「キャッシュレス決済を導入したいけど、短期間しか使わないからレンタルできるサービスはないのかな?」
本記事では、最短1日から利用できる決済端末レンタルサービスのおすすめ6社を、料金・機能・使いやすさの観点から比較します。
利用シーン別の選び方や注意点も解説しているので、自分の店舗に最適な1台を安心して選べます。
- 決済端末を導入するには、レンタル・購入・リースの3つの方法がある
- 決済端末がレンタルできるおすすめサービス6つを一気に比較できる
- おすすめの決済端末レンタルサービスの詳細をチェック
- 決済端末レンタルサービスを選ぶときは、まず対応ブランドと手数料を確認
- 費用を抑えるには、本体のレンタル代以外の費用がないか要チェック
現金のみの対応による機会損失が気になってきた方はもちろん「まずはレンタルで試してみたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
決済端末はレンタルできる?基本の仕組みと導入ステップ
決済端末は1日〜数か月の短期からレンタルできるサービスがあります。
ここからは、レンタルの基本や利用の流れを解説します。
決済端末レンタルの基本|レンタル・購入・リースの違い
決済端末の導入方法には「レンタル」「購入」「リース」の3つがあります。
それぞれ特徴が大きく異なるため、まずは仕組みを理解しておくことが重要です。
| 導入方法 | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| レンタル | 端末を一定期間のみ借りる | 初期費用が安い 短期だけ利用できる | 長期利用だと割高 |
| 購入 | 端末を買い取る | 長期的にはコストが安い | 端末代の負担が大きい |
| リース | 3〜5年など長期契約で利用 | 月額払いで導入しやすい | 契約期間が長い 途中解約不可もしくは違約金がかかる可能性あり |
「まず使い心地を試したい」「イベント出店時だけ使いたい」というニーズが多く、最も柔軟に導入できるレンタルがよく選ばれています。
決済端末レンタル利用の流れ
レンタルサービスの利用手順はシンプルで、初心者でも迷わず導入できます。
一般的な流れは次の5ステップです。
料金・対応ブランド・利用期間・端末の種類を確認する
イベント日程や利用期間を指定
本人・事業確認書類を提出
多くのレンタル会社は、届いてすぐ使えるよう初期設定済み
同梱または指定の返却用伝票で返すだけで手間なし
特にシンプルなのが「SIM内蔵型(通信一体型)」のオールインワン決済端末です。
Wi-Fiを用意しなくても使えるため、初めての方でも扱いやすいのがポイントです。

短期レンタルはイベント・屋外出店で利用できる?
短期レンタルは、イベントや屋外出店との相性が抜群です。
- 1日〜1週間の短期レンタルに対応するサービスが多い
- SIM内蔵端末なら通信環境がなくても使える
- バッテリー内蔵で電源なしの屋外でも運用可能
- クレカ・QR・電子マネーのマルチ決済対応が主流
などの特徴があり、マルシェやキッチンカー、ポップアップショップなど、期間限定の販売に非常に便利です。
現金のみの対応だと「決済方法が少ない」と敬遠されるシーンも増えています。
短期だけでもキャッシュレス対応しておくことで、売上機会を逃さず安心して運営できます。
カード決済を必要としない個人のイベント出店なら、PayPayの導入もおすすめです。

【比較表】おすすめの決済端末レンタルサービス(料金・機能・導入日数)
| サービス名 | 初期費用 | 利用料金 | 決済手数料 (クレカ) | 対応ブランド数 | 導入日数 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
![]() アルファノート | 0円〜 | 要問い合わせ (短期〜長期に対応) | 通常2.48〜3.24% *要問い合わせ | クレカ 電子マネー QR決済など 70種類以上 | 最短翌日 | 短期利用向けのプランあり 専任の担当者がつくので安心 |
![]() ユニエイム | 0円 | 1週間:1万円〜 | 3.24%〜 | クレカ 電子マネー QR決済など 25種類以上 | 最短10営業日 | イベント運営の実績多数 docomo回線SIM内蔵 |
![]() SB Payment Service | 3万円〜 | 1週間:1万円〜 / 台 | 要問い合わせ | クレカ QR決済など 15種類以上 | 最短2〜3週間 | 大手企業の安定した決済基盤 大規模イベントにも対応 |
![]() ゼウス | 1万円 / 台 | 〜1週間:2万円 / 台 追加レンタル(1週間単位):5,000円 / 台 | クレカ7種類 | 最短6営業日 | 大規模イベントの採用実績が豊富 高速・安定処理に強い | |
![]() ロングランプランニング | 2,200円(税込) *カンフェティ利用者 | 初期費用+決済手数料+返送料 | 3.55% | クレカ 電子マネー QR決済など 30種類以上 | 最短10営業日 | シンプルな料金プランがわかりやすい 1日だけの利用でも申し込みやすい |
![]() ヤマト運輸 | 要問い合わせ | クレカ 電子マネー QR決済など 20種類以上 | 約1.5か月 | 最短1日から最長6か月までレンタル可能 料金に関しては要問い合わせ | ||
おすすめの決済端末レンタルサービス6選
ここからは、用途別で選びやすい決済端末レンタルサービスを6つ紹介します。
どのサービスも短期イベントや期間限定出店に対応しており、小規模店舗でも利用しやすいものを厳選しています。
アルファノート|導入実績が豊富で導入後のサポートも充実

アルファノートは、マルチ決済端末「アルファポータブル」を提供している決済代行会社です。
最短即日で導入できるスピード導入プランがあり、直前の導入にも対応可能です。
また、1加盟店につき専任担当者が付き、24時間対応のサポート窓口も用意されています。
予期せぬ決済エラーやトラブル時も相談しやすく「初めてキャッシュレスを導入するので不安」という小規模店舗にも、安心感のあるサービスです。
| メリット | 注意点 |
|---|---|
| 1台でクレカ・電子マネー・QRに対応 4G通信対応で屋外でも使いやすい 専任担当+24時間サポートが安心 | レンタルの料金体系が公開されていない 短期利用はやや割高になる可能性あり |
こんな人におすすめ
- キッチンカー・移動販売・ポップアップショップなど「屋外での利用」が多い
- 1台でレシート印刷も複数決済も済ませたい
- 専任担当者・24時間サポートなど、導入後のサポートを重視したい
アルファノートの評判・口コミが気になる場合は、以下の記事が参考になります。

\中小企業に特化した決済端末!/
※専任サポートで安心の導入・運用支援
ユニエイム|イベント運営に特化したレンタルサービス

ユニエイムは、イベント特化のレジ・決済端末レンタルサービスを提供している会社です。
POSレジや券売機、マルチ決済端末など、イベント会場一式をまるごと任せられるラインナップを持っているのが大きな強みです。
導入は各種決済の審査を含めて、最短10営業日程度でレンタル開始が可能とされています。
イベント運営のトータルサポートや事前EC(CASHIER EC)などのサービスもあり「物販動線の設計から相談したい」という、主催者寄りのニーズにも対応してくれます。
| メリット | 注意点 |
|---|---|
| イベント特化で大規模運営に強い POS・券売機・決済端末を一括手配できる 届いてすぐ使えるセットアップ済み | 審査〜導入に10営業日程度かかる 料金は問い合わせが必要 |
こんな人におすすめ
- フェス・マルシェ・物販イベントなど、イベント主体で売上を作っている
- レジ・決済・在庫管理まで、会場運営をまとめて相談したい
- 複数ブース・複数台での運用を予定している
SB Payment Service|大手ならではの運用サポートが強み

SBペイメントサービスは、ソフトバンクグループの決済代行会社です。
1台でクレジットカード・QRコード決済などに対応しており、POSアプリと組み合わせることで、レジ販売・売上集計・分析まで行えます。
レンタル期間は1週間単位で柔軟に調整でき、イベントごとに必要な台数をまとめて借りることも可能です。
ソフトバンクのSIMに対応しているため、配線が難しい屋外イベントでも運用しやすく「どこでも決済できる」点が評価されています。
| メリット | 注意点 |
|---|---|
| 大手企業の信頼性と安定運用 まとめて複数台レンタル可能 サポートセンターが365日対応 | 初期費用がやや高め レンタルの場合、電子マネーは利用不可 |
こんな人におすすめ
- 大手企業が提供するサービスで、信頼性・安心感を重視したい
- 店舗とECを両方運営していて、将来的にDXやデータ活用も視野に入れたい
- 大規模な来場者数が予想されるイベントで安定運用したい
ゼウス|大規模イベントの導入実績が豊富な安定運用モデル

ゼウスは、設立から25年以上の実績を持つ決済代行会社で、イベント向けにクレジット決済端末機レンタルサービスを提供しています。
最短1日からレンタルできるクレジットカード端末を用意しており、ポップアップストアや展示会など、短期イベントにも柔軟に対応可能です。
ゼウスは、オンライン決済や口座振替なども含めた多彩な決済サービスを扱っており、セキュリティ対策や売上管理画面の機能にも定評があります。
「まずはクレジットカード決済だけ使ってみたい」という段階から「将来的にはオンライン販売とも連携したい」というステップアップまで見据えやすいサービスです。
| メリット | 注意点 |
|---|---|
| 最短1日からレンタル可能 クレカに強く高速処理が安定 設定不要で届いてすぐ使える | 対応ブランドがクレカのみで限定的 電子マネー・QRコード決済を使いたい場合は不向き |
こんな人におすすめ
- まずはクレジットカード決済だけ導入したい
- 大規模イベントや来場者数の多い催事で安定性を重視したい
- 将来的にオンライン決済や他の決済手段も組み合わせたい
ロングランプランニング|1日だけの単発利用にも優しい短期特化型

ロングランプランニング(カンフェティ)は、エンタメ系イベント向けのチケット販売で知られる会社です。
レンタルは最短1日から利用でき、基本料金+決済手数料+返送料というシンプルな料金体系です。
「チケット販売サイト運営会社が提供する決済端末」という性質上、コンサートや公演物販などの利用がイメージされがちですが、小規模店舗や単発の物販イベントでも利用できます。
「まずは1日だけ導入してみたい」「イベントでグッズ販売をしたい」といったニーズにはかなりフィットします。
| メリット | 注意点 |
|---|---|
| 最短1日利用OKの短期特化 料金体系がわかりやすい docomo回線利用でWi-Fi不要で使える | 決済手数料がやや割高 レンタルの延長は不可 |
こんな人におすすめ
- 1日だけの単発イベントや期間限定物販でキャッシュレスを試したい
- 公演・ライブ・舞台などの物販を行う
- クレジットカードだけでなく、電子マネー・QR決済もまとめて使いたい
ヤマト運輸|最短1日・最長6か月までの柔軟なレンタル期間

物流大手のヤマト運輸も、最短1日〜最長6か月までレンタル可能なサービスを提供しています。
イベント会場だけでなく、観光農園や期間限定ショップなど、中期的な利用にも対応できる柔軟さが特徴です。
申し込みは専用の申込書から行い、その後ヤマト側で審査・登録を行うため、利用開始までにおおよそ1か月半ほどの審査期間が必要です。
「毎年のシーズンイベントで継続的に使う」「中期の出店計画に合わせて導入したい」といった計画的な利用には向いています。
| メリット | 注意点 |
|---|---|
| 最短1日〜最長6か月まで柔軟に使える 電源・通信なしでも使える4G端末あり 対応ブランド数が充実 | 審査に1か月半ほどかかる 直近のイベントには向かない |
こんな人におすすめ
- 1日〜6か月の範囲で、短期〜中期のイベント・出店を予定している
- 電源・通信環境が整っていない場所での利用が多い
- 早めに準備して、毎年の定番イベントやシーズン営業にキャッシュレスを組み込みたい
決済端末レンタルサービスの選び方!失敗しないための3ポイント
レンタルサービスを比較するときに、つい料金だけを見てしまいがちですが、決済端末は導入してからが本番です。
ここからは導入前に、最低限チェックしておきたい3つのポイントを解説します。
この3つを押さえておくと「思っていたのと違った…」という失敗をかなり防げます。
対応決済ブランドと手数料
決済端末をレンタルする前に「どの決済ブランドに対応しているか」と「手数料はいくらか」 を必ず確認しましょう。
| サービス名 | 対応決済ブランド | 手数料の目安 | 備考 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| クレジットカード | 電子マネー | QRコード決済 | |||
| アルファノート | VISA Mastercard JCB AMEX Diners Club Discover UnionPay 銀聯 | 交通系IC iD QUICPay WAON nanaco 楽天Edy | PayPay d払い 楽天ペイ au PAY メルペイ 銀行Pay Alipay+ pring WeChat Pay JKOPAY | 通常2.48〜3.24% ※レンタル時は個別見積もり | 対応ブランド数70以上 4G通信で屋外OK |
| ユニエイム | VISA Mastercard JCB AMEX Diners Club Discover | PayPay d払い 楽天ペイ au PAY メルペイ 銀行Pay Alipay+ WeChat Pay | クレカ:3.24%〜 電子マネー:3.24%〜 QRコード決済:2.8%〜 | イベント特化 docomo 4G回線で屋外運用も安定 | |
| SB Payment Service | VISA Mastercard JCB AMEX Diners Club Discover UnionPay 銀聯 | PayPay d払い 楽天ペイ au PAY メルペイ Alipay+ J-Coin Pay 銀聯QR WeChat Pay JKOPAY | 要問い合わせ | 大手ソフトバンク系 手数料は変動・要見積もり | |
| ゼウス | 要見積もり ※類似サービス「ポップアップPAY」は3.24%〜 | クレカ特化 JCBブランドは、JCB社との直接契約が必要 | |||
| ロングランプランニング | 交通系IC iD QUICPay WAON nanaco 楽天Edy | PayPay d払い 楽天ペイ au PAY メルペイ ゆうちょPay Alipay+ WeChat Pay QUOカードPay | クレカ:3.55% 電子マネー:4%〜 QRコード決済:4.5%〜 | 1日単発イベントに強い シンプルな料金体系 | |
| ヤマト運輸 | VISA Mastercard JCB AMEX | PayPay d払い au PAY | 非公開 (要見積もり) | 最短1日〜最長6か月 4G端末で電源・通信なしの屋外でも使える | |
キャッシュレス決済は多様化しており、客層によってよく使われる支払い方法が異なります。
たとえば、
- 若年層が多い店舗: PayPay や d払いなどのQR決済が必須
- 観光地・商業施設:クレジットカード(JCB・AMEX含む) が重要
- イベント・屋外出店:交通系IC や iD / QUICPay のニーズ増
といったように、対応ブランド数が売上に直結するケースは少なくありません。
また、クレジットカード手数料は3.2〜3.5%前後が一般的ですが、サービスごとに細かな条件が異なり、QR・電子マネーは別料率になることもあります。
料金は「非公開」「要見積もり」のサービスも多いため、最終的には対応ブランドの広さ × 手数料 × 使いやすさのバランスで検討しましょう。
利用期間の柔軟性
レンタルサービスを選ぶときは、どれくらいの期間使う予定なのかを明確にすることが大切です。
決済端末レンタルには「1日だけ」「数週間」「数か月」など、サービスごとに利用できる期間の幅が異なります。
| 利用イメージ | 向いているレンタル期間の例 |
|---|---|
| 1日だけのイベント・マルシェ | 1日〜数日レンタル |
| 1〜2か月だけの期間限定ショップ | 1か月単位のレンタル |
| 毎年同じ時期だけ営業するシーズン店舗 | 数か月レンタル or 毎年継続利用 |
また、利用中に「想定より売れたからイベントを延長したい」「追加出店が決まった」といったケースもよくあります。
そうしたときに、延長がしやすいサービスかどうかも重要なポイントです。
逆に、必要以上に長く契約してしまうと、実際にはほとんど使わなかったのに無駄なレンタル費用を払うことにもつながります。
つまり、選ぶときは次の2点を意識すると失敗しません。
- 自分の出店サイクルに合う期間で借りられるか
- 途中延長や期間変更に柔軟に対応してくれるか
期間のミスマッチは、コストの無駄や使えない期間を生みやすいため、利用期間の柔軟さは必ずチェックしておきましょう。
利用環境に合う端末か(屋外・通信・電源の有無)
決済端末を選ぶときに見落としがちなのが「どんな場所で使うのか」 という視点です。
屋外イベントなのか、店舗のレジカウンターなのかによって、適した端末は大きく変わります。
屋外や仮設スペースで使う場合は、まず電源と通信環境の確認が欠かせません。
電源が取れない場所なら、バッテリー内蔵型の端末が必須です。
Wi-Fiがない環境では4G/LTEで単体通信できる端末を選ばないと、決済できずに行列が発生してしまうこともあります。
一方、店舗で使う場合は、既存のWi-Fiやレジ周りのレイアウトとの相性がポイントになります。
カウンターが狭いならコンパクトなオールインワン端末が便利ですし、POSレジや会計ソフトと連携したいなら、外部システムとの相性も確認しておくと安心です。
利用環境を踏まえて選ぶことで、
- 当日に「電波が入らない」「電源が取れない」といったトラブルを防げる
- 会計のスピードやお客様の待ち時間が改善される
- イベントや店舗の運営がスムーズになる
といったメリットが得られます。
どんな決済方法に対応しているかと同じくらい、利用環境に合うかどうかは重要なチェックポイントです。
「屋外」「通信が弱い」「電源が不安」など、自分の利用シーンを具体的にイメージしながら選びましょう。
決済端末レンタルサービスのおすすめ活用方法|費用を抑えるコツと注意点
決済端末のレンタルは「初期費用が安くすぐ使える」という大きなメリットがあります。
しかし、選び方を間違えると想定外のコストが発生することもあります。
ここからは、無駄な支出を抑えながら、安心してキャッシュレス決済を導入するための実践的なポイントを確認しましょう。
レンタル費用以外の隠れコストに注意
レンタル料金そのものが安く見えても、実際には本体のレンタル代以外に発生する費用があるサービスも少なくありません。
契約前に、以下のような項目を必ずチェックしましょう。
| チェック項目 | 注意点 |
|---|---|
| 返送料・返却用梱包費 | 往復送料・返送料が別料金のサービスもある |
| 初期設定費・事務手数料 | 少額でも積み上がるので注意 |
| ブランドごとの決済手数料の違い | 一律に見えて実はQR・電子マネーが割高な場合も |
| 決済処理の手数料 | 一部サービスは「決済処理料」が別途発生 |
とくにイベントや短期利用の場合は、返送料やオプション料金が積み重なると大きな差になります。
レンタル料だけで判断せず「総額でいくらになるか」を事前に見積もっておくことが大切です。
相見積もりと期間調整で無駄な支出を出さない
同じ利用期間・同じ端末スペックでも、サービスごとに価格差が大きいのが決済端末レンタルの特徴です。
そのため、1社に絞らず必ず相見積もりを取ることをおすすめします。
相見積もりを取るメリットは次のとおりです。
- 料金の相場感がつかめる
- 値下げ交渉の材料になる
- 追加費用が必要な項目が見えやすい
さらに、期間調整もコスト削減のポイントです。
- イベント準備日を含めて借りる必要があるか?
- 前日入りが必要かどうか?
- 返却日は最短で設定できるか?
これらを見直すだけで、数千〜数万円のコスト削減につながることもあります。
短期利用の場合は、1日単位で料金が変わるサービスもあるため、日程の調整によって無駄を防げます。
長期利用はレンタルより購入が割安になる点を理解しておく
レンタルは初期費用が安く済む一方で、長期間使うほど購入より割高になる可能性が高い点は理解しておきましょう。
一般的な目安としては、
- 1日〜数週間:レンタルが最適
- 1〜3か月:どちらも検討の余地あり
- 半年以上の常設利用:購入のほうが安いことが多い
という傾向があります。
たとえば、月1万円で端末を借り続けると、1年で12万円です。
一方、購入なら5,000円前後で買える端末もあるため、長期間使うなら購入が圧倒的にお得です。
Squareは端末代はかかるものの、
- 月額0円
- 本体代金以外の初期費用0円
- 決済手数料のみ
で利用できるため、長期利用ならこちらのほうが総額を抑えられるケースが多いです。
スクエアの評判・口コミが気になる場合は、以下の記事が参考になります。

\世界で愛される決済システム!/
※アカウント作成から最短即日で利用開始
まとめ|自分の利用シーンに合う決済端末を選んで売上アップにつなげよう
決済端末のレンタルは、初期費用を抑えつつキャッシュレス決済を導入したい小規模店舗にとって、とても使いやすい選択肢です。
ただし、サービスによって対応できる決済ブランド、手数料、利用期間、使える環境は大きく異なります。
決済端末レンタルサービスの基礎知識
- 決済端末の導入はレンタル以外にも、端末の購入やリースといった選択肢がある
- サービスごとに1日、1週間、1か月などレンタル期間が異なる
- 屋外でも決済できる回線が搭載済みの機種が多い
決済端末レンタルサービスの賢い選び方
- イベントや客層によって需要のある決済ブランドは変わるため、対応決済ブランドと手数料は要確認
- 利用期間が柔軟なサービスを選ぶと、レンタルを延長したい場合も便利
- 電源や通信環境に応じた端末を選ぶと、トラブルを防げるうえ、決済スピードのアップにも期待できる
決済端末レンタルサービスを利用するときの注意点
- オプション料金など、端末本体レンタル代以外に費用がかからないかチェックする
- 相見積もりを取り、費用やレンタル期間が自分に合っているかを確認する
- 長期利用する場合は、レンタルよりも購入やリースの方がお得になることも
まずは自分の店舗やイベントの利用シーンを明確にすることが重要です。
適切な決済端末を導入すれば、機会損失を減らし、売上アップにも確実につながります。


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