キャッシュレス決済を導入したいけれど、どのサービスを選べばいいのかお悩みではないでしょうか?
Square(スクエア)は、初期費用ゼロ・スマホひとつで使える手軽さから、多くの個人事業主や小規模店舗で注目されています。
この記事では、実際の利用者によるリアルな口コミや評判をもとに、Squareがどんな人・業種におすすめかをわかりやすく解説します。
スクエアの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
Square(スクエア)とは?基本情報と特徴
スクエアは、アメリカ発のキャッシュレス決済サービスで、日本国内では2013年から提供されています。
主にクレジットカード決済や電子マネー決済を簡単に導入できる点が魅力で、専用のカードリーダーをスマートフォンやタブレットに接続するだけで利用可能です。
初期費用がかからず、決済手数料のみで利用できるため、コストを抑えつつキャッシュレス決済を導入したい事業者に最適です。
Squareの主な特徴と機能
スクエアの主な特徴は、以下の4つです。
- シンプルな導入プロセス
申し込みから数日で利用開始可能
専用のPOSアプリをインストールし、カードリーダーを接続するだけで決済ができます - 低コストで利用可能
初期費用・月額料金が無料で、必要なのは決済手数料のみ
固定費を抑えられる点がメリットです - 幅広い業種に対応
小売店、飲食店、サービス業など、業種を問わず利用可能
ネットショップ向けのオンライン決済機能もあります - 充実したPOS機能
売上管理や在庫管理ができるPOSアプリが無料で提供されており、ビジネスの運営をサポートします
対応している決済方法と手数料
スクエアはさまざまな決済方法に対応しており、主な手数料は以下のとおりです。
決済方法 | 手数料 |
---|---|
対面 ・クレジットカード ・電子マネー ・QRコード決済 | 2.5%(条件あり)/ 3.25% |
非対面 (オンライン決済 / ブラウザ決済) ・クレジットカード | オンライン決済:3.6% ブラウザ決済:3.75% |
請求書決済 ・クレジットカード | 3.25% |
他のキャッシュレス決済サービスとの違い
スクエアは他のキャッシュレス決済サービスと比較して、以下の点で異なります。
比較項目 | スクエア | エアペイ | ストアーズ決済 |
---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 (キャンペーンあり) | 通常料金:決済端末代19,800円(税込) スタンダード:無料 フリー:決済端末代19,800円(税込) |
月額料金 | 無料(有料プランあり) | 無料 | 通常料金:無料 スタンダード:3,300円(税込) フリー:無料 |
決済手数料 | 2.5*〜3.75% *対面・条件あり | 3.24%~ | 通常料金:3.24%(クレジットカード) スタンダード:1.98%(VISA、Mastercard) 2.38%(JCB、American Express、Diners Club、Discover) フリー:2.48% |
入金サイクル | 最短翌日(みずほ・三井住友銀行の場合) その他の銀行は週1日 | 最大月6回(みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行の場合) | 手動入金:最短翌々日 自動入金:月1回 |
POS機能 | あり | あり | あり |
スクエアの強みは、導入の手軽さとPOS機能の充実さです。なかでも手軽に始めたい人や、売上管理を効率化したい人に適しています。
Squareの良い評判・口コミ
スクエアは、数多くのキャッシュレス決済サービスの中でも、とくに個人事業主や小規模店舗から支持を集めています。
「コストを抑えて導入できる」「使いやすい」といった声が多く、導入を検討する店舗にとっては魅力的な選択肢のひとつです。
- 月額利用料・振り込み手数料が無料で導入のハードルが低い
- 決済手数料がシンプルでわかりやすい
- 無料で使えるPOSレジアプリが使いやすく便利
- 入金サイクルが短くキャッシュフローに優しい
- オフラインでも利用できて安心
ここからは、スクエアに関する良い評判や口コミの内容をもとに、その特徴やメリットを解説します。
月額利用料・振り込み手数料が無料で導入のハードルが低い
スクエアの大きな魅力のひとつが、初期費用・月額利用料がかからない点です。
多くの決済サービスは、端末代や月額費用が発生することがありますが、スクエアは必要な端末(カードリーダー)のみを購入すれば、それ以外の固定費用は一切かかりません。
趣味の販売のため、キャッシュレス決済サービスの「Square」と「PayPay」を導入❗️
— おおかわてる@離婚&サイドFIRE準備中 (@okawateru) July 29, 2024
選択ポイントは初期費用と月額固定費が無料なところ
売れた分だけ決済手数料を払えば、それ以外は無料👍
売上が少ないので固定費がないのはすごく助かる💦
導入はすぐだし、無料で始められるし、素晴らしい✨
お店のキャッシュレス導入、Squareで簡単スタート!
— リッダ@金融リテラシーの押し売り (@1a0YuYxAXS14762) March 11, 2025
1️⃣ 無料アカウント作成:数分で完了
2️⃣ 審査結果をメールで受信
3️⃣ 決済端末を購入・設定
4️⃣ キャッシュレス決済スタート!
✅ 月額固定費なし
✅ 最短翌日入金
✅ カード・電子マネー・QR対応
初めてでも安心!サポート充実で導入もラクラク。
固定費がかからないため、キャッシュレス決済を初めて導入する方でも安心して始められます。
タブレットレジsquareめっちゃ良くね?
— 爆殺王(GGGGG) (@ua_dynamite) January 18, 2025
無料でしかもAndroidいけんじゃん。
クレカ、QR決済もいけるし。
iosだけだと高くつくからAndroidいけんのがデカい。
また、手持ちのスマートフォンを活用すれば、カードリーダーなど決済端末を購入することなく、キャッシュレス決済を導入できます。
売上の振り込みにかかる手数料も基本無料(※一部金融機関除く)なので、コスト面に不安がある店舗でも安心です。
決済手数料がシンプルでわかりやすい
スクエアは、決済手数料が明確で分かりやすい点でも高評価です。
物売ったり飲食したりのビジネスをやったことがないから細かいことはわからないけど、
— いたくみ @大学生投資家 (@itakumi_blog) May 7, 2024
キャッシュレスは間違いなく楽ちんでお得だと思う。
導入手数料がなんとか、なんちゃらなんちゃ言うけど、Squareを一度でいいから調べてみてほしい。
アメリカ企業っぽいシンプルさ、手数料のわかりやすさ。
小規模の会計が多いでもsquareはとてもおすすめ
— のあーる@超現実派Vtuber【4/9 PLATE UP!参加型】 (@NoirAsmr) February 11, 2025
クレカ決済で現地販売できるのはめちゃくちゃ大きい
手数料もカードで2.5%、それ以外のキャッシュレスで3.5%とかだし
意外と知らない人いるのかな🧐square
決済手数料がシンプルだと、経理処理や料金シミュレーションがしやすくなります。
実際に導入した店舗からも「わかりやすくて助かる」といった声が多く寄せられています。
無料で使えるPOSレジアプリが使いやすく便利
無料で使えるPOSレジアプリも好評です。
このアプリは、iOSやAndroid端末にインストールすることで、スマートフォンやタブレットがレジ代わりになるというものです。
Squareのアプリ、現金での会計も記録できるし原価も登録できるし、商品データベース&電卓代わりにできて助かる⋯。コミティアで試運転じゃ。
— 神雪✦デザイン&イラストとキャラ雑貨 (@kamiyuki) February 11, 2025
Squareのアプリを使うとi-phoneでそのままクレジットタッチ決済が受けられることが判明。審査が通ればpaypayも! なんと便利な時代になったことか…端末さえいらないのか。 https://t.co/uMrHj1DJWE
— 坂口惣一|あさま社|軽井沢の出版社 (@So_Sakagucci) October 23, 2024
POSレジアプリの主な機能は、以下の通りです。
- 商品登録とカテゴリ分け
- 売上・在庫管理
- 顧客情報の記録
- 売上レポート・分析
- 複数店舗管理
初心者でも直感的に操作できるデザインで「レジ周りの業務が一気に効率化できた」「無料なのに高機能でありがたい」という口コミも多数見られます。
入金サイクルが短くキャッシュフローに優しい
スクエアは、売上金の入金サイクルが短い点も大きな魅力です。
売上はすべてを癒す。Square入金サイクル早くてほんとありがたい。来年もがんばるぞっ!
— とみこ (@tomiko_tokyo) December 20, 2024
イベント出店の決済はSquareを使ってるのですが、手数料、入金周期とも、すごく助かる仕組みになってると思います
— Wata™ (@Wata_spk) August 11, 2024
時折、手数料を理由にキャッシュレスをやめる旨、書かれてるお店がありますが、入金サイクルと手数料をもっとよく見ないと機会損出だろうなと思っています
- みずほ・三井住友銀行の場合は最短翌営業日
- 他の銀行でも週1回のスピード入金
他の決済サービスでは「月末締め翌月払い」といった入金ルールが一般的な中、スクエアは、資金繰りがタイトな小規模店舗や個人事業主に優しい仕様となっています。
口コミでも「入金が早くてありがたい」「毎週入ってくるので運転資金に余裕ができた」と好評です。
オフラインでも利用できて安心
意外と知られていないのが、スクエアはオフラインでも利用できるという点です。
通信環境が一時的に悪くなっても、磁気ストライプ式のカードであれば、決済をオフラインモードで処理できます。
@kisaragi_T_A さんに教えてもらったsquareのキャッシュレス決済をお試し中。
— すながわひろゆき@みぞか号ファンブック&交通系ICカードの本 (@sunagawahiroyuk) August 17, 2023
POSレジ機能を使えば売上集計やジャーナル取れそう。
レシートプリンターと100Vバッテリーがあればレシート連動できそう。
オフライン機能使えば通信貧弱なとこでも24時間までなら行けそう。
さて、次回使ってみるか🤔
オフラインで処理した取引は、ネット接続が復旧した時点で自動的に送信・処理されるため「お会計ができない」といったトラブルを防げます。
この機能は、屋外イベントや電波の届きにくい店舗でも安心して使えると高く評価されています。
ただし、24時間以内に処理されなかった場合、期限切れで決済が無効になってしまうため、注意が必要です。
参照:オフラインモードで決済を受け付ける|Square
Squareの悪い評判・口コミ
スクエアは、コストを抑えて簡単にキャッシュレス決済を導入できる点で高評価を集めていますが、一方でいくつかの注意点や不満の声もあるようです。
導入後に後悔しないためにも、スクエアの悪い評判や口コミも、きちんと理解しておくことが大切です。
- 決済方法ごとに別途申し込み・審査が必要
- 申請する決済方法によっては審査が長引く
- サポート体制が不十分という声も
- 他社と比べて決済手数料が高め?
ここからは、スクエアを導入した人のリアルな口コミをもとに、事前に押さえておきたいポイントを解説します。
決済方法ごとに別途申し込み・審査が必要
スクエアでは、基本的なクレジットカード(VISA・Mastercard・AMEXなど)はすぐに利用できますが、JCB・Diners・Discoverや電子マネー決済(交通系IC、iD、QUICPayなど)は、別途申し込みと審査が必要になります。
Squareの支払い、デフォだとvisa master amexはいけるけどjcbは別途審査必要だった
— Tee[Mekabu (@tomvana) June 4, 2023
jcb通らないと電子マネー決済も有効にならないのなんでなん
JCB使えるところでAmex使えるのは99%以上そうだけど、Amex使えるからといってJCBも使えるとは限らない
— けびん | Ryouta Nihei (@kebin_rn) June 10, 2024
たとえばSquareはV/M/AとJ/Dでそれぞれセットになってて、V/M/Aしか審査通ってないとこではJCB使えない
「すぐにすべての決済方法が使えると思っていた」「お客様に使えない決済手段があると指摘された」といった口コミも見られました。
複数の決済手段を導入したい場合は、事前にそれぞれの申請が必要であることを理解しておく必要があります。
申請する決済方法によっては審査が長引く
JCBや電子マネー決済に関しては、審査に時間がかかることがあるという声も見受けられます。
通常は1週間〜10日程度ですが、場合によっては2〜3週間以上かかるケースもあるようです。
SquareのQRコード決済、メルペイが追加されてすぐ利用申請出したのに、3ヶ月経っても審査結果来ないんですがこれって私だけなんでしょうか…🫠
— 景虎@AtlasCode (@favofac_orig) December 5, 2024
追加された他の業者様は数日〜1ヶ月で全部通過したので、メルペイだけずっと待たされてるんですよね💭💭
squareさんのPayPay審査申し込んで追加資料も提出したけど明日中に連絡無ければデザフェスには間に合わなさそうです🐰🙇♀️💦
— 🐰ゴミ袋のゴミうさぎ🐰 (@gomi_usagi_30) November 17, 2022
1ヶ月あれば通るかと思ってました🐰💦
変わらずご使用いただけるのは各種クレカ、交通系IC、ID、Apple Pay等です!
よろしくお願いします!#デザフェス56
「申し込んでから何の連絡もなく不安だった」といった口コミもあり、スムーズに導入できなかったことへの不満も一定数あります。
導入スケジュールに余裕をもって申し込みをすることが大切です。
サポート体制が不十分という声も
スクエアは、シンプルで直感的な操作性が特徴ですが、不具合やトラブル時のサポート体制について不満の声もあります。
全て確認して対応しましたが
— 合同会社マスヤ鈴木商會@すずきやすひろ (@SGourmeT02) October 22, 2024
サポートチャットボットにも
わかんないから担当者にメールして
ときました…
サポートチームの返答は正直遅いです
Square
楽しみにお待ち頂いて他皆様
大変申し訳ありません🙇🙇🙇 pic.twitter.com/gtUmtUfNkr
Squareの決済システムの利用のために電話で問い合わせをして、担当に繋ぐので2分ほど待って下さいと言われて、もう1時間経つのだがw
— Daigo Kusano (@patentkusano) June 29, 2024
ここまで来たらどこまで待つのか試してみたい。
Squareの問い合わせ対応ひどいね。受け答えのテンプレ貼り付けるだけ。経緯とか見てない。全然信用できないな。
— ALU (@almic9603) April 7, 2023
とくに急ぎで対応が必要な場面や、技術的なトラブルが起きたときには対応の遅さがストレスになることも。
ある程度ITに慣れている人であれば、自己解決できる場面も多いですが、サポートの手厚さを重視したい方にはやや不安材料となるかもしれません。
他社と比べて決済手数料が高め?
スクエアの決済手数料はシンプルで明確な反面、他社と比べてやや割高と感じるケースもあります。
かくいう弊社はsquareを導入してるけど、手数料はまさかの3%台というかなり高い部類に入る。もちろん使いたい人には利用してもらってるけどお客さんの中には「カード会社に手数料持っていかれるんでしょ?儲けが減るだろうから現金で払いますよ」って人も全然居るからありがたいと思うね。
— ゆーーーき (@yuuki_friend) March 27, 2025
Squareの手数料が高い😭これだけで私の2〜3レッスン分。
— 翻訳コンシェルジュ®︎代々木総合英語アカデミー代表講師 松崎由起子(Yucony) (@honyakushop1) February 27, 2023
他のスクールみたいに「お支払いはおまとめ払いで銀行振込のみ!」にすれば良いんだろうけど、生徒さんの利便性を考えて、基本は毎月クレジット払いで、お申し出いただいた方だけおまとめ払いや銀行振込にご協力いただいています。 pic.twitter.com/9dknr3Y7VP
「無料で使えるのはありがたいが、決済手数料はもう少し安くしてほしい」という声も一定数見られました。
ただし、初期費用や月額利用料が無料である点を考慮すると、トータルコストで見て納得して使っている人も多いようです。
そんな中、2025年1月16日に、カード決済の手数料が引き下げられました。(条件あり)
Squareの決済手数料、JCBやAMEXも値下げになるのね(諸条件あり) pic.twitter.com/8mt1Qe6IHv
— ゆうこば – Tech Insider (@KobayashiYutaro) January 16, 2025
手数料の引き下げにより、これまで以上に導入のハードルが低くなったといえるでしょう。
Squareはどんな人・店舗におすすめ?
スクエアは、初期費用無料で手軽に導入できるため、多くの店舗で導入されています。
しかし「本当に自分の店舗に合うのか?」「他の決済サービスとどう違うのか?」と悩む方も多いでしょう。
ここからは、スクエアがどんな人や店舗に向いているのかを詳しく解説します。
小規模店舗・個人事業主
スクエアは、小規模な飲食店や美容サロン、小売店などをはじめ、個人事業主にもおすすめです。
その理由は以下の3つです。
- 初期費用が不要でリスクゼロ
専用のカードリーダーを購入するだけで利用可能
導入コストを抑えられるため、資金に余裕がない小規模店舗や個人事業主でも始めやすい - 売上管理が簡単
無料POSアプリを使えば、決済履歴や売上の分析が可能
経理や会計業務を効率化できる - オンライン決済にも対応
店頭だけでなく、オンライン請求書の発行やECサイトでの決済も可能なので、店舗運営の幅が広がる
たとえば、ネイルサロンや美容室などの予約制ビジネスでは、事前決済や後払い請求にも活用できます。
これにより、無断キャンセルや未払いリスクを軽減できます。
モバイル決済が必要な人
移動販売やイベント出店が多い人にも、スクエアは最適です。
主な活用シーンとして、以下が挙げられます。
- キッチンカーでの飲食販売
- フリーマーケット・マルシェでの出店
- 施術サービス(訪問美容、整体など)
スマホやタブレットがあれば決済可能なので、電源や専用レジがなくても運営できます。
また、決済完了後に電子レシートを発行できるため、紙のレシートを用意する手間もありません。
導入コストを抑えたい人
「キャッシュレス決済を導入したいけど、コストはできるだけ抑えたい…」そんな店舗にも、スクエアはピッタリです。
費用項目 | スクエア | 他の決済サービス |
---|---|---|
初期費用 | 無料(カードリーダー代のみ) | 端末代や導入費がかかる場合あり |
月額費用 | 無料 | 有料プランがあるサービスも |
決済手数料 | 3.25%〜 *対面決済のみ2.5%〜 (新規の方対象 / 条件あり) | 3.24%~3.74% (他サービスとほぼ同等) |
スクエアは、月額料金なし・決済手数料のみで利用できるため、固定費を抑えたい店舗に適しています。
また、手数料は決済ごとに自動で差し引かれるので、月ごとに手数料を支払う必要もなく、 会計管理もシンプルです。
POS機能も必要な店舗
スクエアは単なる決済端末ではなく、無料のPOS(販売時点情報管理)機能が利用できます。
【Square POSレジの主な機能】
- 売上管理(リアルタイムで確認可能)
- 在庫管理(商品の追加・編集が簡単)
- 顧客管理(リピーター対策に活用)
一般的に、POSシステムを導入すると月額料金が発生することが多いですが、スクエアなら無料で利用可能です。
とくに、レジ機能と決済を一体化したい店舗には大きなメリットになります。
Square導入の流れと準備するもの
キャッシュレス決済を導入することで、会計がスムーズになり、お客様の利便性が向上します。
ここからは、スクエアの導入手順や準備するもの、初期設定のポイントを分かりやすく解説します。
申し込みから利用開始までの手順
スクエアの導入は、以下の3ステップで完了します。
- Squareアカウントを作成
・Square公式サイトで無料アカウントを作成
・事業情報(業種・所在地など)と銀行口座を登録
・審査完了後、決済サービスが利用可能に - 決済端末を準備
・店舗で使う場合は「Square リーダー」または「Square スタンド」を購入
・スマートフォンやタブレットに「Square POSアプリ」をインストール - 初期設定&運用開始
・POSアプリで決済方法を設定
・売上管理やレシート発行の設定を行う
・実際にテスト決済を行い、スムーズに動作するか確認
最短即日で利用開始できるため、急いで導入したい店舗にもおすすめです。
必要な機材・環境
Squareの利用には、以下の機材や環境が必要です。
必要なもの | 内容 |
---|---|
スマートフォン/タブレット | iOSまたはAndroid対応 |
Square リーダー | クレジットカード・電子マネー決済用(約7,000円) |
Square スタンド(オプション) | iPadをセットして本格的なレジ環境を構築 |
インターネット環境 | Wi-Fiまたはモバイル通信 |
Square POSアプリ | 決済・売上管理用の無料アプリ |
手持ちのスマートフォンやタブレットでも決済を受け付けられるので、店舗用のレジ端末を持たなくても、問題なく運用できます。
初期設定のポイント
Squareをスムーズに運用するために、初期設定でチェックすべきポイントをまとめました。
- 決済手数料の確認
・クレジットカード手数料:3.25%~3.75%
・交通系IC/iD/QUICPay手数料:3.25%
▶︎▶︎対面でのクレジットカード決済は、手数料2.5%から利用可能(条件あり) - レシート設定
・電子レシートをメールやSMSで送れるよう設定する
・紙レシートを出す場合は対応プリンターが必要 - 入金サイクルの確認
・みずほ・三井住友銀行なら最短翌日に入金
・その他の銀行は、週1回の振込対応 - 売上管理機能を活用
・POSアプリ内でリアルタイム売上チェックが可能
・在庫管理や顧客情報の登録もできる
Square導入時のよくある疑問
スクエアは導入が簡単で、コストも抑えられるサービスですが、詳細を知りたいという方も多いでしょう。
ここからは、スクエア導入時によくある疑問について解説します。
分割払いやポイント還元は対応している?
スクエアでは現在、分割払いには対応しておらず、一括払いのみの取り扱いとなっています。
そのため、スクエアのシステム上は一括決済となりますが、カード利用者がカード会社に分割払いを申請することは可能です。
一方で、クレジットカード会社ごとのポイント還元には対応しています。
たとえば、楽天カードであれば楽天ポイント、JCBカードならOki Dokiポイントなど、各カード会社の基準に沿ってポイントが付与されます。
ポイント還元については、店舗側が特別な設定や申請を行う必要はありません。
決済が通常通り完了すれば、お客様は自動的に自分のカード会社からポイントを受け取れます。
参照:分割払いについて|Square
売上レポートはどこまで詳しく見られる?
スクエアの売上レポート機能は無料で利用でき、リアルタイムで詳細な売上データを確認できます。
【確認できる売上情報】
- 日別・週別・月別の売上
- 商品ごとの売上ランキング
- 支払い方法別の売上比率
- 時間帯別の売上傾向
【活用例】
- 売れ筋商品を分析して、仕入れやメニュー改定に活かす
- 時間帯別の売上データから、スタッフのシフトを調整する
- 現金・カード・電子マネーの比率を見て、適切な支払い方法を案内する
スクエアは、追加コストなしで売上管理ができるのが大きなメリットです。
解約時に解約金は発生する?
スクエアの解約時に、違約金や解約手数料は一切発生しません。
サブスクリプション型の決済サービスとは異なり、スクエアは完全従量課金制(決済が発生したときのみ手数料がかかる)のため、固定費の負担がありません。
【解約のポイント】
- 解約金・違約金なし
- 契約期間の縛りもなし
- アカウントをそのまま保持しておくことも可能
- 再開時も追加の手続きなし
たとえば「一時的にSquareの利用を停止したい」という場合でも、アカウントを削除せずにそのままにしておけば、再開時にスムーズに使えます。
まとめ:Squareの口コミ・評価を参考に最適な決済サービスを選ぼう!
スクエアは、初期費用ゼロ・月額料金無料で導入できるキャッシュレス決済サービスとして、多くの小規模店舗や個人事業主に選ばれています。
口コミでは、導入の手軽さやPOS機能の充実度が高く評価されており、とくに飲食店・小売店・美容サロン・移動販売業などにおすすめです。
スクエアの基本情報と特徴
- アメリカ発のキャッシュレス決済サービスで、日本国内では2013年から提供開始
- 初期費用・月額利用料がかからず、決済手数料のみで利用可能
- コストを抑えつつ、キャッシュレス決済を導入したい個人事業主や小規模店舗から人気のサービス
スクエアの良い評判 / 悪い評判
- 固定費がかからず、入金サイクルが早いのがとくに好評
- 審査が長引いたり、サポート体制が不十分といった声も
- 手数料の高いとの声もあるが、一部手数料が引き下げられたため、よりお得に利用できるようになった
スクエアがおすすめの人・店舗
- 初期費用や月額費用などのコストを抑えられるため、小規模店舗や個人事業主にとくにおすすめ
- スマホやタブレットでの決済も可能なので、イベント出店や移動販売にも最適
- POS機能を活用した売上管理をしたい、店舗の運営をより効率化したい人にもピッタリ
導入の流れとよくある疑問
- アカウント作成後、端末準備・初期設定をすれば、すぐにキャッシュレス決済を受け付けられる
- 売上分析やポイント還元に対応し、売上管理が簡単に行える
- 契約の縛りや解約金がないため、初めてのキャッシュレス導入にもピッタリ
コストや手間を抑えてキャッシュレス決済を導入したい方は、スクエアを選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか?
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