Square(スクエア)の申込ページを見ると、多くの人がまず気になるのが「個人事業主じゃない自分でも登録できるのか?」「開業届を出していないけれど審査に通るのか?」という点ではないでしょうか。
結論からお伝えすると、Squareは個人事業主以外(会社員の副業・法人・主婦・学生など)でも申込可能な決済サービスです。開業届がなくても登録できますし、初期費用・月額固定費もかかりません。
この記事では、当編集部が運営するMIKI TAO SAUNA(法人)でSquareを2025年7月に導入した実体験をベースに、開業届なしでSquareに申し込むときの必要書類・登録手順・審査で見られるポイント・落ちやすいケース・他社との比較までをまとめて解説します。
後藤廉個人事業主の方や副業中の方が一番気にされるのは、「開業届を出していなくて本当に審査に通るのか」「個人申込で書類が足りないと言われないか」だと思います。
当編集部ではサウナ事業を立ち上げる際にSquareを2025年7月に導入していて、申込から2日で審査通過しました。あわせて検討したエアペイは審査落ち。事業実績や法人格の有無に関わらず、Squareは「事業実態が伝わる事業内容欄」が書けていれば通るタイプの審査だと感じています。
本記事では、個人申込・開業届なしの方が申込時に押さえておくべきポイントを、当編集部の実体験とあわせて解説していきます。
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Squareは個人事業主じゃなくても・開業届なしでも使える
Square(スクエア)は、開業届を出していない・個人事業主登録をしていない人でも申込できる決済サービスです。Squareの申込フォームには「個人」「法人」の選択肢があり、ここで「個人」を選んだうえで開業届なしでも登録を進められます。
具体的には、次のいずれの立場でも登録対象になります。
- 副業中の会社員
- 主婦・主夫(フリマ販売や教室運営など)
- 学生(家庭教師・物販・ハンドメイド販売など)
- 退職後にフリーランス活動を始めた人
- 法人成り前の個人事業主予備軍
- 法人(株式会社・合同会社)
Squareが審査で見ているのは「事業実態が継続的に存在するかどうか」「禁止業種に該当していないか」が中心で、「開業届を出しているか」自体は登録の必須要件ではありません。これは公式FAQでも明示されています。
Squareアカウントの開設には、開業届の提出は必須ではありません。事業実態が確認でき、利用規約に違反しない事業内容であれば、個人・法人を問わず申込いただけます。
出典:Square公式|アカウントの申込審査に関するFAQ
後藤廉実際、当社(MIKI TAO SAUNA運営法人)でSquareを申し込んだときも、開業届の提出は求められませんでした。法人登記簿(履歴事項全部証明書)と本人確認書類だけで完結しています。
「個人事業主の登録自体がまだ済んでいなくても、Squareは使い始められる」というのは、副業や開業準備期の方には朗報だと思います。
「個人事業主じゃなくても利用できる」根拠
Squareの公式ヘルプには、申込条件として「日本国内在住で18歳以上」「日本国内の銀行口座を持っている」「禁止業種に該当しない」の3点が明記されています。個人事業主としての届出(開業届の提出)は登録条件には含まれていません。
実際、Squareの申込フォームでは「個人」を選択すると以下の情報の入力で登録が進みます。
- 氏名(本人確認書類と一致すること)
- 生年月日
- 自宅住所
- 連絡先電話番号
- 事業内容(業種カテゴリの選択と簡単な説明文)
- 振込先銀行口座
開業届に書く屋号や事業所所在地の項目はあくまで任意で、未記入のまま進めても審査が止まることはありません。屋号がない場合は本名のままで申込できます。
「開業届なしで利用できる」根拠
Squareは決済代行業者として「金融商品取引法」「割賦販売法」「資金決済法」等の法令に基づき審査を行っています。これらの法令上、加盟店契約に開業届の提出は義務付けられていません。
一方、楽天ペイ・stera pack・JMSなどの一部の決済代行は、法人格や開業届の写しを審査書類に求めるケースがあります。「開業届なしで申し込みたい」という条件を最優先するなら、Square・STORES決済・SumUp あたりが現実的な選択肢になります。
こういう人にSquareは特におすすめ
開業届なし・個人事業主登録なしの状態でも、以下のような方には特にSquareがフィットしやすいです。
- ハンドメイド作品をマルシェやイベントで対面販売する人
- 自宅サロン・出張サロンで月数十件規模の小口決済が発生する人
- 開業届を出す前の試運転期間(PoC期間)にカード決済を試したい人
- 副業として教室・コーチング・パーソナルトレーニングを行っている人
- 友人の店を間借りで土日だけ運営しているケース
これらは月の決済件数が少ない/不定期に発生する/法人レベルの実績がまだないといったケースですが、Squareは初期費用・月額固定費なしなので「まず始めて売れた分だけ手数料を払う」運用ができます。
Squareを個人事業主じゃなくても登録できる仕組み|法人・会社員・副業すべて対象
Squareは「個人」「法人」のどちらでも申し込める決済サービスです。さらに「個人」枠の中で、開業届の有無を問わず申込が可能になっており、副業・主婦・学生・退職後のフリーランスなど多様な立場の方を対象にしています。

「個人」で申し込む場合の入力項目
Squareの申込画面で「個人」を選択すると、以下の項目を入力します。
| 入力項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 氏名 | 本人確認書類と一致する漢字氏名 | カタカナ・英字フィールドあり |
| 生年月日 | 西暦 | — |
| 自宅住所 | 都道府県〜建物名・部屋番号 | 本人確認書類記載の住所 |
| 連絡先電話番号 | 携帯可 | SMS認証あり |
| 事業内容(業種カテゴリ) | プルダウンから選択 | 該当近いものを選ぶ |
| 事業内容(フリーテキスト) | 1〜2行の事業説明 | 「自宅サロンでパーソナル指導」等 |
| 取扱商品・サービスの単価 | 平均単価レンジ | 5,000円・1万円など |
| 月の想定売上 | レンジ選択 | 10万円未満〜100万円超 |
| 振込先銀行口座 | 本人名義口座 | 屋号付き口座は別途確認あり |
ここで重要なのは、開業届に書く屋号や事業所所在地の入力は任意である点です。屋号がなければ本名で申込でOK、事業所がなければ自宅住所のままでOKです。
「法人」で申し込む場合の入力項目
法人で申し込む場合は、上記に加えて以下を入力します。
- 法人名(履歴事項全部証明書と一致)
- 法人番号(13桁の国税庁発番)
- 代表者氏名・生年月日
- 法人所在地
- 事業内容
- 法人の銀行口座(屋号口座可)
法人申込では、追加で履歴事項全部証明書(または現在事項全部証明書)の写しをアップロードします。3か月以内発行のものが推奨されます。
後藤廉MIKI TAO SAUNAは法人申込で進めましたが、追加で求められたのは履歴事項全部証明書のPDFのみでした。決算書や事業計画書は不要だったので、法人設立直後の事業者でも申込しやすい印象です。
副業会社員でも申し込めるか
「会社員の副業でSquareを使えるか」は実際によくある質問ですが、Squareの公式FAQでは副業利用に制限はありませんと明記されています。次のような副業ケースでも実際に使われています。
- 平日勤務・週末ハンドメイドマルシェ出店
- 平日勤務・週末出張サウナ/パーソナルトレーニング
- 平日勤務・夜間オンライン教室+月1回対面イベント
- 主婦のフリマ販売
副業の場合、勤務先には基本的にSquare利用は通知されません。決済通知や売上明細はSquare内のダッシュボードと登録メールにしか届かないため、勤務先にバレる経路は通常存在しません(住民税申告経由の確定申告については別途自己管理)。
屋号なし・店舗なしでも申し込めるか
「屋号も店舗もないけれど申し込みたい」という相談もよく受けますが、Squareは屋号なし・店舗なし・自宅住所のみでも申込可能です。実際、副業・出張サービス系の事業者は店舗を持たないケースが多く、Squareのターゲット層と一致しています。
ただし、自宅住所で申し込むと「審査時の事業実態確認のため、追加で名刺・SNS・ホームページ等の資料を求められる」場合があります。SNSアカウントや簡単なポートフォリオサイトを作っておくと、審査がスムーズに進みやすくなります。
開業届なしでSquareに登録するときに必要な書類と入力項目
Squareは開業届を出していない方でも申込可能ですが、本人確認書類(個人)または法人確認書類(法人)の提出は必須です。事前に揃えておくと申込から最短即日〜2営業日で審査が完了します。
個人申込で必要な書類一覧
Squareの個人申込で受け付けている本人確認書類は次のとおりです(いずれか1点)。
- 運転免許証(表裏両面)
- マイナンバーカード(表面のみ/個人番号面はNG)
- パスポート(顔写真ページと住所記載ページ)
- 在留カード/特別永住者証明書
- 運転経歴証明書
このうち運転免許証またはマイナンバーカードが最もスムーズで、当日中の審査通過事例が多いです。
書類の写真は次の点に注意します。
- 全体が画面内に収まっていること(角が切れていない)
- 文字がはっきり読み取れること(ぼかし・ハレーション・反射に注意)
- 撮影日が3か月以内(マイナンバーカード等の有効期限内)
- 表裏両面が必要な書類は両方撮影
ご提出いただく本人確認書類は、有効期限内かつ記載内容が現在の住所・氏名と一致するものをご用意ください。書類の四隅が見える状態で、文字がはっきり読み取れる写真を撮影してください。
出典:Square公式|本人確認書類の提出ガイド
法人申込で必要な書類一覧
法人申込ではさらに以下が必要です。
- 履歴事項全部証明書(現在事項全部証明書)の写し(発行3か月以内)
- 代表者の本人確認書類(個人申込と同じ)
法人銀行口座は屋号付き口座でも問題ありません。Squareは口座名義の確認も自動化されているため、ネットバンキングのスクリーンショットなどは不要です。
開業届を「持っている人」が任意で添付すると審査が早まるか
開業届なしで申込できるとはいえ、「開業届を任意添付すると審査が早まるか」もよく聞かれます。
結論としては、開業届の任意添付で審査スピードが大幅に変わる事例は確認されていないものの、副業・自宅サロンなど事業実態が外部から見えにくいケースでは、開業届を添付したほうが審査担当者の判断材料が増えるため、結果的にスムーズに進むことがあります。
すでに開業届を提出済みの方は、税務署の受付印付き写しをアップロードしておく価値があります。
申込時に求められる事業情報のコツ
Squareの申込フォームで意外とつまずきやすいのが「事業内容のフリーテキスト欄」です。曖昧に書くと審査で確認連絡が入り、最大1週間ほど遅れる原因になります。
書き方のコツは次のとおりです。
- 誰に何を提供しているかが1文で伝わるように書く(例「自宅サロンで30〜50代女性向けのアロママッサージを提供」)
- 販売チャネルを明記する(例「マルシェイベントでの対面販売およびオンラインショップ」)
- 取扱商品の代表例を1〜2つ書く(例「ハンドメイドアクセサリー(ピアス・ネックレス)」)
- 副業の場合はその旨も記載(例「平日は会社員、週末に出張パーソナルトレーニングを副業として実施」)
審査担当者は1日に数百件の申込を見ているので、5秒で「何屋さんかわかる」ように書くのがポイントです。
開業届なしでSquareを登録する5ステップ手順【画像つき】
Squareの登録は、最短10分程度で完了します。実際の申込フローを画面キャプチャ付きで解説します。
ステップ1|Square公式サイトでアカウント作成
Square公式サイト(https://squareup.com/jp/ja)にアクセスし、右上の「無料で始める」ボタンをクリックします。
メールアドレスとパスワードを入力し、利用規約・プライバシーポリシーに同意してアカウントを作成します。この時点ではまだ審査は始まらず、ダッシュボードへのログイン情報が発行されるだけの段階です。

ステップ2|事業情報を入力
ダッシュボードにログイン後、「アカウント設定」または「申込を完了する」というガイドに従い、事業情報を入力します。ここでH2-2で説明した入力項目(氏名・住所・事業内容・銀行口座など)を順番に登録していきます。
入力途中で保存できるので、書類の写真撮影や事業説明文の準備が必要な場合は、いったん保存して後で再開可能です。

ステップ3|本人確認書類のアップロード
スマートフォンで撮影した本人確認書類をアップロードします。スマホの場合はその場でカメラ起動→撮影→自動アップロードが可能で、書類の枠検出機能もあるため位置合わせは簡単です。
法人の場合は、ここで履歴事項全部証明書のPDFも併せてアップロードします。

ステップ4|銀行口座の登録
振込先の銀行口座を登録します。個人申込なら本人名義口座、法人申込なら法人口座です。口座情報は次のとおり入力します。
- 銀行名(プルダウン選択)
- 支店名(プルダウン選択)
- 口座種別(普通/当座)
- 口座番号(7桁)
- 口座名義(カタカナ)
口座番号と名義の整合性は自動チェックされるため、入力ミスがあるとここで弾かれます。
後藤廉ここで「口座名義のカタカナ」を間違えるとそのまま審査ストップになります。法人の場合は「カ)●●●」「●●●(カ」のような表記揺れに注意してください。
ステップ5|申込完了→審査結果を待つ
すべての入力とアップロードが完了したら「申込を送信」ボタンを押します。送信後、登録メールアドレス宛に「申込受付完了」のメールが届きます。
審査結果は最短即日、長くても2〜5営業日で「審査完了のお知らせ」メールとして届きます。審査通過後は、Squareダッシュボードで決済リンクの作成・カードリーダーの注文・スマホタッチ決済のセットアップなどがすぐに行えるようになります。
【実体験】サウナ事業立ち上げ時にSquareを導入|個人事業主・開業届なしの読者にも参考になるポイント
ここからは、当編集部が運営するMIKI TAO SAUNAでSquareを2025年7月に導入した実体験をベースに、個人事業主や開業届なしで申し込む読者の方が参考にできるポイントをお伝えします。
当編集部は法人申込で進めましたが、Squareの申込フローは個人申込・法人申込で共通部分が多く、書類の数だけ見れば個人申込のほうがシンプルです。法人で経験した審査スピードや事業内容欄の書き方は、個人事業主・副業の方でも同じように参考にしていただけます。

申込から審査完了まで2日|個人申込ならさらにシンプル
当編集部がSquareを申し込んだのは2025年7月。提出した書類は以下の3点でした。
- 法人の履歴事項全部証明書(PDF・法人申込時のみ必要)
- 代表者の運転免許証
- 事業用銀行口座の情報
申込ボタンを押してから、Squareから「審査完了のお知らせ」メールが届くまで約2日でした。事業内容欄には「サウナ施設の運営および関連物販」と記入し、平均客単価は5,000〜10,000円レンジで申告しています。
個人事業主・開業届なしの方の場合、上記の書類のうち履歴事項全部証明書は不要になり、本人確認書類1点と銀行口座情報だけで申込が完結します。書類数が少ない分、書類撮影・アップロードでのつまずきは少なく、運用半年の周囲ケースを見ても個人申込で2〜3営業日で承認されているケースがほとんどです。
後藤廉あわせて検討していたエアペイは審査に通らず、結果的にSquareの一択になりました。法人格や店舗実態がある状態でも落ちるくらいなので、開業届なし・個人事業主で申し込みたい方ほど、第一選択はSquareにしておくのが安全です。
個人事業主の知人2名にも同じタイミングで申し込んでもらいましたが、どちらも2〜3日で審査通過していて、Squareの審査が「法人かどうか」より「事業内容が明確に伝わるかどうか」を見ている印象を強く受けました。
個人事業主・副業ならSquare Readerの一択でOK
Squareには複数の端末があり、用途に応じて以下から選べます。
| 端末名 | 価格(税込) | 主な特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| Square Reader | 4,980円 | 小型・Bluetooth接続 | 個人事業主・副業・自宅サロン・出張サービス |
| Square Stand | 39,980円 | iPad固定型・レジ機能 | 個人事業の常設店舗・物販店 |
| Square Terminal | 46,980円 | 一体型・自立可能 | 屋外イベント・移動式店舗 |
| Square Register | 84,980円 | 完全独立型レジ | 法人+複数スタッフ運営 |

個人事業主・副業の方にとっては、初期コストとモバイル運用しやすさのバランスでSquare Readerが第一選択になります。当編集部のサウナ事業もカウンターの省スペース化を優先してSquare Readerを選びましたが、副業マルシェ出店・出張サロン・自宅教室など「持ち運びが必要なシーン」では特に強みが出る端末です。
Square ReaderはスマートフォンとBluetoothで接続し、設置工事も不要。手のひらサイズなのでバッグやポーチにそのまま入ります。月数件しか使わない副業でも、4,980円の初期コストで完結するので、Square Stand以上の高額端末を購入する必要はありません。
スマホタッチ決済(Tap to Pay)|端末を買わずに始めたい個人事業主に最適
個人事業主・副業の方に特におすすめしたいのが、Square Readerすら買わずにスマホ単体で決済できるタッチ決済機能(Tap to Pay)です。
iPhoneのNFC機能を使ってSquareアプリ単体でタッチ決済を受け付けられるため、まずは初期費用ゼロ円でSquareを始められます。「決済件数が少ないうちはSquare Readerすら買いたくない」「とりあえず試してみたい」という個人事業主には理想的な始め方です。
後藤廉当編集部でも当初はSquare Readerをメインに使うつもりでしたが、運用してみるとスマホタッチ決済の手軽さがクセになり、決済の半分以上はスマホタッチ決済で済んでいます。
個人事業主・副業の方の場合は、まずアプリだけでタッチ決済を試してみて、決済件数が増えてきたら4,980円のSquare Readerを買い足すくらいの順序がコスパ良いです。Square ReaderはNFC非対応のクレカ・デビットカードにも対応しているので、お客様層が幅広い場合は早めに買い足しておくと取りこぼしが減ります。
運用後の決済比率|Squareは全体の約2割、PayPay合算で約3割
参考までに、運用半年時点での当編集部サウナ事業の決済比率は次のような構成になっています。
| 決済手段 | 比率 |
|---|---|
| 現金 | 約60〜65% |
| Square(クレカ・タッチ決済) | 約20% |
| PayPay(QR決済) | 約10〜15% |
| その他(銀行振込・回数券前払い) | 残り |
サウナ業態は対面客単価が比較的高く現金比率も残りますが、SquareとPayPay合算で約3割の決済を吸収できています。「個人事業主・副業の規模だと決済件数が少ないからSquareを入れる意味があるのか」と迷う方もいますが、月数件レベルでもSquareを入れていなかったら取りこぼしていた売上は確実に発生します。月額固定費がゼロなので、件数が少ない方ほど導入リスクが低い決済サービスです。
個人事業主目線でSquareを使ってわかった良かった点・微妙だった点
実際の運用ベースで、特に個人事業主・副業・開業届なしの方が気になりやすいポイントをまとめます。
良かった点
- 申込から審査完了までが2日と速い(個人申込でも同等)
- 月額固定費・初期費用ゼロで、件数が少ない時期の負担がない
- スマホタッチ決済(Tap to Pay)で端末を買わずに始められる
- ダッシュボードが見やすく、確定申告時の売上集計が楽(CSVエクスポート対応)
- 入金サイクルが翌営業日(楽天銀行は当日)で資金繰りに優しい
- 取扱業種が広く、副業・自宅サロン・マルシェ出店でも審査が通りやすい
微妙だった点
- 決済音(ピッ音)がやや小さく、混雑時は聞き取りづらいことがある
- Square Readerのバッテリー持ちは1日営業なら問題ないが、充電を忘れがち(スマホタッチ決済が保険になる)
- 紙レシートを発行したい場合はSquare Stand以上の端末が必要(電子レシートはメール・SMS送信可)
- 1回30万円超の高額決済は事前に上限引き上げ申請が必要
個人事業主・副業の方の場合、特に「月額固定費がゼロ」「スマホ単体で始められる」「確定申告用のCSVが取れる」の3点が大きく効いてきます。微妙な点もスマホタッチ決済や電子レシートで補える範囲なので、初めての決済サービス導入としてはバランスが取れた選択肢だと感じています。
Squareの個人利用・開業届なし登録で審査落ちする業種・ケース
Squareは多くのケースで申込可能ですが、いくつか審査に通りにくい業種や状況があります。事前に把握しておけば、申込時のトラブルを避けられます。
利用規約で禁止されている業種一覧
Square公式の利用規約では、次のような業種を禁止業種としています(抜粋)。
- アダルト関連商品・サービス
- たばこ・電子タバコの通信販売
- 武器・弾薬・銃砲類
- 違法薬物・偽造品・知的財産権侵害物
- ねずみ講・マルチ商法
- ギャンブル関連サービス
- 出会い系・マッチング系の対価サービス
- 占い・霊感商法(一部)
- 仮想通貨・電子マネーの売買仲介
これらの業種は申込時点で審査落ちが確定するため、Squareでは登録できません。
Squareでは、利用規約および各種法令に基づき、特定の商品・サービスの取扱いを禁止しています。禁止商品およびサービスを取り扱う事業者については、アカウントの開設・継続をお断りする場合があります。
出典:Square公式|利用規約・禁止商品およびサービス一覧
「特定継続的役務提供」業種は要注意
エステ・美容医療・語学教室・学習塾・パソコン教室・結婚相手紹介サービス・家庭教師の7業種は、特定商取引法の「特定継続的役務提供」に該当し、Squareでは事前審査が厳しくなります。
特定継続的役務提供業種では、事業者と消費者の間でクーリングオフ・中途解約等のトラブルが起きやすいため、Squareは「個人申込」「開業届なし」「事業実績ゼロ」の組み合わせだと審査通過が難しくなる傾向があります。
これらの業種で開業届なし申込を検討している場合は、別の決済代行(後述のSTORES決済やAirペイなど)も並行で検討するのが安全です。
売上規模が極端に大きいと別審査になるケース
「月商1,000万円超」「客単価10万円超」など、売上規模が大きい事業者は、Squareの自動審査ではなく個別審査に回るため、追加で事業計画書や財務資料の提出を求められることがあります。
大きな売上規模を申告する場合は、申込時に「正確に」「裏付けがある数字で」記載するのがポイントです。実態と乖離した数字を書くと、後の追加書類提出フェーズで時間がかかってしまいます。
過去にSquareアカウントを凍結されている人は要注意
過去にSquareアカウントの凍結・利用停止を受けたことがある人が、別の名義で再申込してもSquareは独自の信用情報データベースで弾く仕組みがあるため、再開設は基本的に難しいです。
家族名義などで再申込する場合も、住所・電話番号・銀行口座などが共通していると関連付けられてしまいます。過去に凍結歴がある場合は、別の決済代行(STORES決済・SumUp等)を検討してください。
個人で複数アカウント開設は不可
Squareは1名義につき1アカウントが原則です。事業を複数営んでいて「カフェと教室で別管理したい」という場合は、1アカウント内のロケーション機能で分けることになります。
複数アカウントを作ってしまうと、後の運用で売上集計や入金管理が分断され、最悪ロックされる可能性があります。複数事業を1アカウントで運用する設計が標準です。
個人事業主じゃない人がSquareを使うメリット・デメリット
開業届を出していない・個人事業主登録をしていない方がSquareを使う場合のメリット・デメリットを整理します。
メリット①初期費用・月額固定費がゼロ
Squareは決済端末(Square Reader)の購入費4,980円を除けば、初期費用・月額固定費が一切かかりません。
他社決済代行(楽天ペイ・stera packなど)には月額利用料が発生するプランも多いため、「売上がまだ少ない時期は固定費を抱えたくない」という副業・小規模事業者にとっては大きなメリットです。
メリット②審査が速く(最短当日〜2営業日)申込から導入までが短い
H2-5で紹介したMIKI TAO SAUNAの実例でも、申込から約2日で審査完了しました。エアペイ・楽天ペイ・stera packなどは1〜3週間かかるケースもあるため、Squareの審査スピードはイベント・マルシェ・期間限定店舗など「今月中に決済導入したい」ニーズに強いです。
メリット③スマホタッチ決済(Tap to Pay)が標準搭載
iPhoneのNFC機能を使ったタッチ決済が標準搭載されており、カードリーダーすら不要で決済を始められます。マルシェ出店・出張サービス・自宅サロンなど、レジを置く場所が限られる業態には特にフィットします。
メリット④翌営業日入金(楽天銀行は当日)
Squareは振込先口座を楽天銀行にすれば当日入金、それ以外の銀行でも翌営業日には振り込まれます。月1〜2回入金の他社サービスに比べて、資金繰りが圧倒的に楽になります。
デメリット①レシート印刷にはStand以上が必要
Square Reader単独ではレシートが電子配信のみで、紙レシートを発行したい場合はSquare Stand以上の端末が必要になります。「対面販売で紙レシートが必須」という業態は要注意です。
デメリット②高額決済(30万円超)は別審査
1回あたり30万円を超える決済を行う場合、Square内で別途上限引き上げ申請が必要です。高額商品を扱う事業者は、申込時にあらかじめ運営に相談しておくとスムーズです。
デメリット③決済音が小さい
Square Readerの決済音はやや控えめで、ピーク帯のレジで聞き逃すことがあります。スピーカー外付けやスマホ音量で補う必要があります。
デメリット④電話サポートが平日のみ
Squareの電話サポートは平日10時〜18時のみで、土日のトラブルはチャットサポート対応になります。営業日が土日メインの業態では、別途万一に備えた現金対応の運用が必要です。
Square以外の選択肢|開業届なしでも使える決済端末を比較
「開業届なしで申込可能」という条件で、Square以外の主要な決済端末を比較します。

STORES決済|開業届なし対応・月額無料
STORES決済(旧Coiney)は、Square同様に開業届なしで申込可能な決済端末です。月額固定費もゼロで、Squareと並ぶ「副業・小規模事業者向け」の代表的な選択肢です。
| 項目 | STORES決済 |
|---|---|
| 月額固定費 | 0円 |
| 端末価格 | 19,800円(キャンペーンで無料配布あり) |
| 決済手数料 | 1.98%〜(Visa/Master)/3.24%〜(その他) |
| 入金サイクル | 自動入金で翌月末/手動入金で随時 |
| 審査期間 | 5〜10営業日 |
| 開業届 | 不要 |
SumUp|端末3,980円・最短当日審査
SumUpは欧州発の決済端末で、端末価格3,980円と業界最安級。申込から審査完了まで最短当日で、Squareより短いケースもあります。
ただし日本国内のサポート体制はまだSquare・STORESほど厚くなく、トラブル対応は英語ベースになるシーンもあります。
エアペイ(Airペイ)|開業届なしは審査やや厳しめ
エアペイは大手リクルートが提供する決済端末で、月額固定費0円・iPad/iPhoneと連携して使います。ただし審査は他社よりやや厳しく、開業届なし・個人事業主未届の状態だと審査落ちの確率が上がります。
後藤廉MIKI TAO SAUNA(法人)でも実際に審査落ちしたのがエアペイです。法人格・店舗実態がある状態でも落ちることはあるので、「Airペイで通れば品質保証」みたいな立ち位置で見ています。
逆に、副業・自宅サロン・開業準備中などのケースでは、まずSquareかSTORES決済から入り、事業実績が積み上がってからエアペイに乗り換えるのが現実的なルートです。
stera pack|法人+一定規模以上が前提
stera packは三井住友カードが提供するハイエンドな決済端末で、月額3,300円〜の固定費があります。多通貨・QR・電マ・ポイント・タッチ決済まで1台で完結する高機能タイプですが、個人申込や開業届なしでの審査は通らない前提です。
法人+一定の事業実績がある事業者にはおすすめですが、開業届なしの方の選択肢からは外れます。
楽天ペイ|法人推奨・申込から導入まで2〜3週間
楽天ペイは楽天銀行と組み合わせると当日入金になるなどメリットもありますが、申込から導入までが2〜3週間と長めで、開業届なしの個人申込はまれに時間がかかるケースがあります。
楽天市場と連携している事業者(ECショップ+実店舗)にはフィットしますが、それ以外の業態ではSquareのほうが運用負担が軽い場合が多いです。
まとめ|開業届なしの第一選択は「Square」、次点が「STORES決済」「SumUp」
開業届なしで申込・運用したい場合、第一選択はSquare、次点でSTORES決済・SumUpという順序が現実的です。
| 端末 | 月額 | 端末価格 | 審査スピード | 開業届なし |
|---|---|---|---|---|
| Square | 0円 | 4,980円 | 即日〜2営業日 | ◯ |
| STORES決済 | 0円 | 19,800円 | 5〜10営業日 | ◯ |
| SumUp | 0円 | 3,980円 | 即日〜 | ◯ |
| エアペイ | 0円 | 0円 | 7〜14営業日 | △ |
| stera pack | 3,300円〜 | 別途 | 14〜30営業日 | × |
| 楽天ペイ | 0円 | 19,800円 | 14〜21営業日 | △ |
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Square個人利用に関するよくある質問【FAQ】
開業届なし・個人事業主以外でSquareを使う場合によく寄せられる質問をまとめました。
Q. 学生でもSquareは申込できますか?
A. 申込可能です。18歳以上の日本国内在住者であれば、学生・主婦・無職でも申込対象になります。事業内容欄に「家庭教師」「ハンドメイド販売」「イベント出店」など具体的な活動を記入してください。
Q. 副業利用が会社にバレることはありますか?
A. Squareのシステムから勤務先に通知される経路はありません。Squareから送信されるのは登録メールアドレス宛の通知のみで、勤務先に何かが届くことはありません。住民税の扱いについては別途、確定申告時に「自分で納付」を選ぶなどの対応が必要です。
Q. 開業届を出していなくても確定申告は必要ですか?
A. 副業や小規模事業の場合、所得が年20万円を超えると確定申告の対象となります(給与所得者の場合)。Squareの売上は売上明細としてダッシュボードからCSVエクスポートできるので、年末に集計して申告に使えます。
Q. 屋号がない状態で申し込めますか?
A. 屋号は任意項目で、未入力でも申込できます。事業者名は本名のままでも問題なく、後から屋号を追加することも可能です。
Q. 個人申込→法人成り後の引継ぎはできますか?
A. 個人で取得したアカウントを法人アカウントに切り替えることは原則できません。法人成りしたタイミングで法人申込として新規アカウントを開設し、個人アカウントは段階的に閉鎖する形になります。
Q. アカウント審査に落ちたら再申込できますか?
A. 再申込は可能ですが、初回と同じ条件で再申込しても結果は変わらない可能性が高いです。事業内容・書類の不備・業種カテゴリの選択ミスなど、落ちた原因を見直してから再申込してください。
Q. 法人銀行口座がなくても法人申込できますか?
A. 法人申込には法人名義の銀行口座が必須です。法人設立後すぐで法人口座未開設の場合は、まず銀行で法人口座を作成してからSquareに申し込んでください。
Q. 1人で複数の事業をしている場合は?
A. 1名義につきSquareアカウントは1つですが、アカウント内の「ロケーション機能」で複数店舗・複数事業を分けて管理できます。売上分析・スタッフ権限なども店舗ごとに設定可能です。
まとめ|Squareは個人事業主・開業届なしでも始められる決済サービス
ここまでの内容をまとめます。
- Squareは個人事業主じゃなくても・開業届なしでも申込可能な決済サービス
- 申込条件は「18歳以上・日本国内在住・国内銀行口座保有・禁止業種でない」の4点
- 個人申込・法人申込どちらも可能で、副業会社員・主婦・学生・退職後フリーランスなど多様な立場が対象
- 申込から審査完了まで最短即日〜2営業日とスピーディ
- 月額固定費・初期費用ゼロ、決済手数料は3.25%〜
- 当編集部のサウナ事業(MIKI TAO SAUNA・法人申込)でも約2日で審査通過、Square Reader+スマホタッチ決済で運用中
- エアペイ審査落ち→Squareへの乗り換えは現実的な選択肢
- 開業届なしの第一選択はSquare、次点でSTORES決済・SumUp
副業・小規模事業・開業準備中の方は、まずSquareから決済導入を始めて、事業規模が拡大してからAirペイ・stera packなど高機能サービスへ移行するルートが、コスト・運用負担・審査リスクのバランスが最も取れた進め方です。
後藤廉Squareは「まず始めて、売れた分だけ手数料を払う」モデルなので、副業・新規開業のリスクを最小限にしながら決済対応できます。
当編集部でもサウナ事業の立ち上げ期にSquareを選び、結果的に資金繰り・運用負担の両面で大きな助けになっています。開業届なしの方も、まずは公式サイトから申込フォームを開いてみてください。
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※最短即日で使えて、解約金もかかりません


