計時間の短縮 |
POSレジアプリの活用 | 無料で使えるSquare POSを使って、 商品登録・注文管理・会計を一括管理できる | レジ業務の効率化 人為ミスの削減 |
売上レポートの自動生成 | 日別・時間帯別・商品別など、 詳細な売上レポートを自動作成 | 売れ筋分析ができ、 仕入れや戦略に 活かせる |
在庫・スタッフ管理機能の利用 | 在庫数の確認や、スタッフごとの売上記録も 一元管理可能(一部有料オプション) | 店舗運営全体を 効率化できる |
月額費用なしで多機能を利用 | 初期費用・月額費用がかからず、 高機能なシステムを無料で使える | コストをかけずに デジタル化が進む |
これらを活用すれば、レジ業務の効率化や経営分析にも役立ち、間接的にコスト削減につながるケースもあります。
とくにPOSアプリは直感的で使いやすく、在庫管理やスタッフごとの売上分析まで可能*です。
これらの機能を活用することで、店舗運営をトータルで効率化できるため、多少の手数料を支払っても費用対効果が高いという評価をする店舗も少なくありません。
*一部有料オプションが必要な場合があります。
詳しくは公式サイトでご確認ください。
コストが気になるとき導入前に確認すべきポイント
手数料をできるだけ抑えたいなら、自分の業種や、取引規模に合った料金設定かどうかを見極めることが重要です。
スクエアは月額固定費がかからない分、少額決済が多い業態に向いています。
逆に売上規模が大きい場合は手数料の低い他社サービスのほうが有利になることもあります。
導入前には、以下のポイントを必ずチェックしましょう。
- 取引単価と取引回数のバランス
- 自分の業態に適した決済方法が対応しているか
- 入金サイクルとキャッシュフロー
- キャンペーンや特典
単純な手数料比較だけでなく、店舗運営全体にかかるコストや運用のしやすさまで考慮することが、後悔しない決済サービス選びのポイントです。
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Squareより手数料が安いおすすめ決済サービス3選
キャッシュレス決済サービスを導入する際は、手数料などの数値だけでなく、トータルコストや業務効率、顧客ニーズとの相性も含めて比較するのがポイントです。
ここからは、スクエアとよく比較される決済サービスや自店舗に合った選び方、コスト比較のシミュレーションをご紹介します。
手数料が安いサービス3選とその特徴
スクエアよりもわずかに手数料が安い、または特典があるサービスとして、以下の3つがよく挙げられます。
サービス名 | 対面決済手数料 (Visa/Mastercard) | 月額費用 | 主な特徴 |
---|---|---|---|
STORES決済 | 1.98〜3.24% | 3,300円(税込)* *スタンダードプラン加入の場合 無料プランあり | ・医療・学習塾など一部業種で 優遇プランあり ・申し込みから最短3営業日で 利用できる |
AirPAY | 2.48*〜3.24% *条件あり | 無料 | ・Apple Pay・交通系ICなど 幅広く対応 ・実質0円スタート可能 (条件あり) |
stera pack | 1.98〜3.24% | 無料 / 有料プランあり | ・プリンタ内蔵型 オールインワン端末 ・領収書発行、電子マネーも 対応可能 |
いずれのサービスもスクエアと大きな手数料差はないものの、端末性能や業種対応力、導入特典などの違いによって実質的なコスト差が生まれるため、慎重に比較するのがポイントです。
業種や店舗規模に合ったサービスの選び方
キャッシュレス決済サービスを選ぶうえで、手数料の数字だけで決めてしまうのはもったいないポイントです。
業種やお店の規模によって「向いている決済サービス」は変わります。
- 飲食・小売業など来店型の業種:交通系ICや電子マネーに強いエアペイが有利
- 高齢者の多い医療・介護施設など:ストアーズ決済の業種特化プランが活用可能
- レシート発行が必須の業種・訪問型のサービス:プリンタ一体型のステラパックが非常に便利
売上規模が月商100万円を超えるような店舗では、より低い料率の法人プランがあるサービスに切り替えることで、コスト削減効果が大きくなります。
Squareと代替サービスの比較シミュレーション
月のカード売上が50万円の場合、3.25%のスクエアと3.24%の他社サービスで、どのくらい差が出るのか、ざっくりとシュミレーションしてみましょう。
項目 | Square(3.25%) | 他社サービス(3.24%) |
---|---|---|
月の売上 | 500,000円 | 500,000円 |
手数料 | 16,250円 | 16,200円 |
差額 | 50円 |
計算すると、手数料の差はわずか月50円程度です。
しかし、端末代無料キャンペーンやポイントによる集客、早期入金などの要素を加味すると、トータルの使い勝手や実質コストには大きな差が出ることもあります。
Squareの手数料に関するよくある質問
ここからは、スクエアの手数料にまつわるよくある質問を解説します。
Squareの手数料は確定申告で経費になる?
スクエアの決済手数料は、経費として計上可能です。
たとえば、売上が1万円で、手数料として325円(3.25%)が引かれた場合、この325円は販売手数料や支払手数料として、必要経費に含めて問題ありません。
ただし、記帳や確定申告の際には、実際の売上金額と手数料の内訳がわかる書類を用意しておくことが大切です。
スクエアでは、CSV形式で明細データを出力できるため、会計ソフトに取り込んで処理するのも簡単です。
青色申告でも白色申告でも経費処理は可能なので、小規模事業者・個人事業主でも安心して利用できます。
明細や取引履歴の確認方法は?
スクエアでは、日々の取引や手数料の明細をオンライン上でいつでも確認できます。
確認方法は以下の通りです。
【Squareデータからの確認方法】
- Squareデータにログイン
- メニューから「注文と支払い」または「請求書と支払い」か「支払い」を選択
- 「取引履歴」を選択
- 日付や支払方法、店舗などを指定して、取引を絞りこみ、対象の取引を確認
- CSV形式でエクスポートして保存・印刷も可能
Square POSアプリからも取引履歴が確認できるため、スマホやタブレットからも気軽にチェックできます。
レジ締めや経理処理を効率化したい方には、非常に便利な機能です。
手数料に消費税は含まれている?
スクエアの決済手数料は「不課税」です。
つまり、表示されている3.25%や3.6%といった料率に、消費税が上乗せされることはありません。
たとえば「3.25%の手数料」であれば、それがそのままの負担額であり、追加で10%の消費税を負担する必要はありません。
ただし、決済手数料は四捨五入で計算されます。
例:
5,000円を決済すると、5,000円×3.25%=162.5
四捨五入で163円が決済手数料
5,000円ー163円=4,837円が振り込まれる
Squareの手数料が高いかどうかは“比較と相性”で決まる
スクエアの手数料は、他社と比べて若干高く感じるケースもありますが、業種や取引規模、用途によっては十分にコストパフォーマンスの高い選択肢です。
ストアーズ決済やエアペイ、ステラパックなどと比較することで、より自店舗に合ったサービス選びが可能になります。
Squareの手数料が高いと感じる理由
- 業種や1回の決済単価の違いが大きく影響する
- 客単価が低い業態では、手数料の割合が大きく、コスト負担が目立ちやすい
- 決済方法ごとに異なる手数料率を見落としやすい
他社サービスと比べてSquareは高いのか
- 対面決済の場合、スクエアの手数料はごくわずかに高いが、大きな差はない
- スクエアは、幅広い決済方法に対応しており、月額費用もかからない
- 手数料がどの程度負担に感じるかは、業種や月ごとの取引額によって異なる
Squareの手数料を安く抑えるためにできること
- キャンペーンや紹介プログラムを活用してコストを抑える
- 決済方法に応じて他社サービスと併用するのもひとつの手
- 自社の規模や業種に応じて、無理のない料金設定かを見極めることが重要
紹介特典やキャンペーン、POSや売上分析など無料で使える機能を活用すれば、手数料以上のメリットも期待できます。
手数料の仕組みや、経費処理の方法なども押さえつつ、導入前に自店舗に合った使い方を見極めることが大切です。
スクエアの強みを活かせば、コスト以上の価値を店舗運営にプラスできます。
この機会に、まずはスクエアで、キャッシュレス決済の効率化を始めてみませんか?
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