「経営するキャバクラにキャッシュレス端末を導入したいけど、どんな基準でどんなサービスを選べばいい?」
「キャバクラに最適なキャッシュレス端末を入れたいが、おすすめや注意点を知りたい」
こんな悩みを持ったキャバクラ経営者多いと思います。
近年キャバクラではキャッシュレス決済端末の導入が進んでいますが、サービスが沢山増えつつあります。サービス内容も複雑なため何を基準に選べば良いかわからないですよね。
そこで今回は、キャバクラで導入可能なおすすめ決済端末とその詳細や注意点などを解説します。
この記事を読めば、自店にどのようなキャッシュレス決済端末を導入すれば良いかわかりますし、よりお得に導入できる方法も分かりますよ。
ぜひ最後まで読んでみてください。
【詳しく解説】キャバクラで導入すべきおすすめ決済端末サービス11選
以下はキャバクラで導入可能なキャッシュレス決済端末サービスです。自店の業態に合うものがないか、見てみましょう。
初期費用 | 月額利用料 | クレジットカード | 電子マネー | QRコード | 決済手数料 | 入金サイクル | 振込手数料 | 導入期間 | サポート | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1.スクエア | 無料・4,980円(決済端末導入の場合) | 無料 | VISA Mastercard JCB AmericanExpress DinersClub DISCOVER | Kitaca Suica TOICA PASMO iD QUICPay manaca ICOCA nimoca SUGOCA はやかけん | PayPay 楽天ペイ d払い auPAY ALIPAY+ WeChatPay メルペイ | 2.50%~3.75% | 三井住友・みずほ銀行:翌営業日 他行:週1回 | 無料 | 翌日~1ヶ月 | 電話・メール・チャット |
2.ペイゲート | 無料 | 3,300円(税込) | VISA Mastercard JCB AmericanExpress DinersClub DISCOVER 銀聯 | 交通系IC 楽天Edy iD QUICPay nanaco WAON | PayPay 楽天ペイ d払 auPAY メルペイ ALIPAY+ WeChatPay UnionQR | 1.98%~3.24% | クレジットカード・電子マネー:月2回 QRコード決済:月1回 | みずほ銀行: 110円~220円 その他金融機関: 220円~440円 | 1〜2ヶ月 | 電話・メール・導入前相談 |
3.エアペイ | 無料 | 無料 | VISA Mastercard JCB AmericanExpress DinersClub DISCOVER 銀聯 | iD QUICPay Kitaca Suica TOICA PASMO Apple Pay manaca ICOCA nimoca SUGOCA はやかけん | PayPay 楽天ペイ d払い auPAY J-CoinPay SmartCode ALIPAY+ WeChatPay UnionQR COIN+ | 0.99%~3.24% | 三井住友・みずほ・三菱UFJ銀行:月6回 他行:月3回 | 無料 | 10日~2週間 | 電話・メール・導入前相談 |
4.USEN PAY | キャンペーン適応で無料 | キャンペーン適応で無料 | VISA Mastercard JCB AmericanExpress DinersClub DISCOVER | iD QUICPay nanaco WAON 楽天Edy | PayPay 楽天ペイ d払い ALIPAY+ メルペイ auPAY SmartCode WeChatPay | 1.9%~3.24% | 翌日~月2回 | 住信SBI/みずほ銀行:無料 その他:198円(税込) | 約2週間 | 電話・訪問 |
5.ステラパック | 無料 | キャンペーン活用で初年度無料 2年目以降3,300円(税込) | VISA Mastercard JCB AmericanExpress DinersClub DISCOVER 銀聯 | 交通系IC 楽天Edy iD nanaco WAON QUICPay | PayPay 楽天ペイ d払い メルペイ auPAY ゆうちょPay ALIPAY+ WeChatPay UnionQR | 1.98%~3.24% | 月6回締め:2営業日後払い 月2回締め:2営業日後払い 月2回締め:15日後払い | 三井住友銀行口座:無料 その他の銀行口座:220円 | 約2ヶ月 | 電話・メール・導入前相談 |
6.EPARKペイメントサービス | 無料 | 無料(一部の決済端末を除く) | VISA Mastercard JCB AmericanExpress DinersClub DISCOVER 銀聯 | 交通系IC 楽天Edy iD nanaco WAON QUICPay | PayPay | 問合わせが必要 | 月1回 月2回 | 500円:1日~15日締め月末払い 1,100円:16日~月末締め翌月15日払い | 不明 | 電話・メール・LINE |
7.CASHIER PAYMENT | 無料 | 無料 | VISA Mastercard JCB AmericanExpress DinersClub DISCOVER | 交通系IC 楽天Edy iD nanaco WAON | d払い PayPay 楽天ペイ auPAY メルペイ ALIPAY+ WeChatPay 銀行Pay | 2.8%~ | 月1回 月2回 (決済の種類や締め日で異なる) | クレジットカード:220円 QRコード:200円 電子マネー:110円~660円 | 約1ヶ月~2ヶ月 | 電話・メール・訪問 |
8.J Style Credit | 無料 | 無料 | VISA Mastercard JCB AmericanExpress DinersClub DISCOVER | 交通系IC 楽天Edy iD WAON QUICPay | auPAY ALIPAY+ WeChatPay | 3.2%~6.5% | 月1回~月3回 | 無料 | 約1ヶ月~2ヶ月 | 電話・メール・導入相談 |
9.JMSおまかせサービス Webプラン | 無料 | 無料 | VISA Mastercard JCB AMEX Diners Club Discover 銀聯 | iD QUICPay nanaco WAON 楽天Edy Apple Pay Google Pay 交通系IC | PayPay d払い 楽天ペイ Smart Code atone ALIPAY+ WeChatPay | 2.48%~3.24% | 月2回または月6回 | 無料~198円(税込) | 約1ヶ月~2ヶ月 | 電話・メール・訪問 |
10.K BLOSSOM | 要相談 | 要相談 | VISA Mastercard JCB AMEX Diners Club Discover | 交通系IC iD QUICPay WAON nanaco 楽天Edy | Apple Pay・Google Pay | 1.7%~ | 月末締め:翌月末入金 15日・末日締め:翌15日・末日入金 | 不明 | 約1ヶ月~1ヶ月半 | 電話・メール・訪問 |
11.アルファノート | 無料 | 無料~(有料の場合もあり) | VISA Mastercard JCB AMEX Diners Club Discover UnionPay 銀聯 | 交通系IC iD QUICPay WAON nanaco 楽天Edy | PayPay d払い 楽天ペイ au PAY メルペイ 銀行Pay Alipay+ pring WeChatPay JKOPAY | 3.24%~ 160円~ | 月1回・月2回・週1回 | 無料(一部例外あり) | 2日~1ヶ月 | 電話・導入相談 |
キャバクラで導入すべき決済端末を3つ厳選!
キャバクラで導入可能なキャッシュレス決済端末は沢山ありますが、その中でもおすすめのサービスを、詳しく解説します。
- スクエア
- ペイゲート
- エアペイ
以上3つをみていきましょう。
1.スクエア

キャバクラにおすすめのキャッシュレス決済として「スクエア」は導入しやすさが魅力です。
端末導入時は4,980円かかりますが基本的に初期費用は無料で、月額費用もかかりません。
VISA・Mastercard・JCBなど主要クレジットカードに加え、Suica・iD・QUICPayなどの電子マネー、PayPay・楽天ペイ・ALIPAY+などのQRコード決済にも対応しています。
決済手数料は2.50%〜3.75%で、三井住友銀行・みずほ銀行なら翌営業日、それ以外は週1回の入金サイクルで振込手数料も無料です。
電話・メール・チャットでのサポート体制も整っているため、深夜営業の多いキャバクラでも安心してキャッシュレス決済端末を導入できます。
\世界で愛される決済システム!/
※アカウント作成から最短即日で利用開始
スクエアの評判・口コミが気になる場合は、以下の記事が参考になります。

2.ペイゲート

キャバクラでキャッシュレス決済を導入するなら「ペイゲート」がおすすめです。
初期費用無料・月額3,300円(税込)で、主要クレジットカードから交通系IC・楽天Edy・iD・QUICPay・nanaco・WAONまで幅広く対応しています。
PayPay・楽天ペイ・ALIPAY+・WeChatPayなど、人気QRコード決済も導入可能です。
決済手数料は1.98%〜3.24%と低く、複数ブランドをまとめて導入できるため、手間とコストを削減できます。
入金はクレジットカード・電子マネーが月2回、QRコードが月1回で導入前から相談できるサポート体制も安心です。
ペイゲートを活用すれば、現金を持たない客層を取り込みやすいため、集客力アップも可能です。
\豊富な決済手段を一括導入!/
※セキュリティ対策万全で安心取引
ペイゲートの評判・口コミが気になる場合は、以下の記事が参考になります。

3.エアペイ

キャバクラにおすすめのキャッシュレス決済「エアペイ」は、初期費用・月額無料で気軽に導入可能です。
主要クレジットカード・電子マネー・QRコード決済まで幅広くカバーし、手数料も0.99%〜3.24%と業界でも低めです。
入金サイクルが頻繁で資金繰りが安定していますし、導入も最短10日からとスピーディに進められます。
専任スタッフによる導入前のサポート体制が充実しているため、初めてのキャッシュレス導入でもスムーズに運用を始められます。
キャバクラでも、安心して売上アップを目指せる決済サービスです。
\月額・初期費用0円!/
※導入実績80万店舗突破の安心サービス
エアペイの評判・口コミが気になる場合は、以下の記事が参考になります。

キャバクラが決済端末を導入するメリット
キャバクラでキャッシュレス決済端末を導入すると、様々なメリットがあります。
以下の5つです。
- 会計業務がスムーズに進む
- 閉店後の作業時間を短縮できる
- 金銭のやり取りでのミスが起きにくい
- 安全な資金管理がしやすくなる
- お客様の満足度が上がり再来店につながる
自店にどのようなメリットをもたらし、売り上げや集客に貢献できるのか、以上5つを確認してみましょう。
1.会計業務がスムーズに進む
キャッシュレス決済端末を導入することで、会計のスピードアップと業務効率化が可能です。
現金のやり取りやお釣りの準備が不要になり、スタッフの負担が大幅に軽減されます。
混雑時でもスムーズな会計が可能になり、お客様の待ち時間を減らせるのが強みです。
売上情報は自動で記録され手作業での集計が不要となり、スタッフは接客やサービスの質向上により集中できる環境が整います。
キャッシュレス決済端末の導入は、店舗運営の効率化と顧客満足度アップを同時に実現できるでしょう。
2.閉店後の作業時間を短縮できる
キャッシュレス決済端末を活用すれば、売上情報が自動で集計されます。
現金のような手動確認が不要になるため、締め作業にかかる時間を大幅に短縮可能です。
スタッフの負担軽減につながり深夜営業が多い店舗では、疲労軽減や早めの退勤を実現しやすくなります。
働きやすい職場環境を作りつつ会計業務のミスも減らせるため、キャバクラでのキャッシュレス決済端末導入は、店舗運営の効率化と信頼性向上に貢献できるでしょう。
3.金銭のやり取りでのミスが起きにくい
キャッシュレス決済端末を導入すると正確な会計処理が可能となるため、顧客満足度の向上やクレーム防止につながります。
キャバクラなど高額取引が多い店舗では現金による釣銭ミスがトラブルの原因になることがありますが、キャッシュレス決済の導入は、計算ミスのリスクを大幅に減らせるからです。
現金管理の負担がなくなるため、スタッフのストレス軽減や作業効率アップも期待できます。
安全かつスムーズな決済環境を整えたいキャバクラに、最適な方法と言えるでしょう。
4.安全な資金管理がしやすくなる
キャバクラでキャッシュレス決済端末を導入すると、多くの売上をキャッシュレスで処理でき、現金管理の負担を大幅に減らせます。
現金取引が中心の店舗では金銭の紛失や盗難リスクが常に付きまといますが、キャッシュレス決済端末の活用は不正やトラブルのリスクも低減し、店舗の信頼性向上に繋がります。
現金を扱う機会が減るためでスタッフの精神的なストレスも軽減され、安全で効率的な店舗運営が可能です。
5.お客様の満足度が上がり再来店につながる
キャッシュレス決済端末の導入は、顧客の利便性向上と満足度アップに欠かせない要素です。
クレジットカードや電子マネーに対応することで、現金を持たない来店客やスマホ決済を好む層から選ばれやすくなります。
決済履歴がデジタルで管理されるため顧客の購買傾向を分析しやすく、効果的なプロモーションや特典の提供が可能です。
顧客の再訪率を高めリピーターの獲得につながるため、キャバクラ経営においてキャッシュレス決済は集客戦略としても重要な役割を果たします。
キャバクラが決済端末を導入するデメリット
キャバクラのキャッシュレス決済端末導入には様々なメリットがありますが、デメリットもあります。
以下の3つです。
- 入金サイクルが遅くなる場合がある
- スタッフが使いこなすまでに時間がかかる
- 決済ごとに店舗側の負担が発生する
デメリットの確認は導入にあたりとても重要な要素のため、必ず確認しておきましょう。
1.入金サイクルが遅くなる場合がある
キャッシュレス決済端末サービスの入金のタイミングは、即日ではなく月に数回と決められている場合が多いです。
入金が月に1回だけの場合だと、資金繰りに悪影響を与える可能性が出てきます。
支払いやランニングコストとの兼ね合いもあるため、入金サイクルが多いキャッシュレス決済端末サービスの導入をお勧めします。
2.スタッフが使いこなすまでに時間がかかる
決済端末の導入にあたっては、スタッフが新しい操作方法を習得することが重要です。
キャバクラのような混雑時間や深夜帯の営業が中心の店舗では、スムーズかつ正確な対応が求められるため、導入初期のトレーニングが不可欠です。
複数の決済手段に対応する場合は、それぞれの機能理解に時間がかかることもあります。
操作が直感的でわかりやすい端末を選んだり、導入時のサポートを受けたりすると、スタッフの負担を軽減し効率的な決済業務を実現できるでしょう。
3.決済ごとに店舗側の負担が発生する
キャッシュレス決済を導入すると、売上の数%が手数料として差し引かれ店舗にとってコスト負担となります。
高額な売上が多いキャバクラでは、この手数料が利益率に大きな影響を与えることも珍しくありません。
料金設定やサービス価格の見直しを検討し、手数料分をカバーする対策が必要になる場合があります。
導入を検討する際は費用対効果を慎重に分析し、収益への影響を事前に把握することが成功の鍵です。
キャバクラで使いやすい決済端末の選び方
キャバクラで使いやすい決済端末は沢山ありますが、店舗の規模や営業スタイルに合ったものを選ぶことが重要です。
- 決済手段がどれくらいあるのか
- 導入コスト・決済手数料が妥当か
- 設置までどれくらいかかるか
- 問い合わせ窓口・アフターフォローの充実
以上の失敗しない選び方4つを紹介します。
1.決済手段がどれくらいあるのか
キャバクラでは多様な顧客に対応するため、多彩な決済方法に対応した端末の導入が欠かせません。
クレジットカードはもちろん、電子マネーやQRコード決済にも対応していることが重要です。
幅広い決済手段を整えると顧客の利便性が高まり、結果的に売上の増加にもつながります。
キャバクラの決済端末選びでは、顧客満足度と集客力を両立させることがポイントです。
2.導入コスト・決済手数料が妥当か
キャッシュレス決済の導入にあたっては、初期費用や月額料金の高さが大きな障壁となります。
特に規模の小さいキャバクラでは、コストを抑えることが成功のカギです。
端末代が無料、あるいは初期費用ゼロのプランを選ぶことで、初期投資の負担を軽減できます。
月額利用料や決済手数料も適正かどうかを事前に比較し、長期的なランニングコストを見極めることが重要です。
高額決済の多いキャバクラでは手数料の差が利益に大きく影響するため、低コストのサービス選びが収益アップのポイントです。
初期費用無料・手数料無料などのキャンペーンを展開しているサービスもあるため、活用してみましょう。
3.設置までどれくらいかかるか
キャバクラにおける決済端末の導入は、スピーディーな対応が非常に重要です。
迅速に端末の設置と稼働ができる業者を選ぶことで、店舗の営業への支障をできるだけ減らせます。
申し込みから導入完了までの期間が短く、必要書類や条件がシンプルなサービスを選択することで、導入プロセスを円滑に進められるでしょう。
4.問い合わせ窓口・アフターフォローの充実
キャバクラの営業中にトラブルが起きた際は、迅速なサポート体制が不可欠です。
導入する決済端末に、24時間対応のカスタマーサポートが整っているかを必ず確認しましょう。
深夜帯に営業する店舗では、営業時間外のサポートが充実していないと、営業に支障をきたす恐れがあります。
端末設置後の操作指導や定期メンテナンスを提供するサービスを選ぶことで、安心してスムーズに運用を続けられます。
キャバクラで決済端末を導入する際の注意点
キャバクラでキャッシュレス決済端末を導入する際は、以下の注意点に気をつけましょう。
確認しておかないと営業に支障が出てしまったり、常連になったお客様の足が遠のく可能性が出てきます。
- 審査に時間がかかることがある
- 通信環境が不安定な場所では注意
- カード明細に「お店の名前」がそのまま載ることもある
ひとつずつ見ていきましょう
1.審査に時間がかかることがある
キャバクラでは決済端末の導入審査が、一般店舗より長引くことがあります。
風俗営業に該当する業種のため、カード会社や決済代行会社がリスクを慎重に判断するからです。
一般的な飲食店なら数日で完了する審査も、キャバクラの場合は数週間〜1ヶ月ほどかかるケースがあります。
その間キャッシュレス対応ができず、機会損失につながる恐れもあります。
導入を検討する際はイベント前など繁忙期直前に動くのではなく、余裕を持って申し込みを進めることが重要です。
2.通信環境が不安定な場所では注意
キャバクラの店舗が地下や高層ビル内にある場合、決済端末の通信が不安定になることがあります。
決済端末はインターネット回線やモバイル通信を利用するため、電波状況が悪いと決済エラーや処理遅延が発生するリスクがあるのです。
例えば地下店舗では、Wi-Fi中継器や有線LAN接続を導入すると、安定性を確保できます。
通信トラブルが頻発するとお客様の印象を損ねることにもつながるため、導入前に店舗の通信環境を確認・改善しておくことが大切です。
3.カード明細に「お店の名前」がそのまま載ることもある
キャバクラの決済では、カード明細に店舗名がそのまま表示される場合があります。
特に法人カードや明細チェックが頻繁な顧客の場合「プライバシーを気にして来店したのに店名が出てしまう」ことで、クレームや来店回数減少につながる恐れが出てくるのです。
実際に、決済会社によっては屋号や別名表記に変更できるサービスもありますが、全ての会社が対応しているわけではありません。
契約前に「明細の表示名を変更可能か」必ず確認し、お客様の安心感を守る工夫を取り入れることが重要です。
キャバクラで決済端末を導入する流れ
キャバクラで、キャッシュレス決済端末を導入する流れを解説していきます。
運用開始までどのような流れになるのか、イメージしながら読み進めてみてください。
まずは「なぜキャッシュレス決済を導入するのか」を明確にしましょう。クレジットカード対応だけで十分なのか、QR決済やタッチ決済も必要なのかによって選ぶ端末は変わります。特にキャバクラの場合、顧客のニーズやプライバシー配慮が重要なため、明細表示や領収書の形式など細かな仕様もチェックしておくことが大切です。
キャバクラは風俗営業の一種に該当するため、全ての決済会社が対応しているわけではありません。「キャバクラ対応可能」と明記している会社や、実績がある決済代行業者に絞って候補をリストアップしましょう。事前に問い合わせて、業種コード・審査基準・導入までの期間も確認しておくと安心です。
申し込みには、法人登記簿謄本・営業許可証・身分証明書・店舗写真などが必要です。キャバクラの場合審査が厳格なため、提出書類は漏れや不備がないように揃えましょう。提出後の不備指摘や再提出があると、導入までの期間がさらに延びることもあります。
書類を提出すると、決済会社やカードブランドによる審査が行われます。通常の飲食店よりも時間がかかる傾向があるため、余裕を持って申請することが重要です。繁忙期直前ではなく、イベント前や新規集客を始める前に済ませておくとスムーズです。
審査通過後、端末が届いたら設置作業を行います。地下や高層階など電波が届きにくい場所では、Wi-Fiルーターや有線接続で通信環境を安定させましょう。テスト決済で動作確認を行い、営業中にトラブルが起きないよう準備します。
端末の操作方法やトラブル時の対応手順をスタッフ全員に共有します。深夜営業がメインのキャバクラでは、営業時間外でも対応できるサポート体制の有無も重要です。運用開始後は、決済エラーや通信不具合がないかを定期的にチェックしましょう。
キャバクラでの決済端末の使用方法
実際にキャバクラでの会計時の流れを解説します。
端末を起動しクレジットカード決済やQRコード決済など、利用する決済方法を選びます。キャバクラでは高額決済も多いため、金額入力前に必ず決済種別を確認しましょう。
お会計金額を正確に端末へ入力します。ゼロの付け間違いや桁数の誤りはトラブルのもとになるため、入力後は必ず確認しましょう。可能であれば同僚スタッフにもダブルチェックを依頼します。
クレジットカードの場合は差し込み(IC)・スライド(磁気)・タッチ(コンタクトレス)で読み取ります。QRコード決済の場合はお客様のスマホ画面をスキャンするか、店側が提示したQRコードを読み取ってもらいます。
カード決済では暗証番号入力またはサインが必要になることがあります。高額決済や法人カードの場合は特に確認を徹底し、不正利用防止のためにスタッフ立ち会いで行います。
決済完了を確認し端末画面や印刷されたレシートで決済完了を必ず確認します。お客様には明細を渡し、プライバシーに配慮して店名表示や金額が見えにくい形でお渡しする工夫も大切です。
キャバクラの決済端末導入に補助金は活用可能?
キャバクラでのキャッシュレス決済端末導入は、補助金を活用できる可能性があります。
利用できる可能性がある補助金や、注意点などを解説していきます。
キャバクラの決済端末導入に活用できる可能性のある補助金5つ
検討できる代表的な補助金・助成金は以下の7つです。
- IT導入補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- 中小企業省力化投資補助金
- 業務改善助成金
- 自治体のキャッシュレス導入補助金
補助金によっては風俗営業が対象外となるケースもあるため、事前に公募要領をよく確認することが重要です。
1.IT導入補助金
中小企業や小規模事業者がITツールを導入する際に活用できる補助金です。
キャッシュレス決済端末や決済システムも、対象ツールとして登録されていれば補助の対象です。
補助率は約1/2〜2/3程度で、導入費用の負担を大きく軽減できます。
対象事業者や業種の制限があり風俗営業が対象外となる年度もあるため、最新の公募要領を必ず確認しましょう。
参照:IT導入補助金2025
2.小規模事業者持続化補助金
小規模事業者が販路開拓や業務効率化を行う際に活用できる補助金です。
補助率は約2/3で、補助上限は通常枠で50万円程度です。
商工会議所・商工会の支援を受けながら申請する形式で、事業計画の作成を行わなければなりません。
風俗営業は対象外の年度が多いため、最新情報を必ず確認しましょう。
参照:小規模事業者持続化補助金
3.中小企業省力化投資補助金
中小企業が人手不足対策や業務効率化のために省力化設備を導入する際に活用できます。
キャッシュレス決済端末は会計業務の効率化や人的負担軽減につながるため、対象になることがあります。
補助率は1/2程度で、申請には対象設備として事前登録されていることが条件です。
比較的新しい制度のため、業種制限や対象要件の最新情報をチェックするようにしましょう。
参照:中小企業省力化投資補助金
4.業務改善助成金
厚生労働省が行う助成制度で事業場内最低賃金を引き上げる事業者が、生産性向上のための設備投資を行う場合に活用できます。
キャッシュレス決済端末も、業務効率化設備として認められる場合があります。
賃金引き上げや事業場規模など複数の条件があるため、事前の要件確認が重要です。
参照:業務改善助成金
5.自治体のキャッシュレス導入補助金
一部の自治体では、中小企業や個人事業主のキャッシュレス決済導入を支援する補助制度を実施しています。
補助内容は、導入費用の一部負担や決済手数料の補助など様々です。
募集期間・対象業種・補助額は自治体ごとに異なり、風俗営業が対象外となる場合もあります。
自治体の公式サイトや商工担当窓口で、最新情報を確認しましょう。
補助金を活用する際の注意点
補助金は導入コストを抑えられる大きなチャンスですが、活用には注意点があります。
キャバクラなど風俗営業は対象外となる場合があるため、公募要領を必ず確認しましょう。
補助金は、申請・採択・交付決定を経て初めて対象経費が認められるため、導入を急ぐ場合はスケジュールに注意が必要です。
補助金は後払いが原則で、一時的に全額を自己負担する資金力も求められます。
申請書類や実績報告の作成にも手間がかかるため、商工会議所などのサポートを活用するとスムーズです。
まとめ:キャバクラでの決済端末導入する際はサービスの詳細をよく確認しよう
キャバクラで導入可能なキャッシュレス決済端末サービスは、沢山あります。
それぞれの詳細をよく確認し、経営する店舗にあったキャッシュレス決済端末を導入しましょう。
キャバクラでキャッシュレス決済端末導入におすすめのサービスは沢山あり、特におすすめは3つ
- スクエア
- ペイゲート
- エアペイ
キャバクラの決済端末導入メリット
- 会計業務の時間短縮
- 安全な資金管理
- お客様の満足度向上
キャバクラの決済端末導入デメリット
- 入金サイクルが遅い、手数料が発生
- スタッフが使えるまで時間がかかる
キャバクラでの決済端末導入ポイント
- 決済手段の数、導入費用
- 設置までの導入期間、アフターフォローの充実
- 通信環境、明細の店舗名表記の有無
キャバクラの決済端末導入には補助金を検討してみる
- IT導入補助金・業務改善助成金
- 小規模事業者持続化補助金・中小企業省力化投資補助金
キャバクラで決済端末を導入することは、顧客満足度や売上の向上につながる一方で、審査条件・手数料・通信環境・カード明細の表示内容など、事前に確認すべきポイントが多くあります。
特に深夜営業や高額決済が多い業態では、導入後のトラブル防止が重要です。
サービス内容や契約条件を細かく比較し、営業スタイルに合った端末を選定することで、スムーズで安全なキャッシュレス環境を実現できるでしょう。
おすすめのキャッシュレス決済端末を比較したい場合は、以下の記事が参考になります。

なお、キャッシュレス決済端末の導入を手数料の安さで決めるなら、クレジットカード決済導入の店舗手数料が安いサービスを確認してみてください。

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