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【2025年最新版】POSレジ比較!おすすめ機種の選び方を業態別に徹底解説

POSレジ比較

現在POSレジの導入を比較・検討されている方は、「どの機種が自分のお店に合っているのか分からない」「価格や機能の違いがあまり理解できず、選び方に迷っている」といったお悩みをお持ちではないでしょうか。

各メーカーからさまざまなタイプのPOSレジが提供されていますが、それぞれ特徴や価格が異なるため、比較・検討は簡単ではありません。

POSレジの比較については、コスト面の検討も大切ですが、サービスごとに提供されている機能をきちんと理解しておく必要があります。

この記事では、最新のPOSレジを比較し、業態別におすすめの機種や選び方のポイントを詳しく解説します。

自分のお店に最適なPOSレジを比較・検討して、業務効率の向上を目指しましょう。

目次(クリックで記事内移動)

POSレジとは?基本機能と導入のメリット

POSレジとは、販売データをリアルタイムで収集・管理するシステムを完備したレジのことを指します。

POSレジの「POS」は「Point of Sale」の略で、日本語に訳すと「販売時点情報管理」という意味です。

POSレジの導入により、手作業による集計ミスの削減だけでなく、在庫管理の効率化や売上データの詳細な分析が可能になります。

ここからは、POSレジの基本機能や導入のメリットなど、以下の3点について詳しく解説します。

  • POSレジの基本的な機能
  • POSレジと従来型レジの違い
  • POSレジ導入のメリット

POSレジの基本的な機能

POSレジとは、商品が売れた際の販売データをリアルタイムで収集・管理できる「POSシステム」を備えたレジのことです。

近年見られるPOSレジの多くは、販売データを記録・集計するだけでなく、集計したデータをもとにあらゆる分析や管理を行うこともできます。

POSレジの基本的な機能は以下の通りです。

  • 売上管理:販売データを記録し、売上状況をリアルタイムで確認できる。
  • 在庫管理:商品の在庫状況を自動更新し、在庫切れを防止する。
  • 顧客管理:購入履歴をもとに、顧客データを蓄積し、マーケティングに活用できる。
  • データ分析:販売傾向を可視化し、経営改善の指針を提供する。

POSレジと従来型レジの違い

POSレジと従来型レジでは、搭載している機能が大きく異なります。

従来型レジが備えている機能は、商品の合計金額やおつりを計算し、レシートを発行する基本的な会計処理機能だけです。

POSレジのように販売データの分析や在庫管理には対応していません。

一方で、POSシステムを備えたPOSレジでは、「いつ」「どこで」「どんな商品が」「どんなお客様に」売れたのかを自動的に集計・管理できます。

これにより、データに基づいた効率的な店舗運営を行い、販売促進や顧客サービスに役立てることができるようになりました。

POSレジ導入のメリット

POSレジの導入によって、業務効率の向上顧客満足度の向上といったメリットが期待できます。

POSシステムによって細かなデータを分析できるため、効果的な販促計画や品揃え戦略の立案が可能です。

また、自動集計機能や在庫管理機能を活用することで、手作業によるミスを防ぎながら、迅速に業務処理を行えます。

これにより、従業員の負担が軽減されて、接客業務に集中しやすくなる環境をつくり出すことが期待されます。

POSレジの2つのタイプを比較

POSレジには大きく分けて以下の2つのタイプがあります。

  • 高機能な汎用型POSレジ
  • 業態特化型POSレジ

導入するPOSレジを比較・検討する際は、それぞれの特徴を理解し、自分のお店に合ったシステムを選ぶことが重要です。

ここからは、POSレジの2つのタイプの特徴を詳しく見ていきましょう。

高機能な汎用型POSレジ

高機能な汎用型POSレジは、幅広い業種に対応できるPOSレジです。

売上管理・在庫管理・顧客管理・売上分析といった多岐にわたる機能を備えており、柔軟性に優れているというメリットがあります。

お店によって必要な機能だけを選んで利用することができるため、経営システムや業態に合わせてカスタマイズすることが可能です。

また、将来的な事業拡大や業態変更にも対応できる点は大きな魅力でしょう。

一方で、機能の充実を求めてオプションを追加しすぎると、その分コストがかかってしまいます。

コスト負担が経営を圧迫しないように、自分のお店に必要な機能を見極めることが大切です。

業態特化型POSレジ

業態特化型POSレジとは、特定の業種に特化した機能を持つPOSレジです。

飲食店や小売業、美容室向けといった、その業界に求められる専門性が高い機能を備えています。

例えば飲食店の場合、予約サイトと連携できる機能や、人数に応じて会計を分割できる機能などがあります。

業態特化型POSレジは、業界特有の運営ノウハウを取り入れた機能設計がされているため、初期設定の手間が少ない点が大きなメリットです。

一方で、途中で業態を変更したり、複数の業態を組み合わせたりする場合には対応できないことがありますので、注意が必要です。

POSレジの3つの形態を比較

POSレジには、上記で紹介した機能面の違いだけでなく、形態によっても大きく特徴が異なります。

POSレジの主な形態には、以下のようなものがあります。

  • タブレット型
  • 据え置き型
  • クラウド型

上記3つの形態それぞれにメリット・デメリットがあります。

店舗のスペースや運用スタイル、必要な機能に応じて最適な形態を選ぶことが重要です。

タブレット型

タブレット型のPOSレジとは、スマートフォンやタブレット端末にPOSシステムを搭載したものや、POSレジのアプリをインストールして使うものを指します。

導入コストや設置スペースの面で導入の敷居が低く、小規模店舗や個人事業主でも導入しやすい点が特徴です。

また、タッチスクリーンによる直感的な操作により、ほかの形態のものと比べて簡単に扱いやすいというメリットがあります。

ただし、タブレット型のPOSレジを導入する際は、次のような周辺機器の用意が別途必要になる場合があります。

  • バーコードスキャナー
  • キャッシュドロア
  • レシートプリンター
  • カスタマーディスプレイ
  • キャッシュレス決済端末

タブレット型のPOSレジを導入する場合は、店舗に必要な周辺機器についても調べておくようにしましょう。

据え置き型

据え置き型のPOSレジとは、従来型のレジにPOSシステムを搭載した形態のことです。

「ターミナル型」と呼ばれることもあります。

レジ1台で必要な機能を満たすような、非常に高性能な機種が多く、店舗や業務に合わせたさまざまなカスタマイズも行える点がメリットです。

性能や使い勝手が良い一方で、レジ本体が高価なために、導入費が高くなるというデメリットがあります。

さらに、システムの更新が必要になった場合は、レジ本体を置き換える必要があるため、コストが高額になることもあります。

クラウド型

クラウド型のPOSレジとは、データの保存場所がクラウド上にあるPOSシステムを搭載したレジを指します。

店舗の売上や在庫状況をどこからでもリアルタイムで確認できるため、店舗を複数展開している事業者に最適のPOSレジです。

スマートフォンやタブレット端末があれば使用できるため、高価な専用端末が必要ありません。

また、定期的なソフトウェアのアップデートによって常に最新の機能を利用できる点もメリットです。

一方で、クラウド上のサービスを利用するクラウド型のPOSレジは、インターネット環境がなければ使用できません。

そのため、停電や故障といったインターネット環境の不具合が起きると、システムが使用できなくなるというリスクもあります。

POSレジの価格・機能・特徴を比較

導入するPOSレジを選ぶ際は、実際の製品同士を細かく比較・検討することが大切です。

ここでは、高機能な汎用型のPOSレジに加えて、業態別に代表的なPOSレジの価格・機能・特徴を、下記の順番で徹底比較します。

  • 高機能な汎用型POSレジの比較
  • 飲食店向けPOSレジの比較
  • 小売業向けPOSレジの比較
  • 美容室向けPOSレジの比較

高機能な汎用型POSレジの比較

高機能な汎用型POSレジは、さまざまな業種で利用できる柔軟性が最大の特徴です。

ここでは、人気が高い以下の5つのPOSレジを、価格や機能の観点から比較します。

  • スマレジ
  • STORESレジ
  • Square POSレジ(スクエア)
  • Airレジ(エアレジ)
  • ユビレジ

スマレジ

スマレジのロゴ画像

スマレジは、「株式会社スマレジ」が提供しているクラウド型のPOSレジです。

スマートフォンやタブレット端末にアプリをインストールして、アカウントを作成すればすぐに使い始められます。

スマレジには、無料プランをはじめとした5つの料金プランが用意されており、運営スタイルに応じて必要な機能を選択できる点が特徴です。

基本的なレジ機能に加えて、在庫管理や顧客管理、販売データの分析など、店舗運営に欠かせない豊富な機能を備えています。

初期費用0円
※別途周辺機器が必要
月額費用0円~15,400円(税込)
※プランによって異なる
製品タイプ高機能な汎用型POSレジ
POSレジの形態クラウド型
主な機能の一例レジ機能、売上分析、顧客管理、小売店向け在庫管理、受注管理、データのCSV出力、スタッフ管理、外部システム連携など
※プランによって異なる
サポート体制電話・メール・チャットによるサポート
※プランによって異なる
特徴0円から利用できる。
手軽に導入できて、アップデートも容易。
公式サイトhttps://smaregi.jp/

STORESレジ

STORESレジは、「STORES株式会社」が提供しているPOSレジです。

STORES決済と連携することで手軽にキャッシュレス決済を導入できるため、小規模店舗や個人事業主に人気があります。

特に、実店舗とネットショップの両方を運営している事業者におすすめのPOSレジです。

初期費用0円
※別途周辺機器が必要
月額費用フリープラン:0円
ベーシックプラン:4,950円(税込)
製品タイプ高機能な汎用型POSレジ
POSレジの形態タブレット型・クラウド型
主な機能の一例レジ機能、売上分析、商品・在庫管理、データのCSV出力、STORES決済・STORES予約との連携、外部システム連携など
※プランによって異なる
サポート体制電話・メールによるサポート
特徴0円から利用できる。
STORESネットショップとの連携が簡単。
公式サイトhttps://stores.fun/regi

SQUARE POSレジ(スクエア)

Square POSレジは、「Square株式会社」が提供しているクラウド型のPOSレジです。

決済サービスの「Square」に付随したシステムで、Squareアカウントを作成すれば、そのアカウント内で一緒にPOSレジ機能を利用できます。

直感的でわかりやすい操作性が魅力で、POSレジを初めて導入する方でもスムーズに使いこなせるサービスです。

幅広い業界で利用できる汎用型POSレジのほか、小売業向けに特化した「Square リテールPOSレジ」や、飲食店向けに特化した「Square レストランPOSレジ」もあります。

初期費用0円
※別途周辺機器が必要
月額費用0円~
※プランによって異なる
製品タイプ高機能な汎用型POSレジ
POSレジの形態クラウド型
主な機能の一例レジ機能、売上分析、在庫管理、顧客管理、スタッフ管理、外部システム連携など
サポート体制電話・メールによるサポート
特徴0円から利用できる。
最短で申し込み当日から導入可能。
公式サイトhttps://squareup.com/jp/ja/point-of-sale

Airレジ(エアレジ)

Airレジは、「株式会社リクルート」が提供するクラウド型のPOSレジです。

スマートフォンまたはタブレット端末にアプリをダウンロードして使用します。

同社の「Airペイ」と連携することでキャッシュレス決済が可能になるなど、ほかのAirビジネスツールズとの連携で、経営をさらに効率化することが可能です。

初期費用0円
※別途周辺機器が必要
月額費用0円
※一部有料のオプションあり
製品タイプ高機能な汎用型POSレジ
POSレジの形態タブレット型・クラウド型
主な機能の一例レジ機能、売上分析、商品・在庫管理、顧客管理、データのCSV出力、Airペイとの連携など
サポート体制メール・チャットによるサポート
特徴初期費用、月額費用が無料。
ほかのAirビジネスツールズとの連携が充実。
公式サイトhttps://airregi.jp/

ユビレジ

ユビレジは、「株式会社ユビレジ」が提供しているPOSレジです。

「カンタンがいちばん」というコンセプトの通り、メインのレジ機能から売上管理、顧客管理などがシンプルな作りで、直感的に操作できます。

複数の店舗を運営している場合も管理が可能で、店舗運営の状況を可視化して、経営改善につなげられる機能を備えています。

初期費用任意のオプション、周辺機器による費用
月額費用税込7,590円~
※プランによって異なる
製品タイプ高機能な汎用型POSレジ
POSレジの形態クラウド型
主な機能の一例レジ機能、売上管理・分析機能、商品・在庫管理、顧客管理、スタッフ管理、複数店舗管理、連携サービスなど
サポート体制電話・メールによるサポート
特徴小規模〜大規模店舗まで対応可能。
シンプルで直感的に操作可能。
公式サイトhttps://ubiregi.jp/

飲食店向けPOSレジの比較

飲食店に特化したPOSレジには、セルフオーダーからセルフ決済までが可能な製品や、データ分析を効率化できるものなど、飲食店向けならではの便利な機能が搭載されています。

ここでは、飲食店に特化した機能を搭載している以下の3つのPOSレジを、価格や機能の観点から比較します。

  • POS+food(ポスタスフード)
  • blayn POSレジ
  • ワンレジ

POS+food(ポスタスフード)

POS+food(ポスタスフード)は、「ポスタス株式会社」が提供している飲食店向けのPOSレジです。

iPadアプリを活用した飲食店専用のPOSシステムを搭載しており、店舗オペレーションをまるごと効率化できます。

キッチン連携やレジ機能に加えて、売上管理、顧客管理、複数店舗管理といった、飲食店に必要な機能が備えられています。

個人店からチェーン店まで、さまざまな店舗規模・形態の飲食店で利用することが可能です。

初期費用要問い合わせ
月額費用税込15,400円~
製品タイプ業態特化型POSレジ(飲食店向け)
POSレジの形態タブレット型
主な機能の一例レジ機能、セルフレジ機能、注文管理、顧客管理、売上管理、複数店舗管理、セルフオーダー機能など
サポート体制電話サポート、全国駆けつけサポート
特徴詳細な店舗分析が可能。
万全のサポート体制。
公式サイトhttps://www.postas.co.jp/service/postas-food/

blayn POSレジ

blayn POSレジは、「ブレイン株式会社」が提供している飲食店向けのPOSレジです。

店舗型から移動販売型まで、あらゆる飲食業界に対応できるPOSシステムを搭載しています。

月額0円から始められる無料プランもありますが、データの保存期間が90日間という点や、商品登録数に限りがある点には注意が必要です。

初期費用要問い合わせ
月額費用無料プラン:0円
スタンダード:3,080円(税込)
プレミアム:10,780円(税込)
製品タイプ業態特化型POSレジ(飲食店向け)
POSレジの形態クラウド型
主な機能の一例レジ機能、売上集計・分析、顧客管理、複数店舗管理、外部システム連携など
サポート体制電話・メールによるサポート
特徴月額費用0円から利用できる。
洗練されたデザインが魅力。
公式サイトhttps://www.blayn.com/

ワンレジ

ワンレジは、「株式会社スカイダイニング」が提供している飲食店向けのPOSレジです。

20年以上の飲食業経験がある経営者が、すべての事務作業をPOSレジ1台で賄うことをコンセプトに制作した、飲食店支援のためのPOSレジです。

レジ機能やオーダーシステムといった基本機能に加えて、不正を防止するための顔認証によるタイムカード打刻、従業員の勤怠管理機能までを標準搭載しています。

また、飲食店における経営戦略の構築に役立つマーケティング機能も充実したサービスです。

初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
製品タイプ業態特化型POSレジ(飲食店向け)
POSレジの形態クラウド型
主な機能の一例レジ機能、売上管理、商品管理、顧客管理、スタッフ管理、データのCSV出力、外部システム連携など
サポート体制電話・メールによるサポート
特徴広範な機能と簡単な操作性。
スタッフ管理を徹底するための不正防止機能。
公式サイトhttps://one-regi.com/

小売業向けPOSレジの比較

小売業に特化したPOSレジには、商品・在庫管理やデータ分析に長けた機能が多く、小売店の業務を効率化できる機能が豊富に搭載されています。

複数店舗管理やネットショップとの連携など、店舗によって必要な機能は異なりますので、店舗運営のスタイルに応じて比較・検討を行いましょう。

ここでは、小売業に特化した機能を搭載している以下の3つのPOSレジを、価格や機能の観点から比較します。

  • SPIRE POS
  • パワクラ
  • Orange POS

SPIRE POS

SPIRE POSは「フィーリックス株式会社」が提供している小売業向けのPOSレジです。

雑貨・アパレルなどを取り扱う小売店や、ホビー・ブランド品などを取り扱う専門店、総合リサイクルショップといった、幅広い業種に対応しています。

リテール・リユースビジネスに必要な機能を備えており、在庫管理においては特に優れた機能を揃えています。

初期費用0円
※別途周辺機器が必要
月額費用スモールプラン:4,950円(税込)
リテールプラン:9,900円(税込)
リサイクルプラン:13,200円(税込)
製品タイプ業態特化型POSレジ(小売業向け)
POSレジの形態クラウド型
主な機能の一例レジ機能、売上分析、在庫管理、顧客管理、複数店舗管理、データのCSV出力、外部システム連携など
※プランによって異なる
サポート体制電話・ヘルプセンターによるサポート
特徴導入費用0円から始められる。
リサイクル、リユース店向けに強い。
公式サイトhttps://spirepos.com/

パワクラ

パワクラは、「株式会社タスネット」が提供している小売業向けのPOSレジです。

ネットショップとの連携機能を備えているため、実店舗とネットショップの両方を運営している事業者に適しています。

売れ筋商品や滞留在庫をリアルタイムで把握でき、適正在庫を維持しながら、販売機会を逃さない運営が可能です。

初期費用要問い合わせ
月額費用フリー:0円
スタンダード:7,000円
プレミアム:お見積り
製品タイプ業態特化型POSレジ(小売業向け)
POSレジの形態クラウド型
主な機能の一例レジ機能、売上分析、在庫管理、顧客管理、ネットショップ連携、スマホ集客オプションなど
※プランによって異なる
サポート体制電話・メールによるサポート
特徴ネットショップとの連携機能。
LINE連携でロイヤルユーザーの育成。
公式サイトhttps://www.power-pos.jp/

Orange POS

Orange POSは、「株式会社エスキュービズム」が提供している小売業向けのPOSレジです。

タブレット端末などにインストールして使用するタイプで手軽に導入できるうえ、最大1,000店舗、4,000台以上の大規模サービスでも安定した動作が保証されています。

POSレジシステムに求められる基幹システムや会計システムなどへの連携はもちろん、ネットショップとも柔軟に連携することが可能です。

初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
製品タイプ業態特化型POSレジ(小売業向け)
POSレジの形態クラウド型
主な機能の一例レジ機能、売上分析、商品管理、在庫管理、顧客管理、スタッフ管理、外部システム連携など
サポート体制電話・メールによるサポート
特徴さまざまな機能の拡張ができる優れた柔軟性。
大型店舗にも対応可能。
公式サイトhttps://orange-pos.jp/

美容室向けPOSレジの比較

美容室に特化したPOSレジには、顧客管理や予約管理、施術内容を記録するためのカルテ機能など、美容室独自の業務フローをサポートする機能が充実しています。

ここでは、美容室に特化した機能を搭載している以下の3つのPOSレジを、価格や機能の観点から比較します。

  • SalonAnswer(サロンアンサー)
  • StoreTouch(ストアタッチ)
  • Bionly POS(ビオンリー)

SalonAnswer(サロンアンサー)

SalonAnswer(サロンアンサー)は、「エクシードシステム株式会社」が提供している美容室向けのPOSレジです。

過去の施術写真をすぐに確認できる顧客カルテ機能のほか、予約管理、売上管理、データ解析・集計機能、勤怠管理機能といったPOSシステムの標準機能が充実しています。

多店舗サロンから小規模サロンまで、店舗それぞれの規模・ニーズに合わせた利用が可能です。

初期費用税込143,000円
月額費用税込10,780円~
※プランによって異なる
製品タイプ業態特化型POSレジ(美容室向け)
POSレジの形態クラウド型
主な機能の一例レジ機能、予約管理、在庫管理、顧客管理、売上管理、分析機能、多店舗管理機能、外部システム連携など
サポート体制電話・メールによるサポート
特徴シンプルな操作性とデザイン。
豊富な分析機能。
公式サイトhttps://ex.salonanswer.com/

StoreTouch(ストアタッチ)

StoreTouch(ストアタッチ)は、「株式会社リレーションズ」が提供している美容室向けのPOSレジです。

比較的低価格で利用できるPOSレジですが、基本的なレジ機能や売上管理に加えて、優れた顧客管理機能を備えています。

そのため、主に小規模から中規模の店舗に適したPOSレジです。

施術内容やスタイルの記録を写真付きで保存できるカルテ機能は、手書きにも対応しており、非常に細かい内容まで記録しておくことができます。

初期費用0円
※別途周辺機器が必要
月額費用税込7,700円
製品タイプ業態特化型POSレジ(美容室向け)
POSレジの形態クラウド型
主な機能の一例レジ機能、顧客管理・分析、カルテ作成、売上分析、スタッフ管理など
サポート体制メール・ヘルプページによるサポート
特徴小・中規模の店舗向け。
使いやすい手書きカルテ機能。
公式サイトhttps://storetouch.com/

Bionly POS(ビオンリー)

Bionly POS(ビオンリー)は、「株式会社アライズ」が提供している美容室向けのPOSレジです。

美容室だけでなく、ネイルやマツエク、エステなどのサロン業務を管理できて、低コストで使えることをコンセプトに作られました。

電子カルテによる顧客管理と、店舗と顧客をつなぐメール販促機能を搭載しており、リピート率の向上が期待できるシステムです。

初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
製品タイプ業態特化型POSレジ(美容室向け)
POSレジの形態クラウド型
主な機能の一例レジ機能、顧客管理、予約管理、売上集計・分析、商品管理、在庫管理、メール・プッシュ配信機能、外部システム連携など
サポート体制電話・メール・遠隔操作によるサポート
特徴充実のサポート体制。
顧客とのコミュニケーションツールを搭載。
公式サイトhttps://bionly.jp/

POSレジの比較・導入の際に確認すべき7つのポイント

POSレジを導入した後で使いづらさを感じたり、必要な機能が不足していたりすると、再導入のコストや業務の混乱を招きかねません。

また、機能やコスト面だけでなく、事業の運営スタイルや将来的な事業拡大にも合致しているかを総合的に判断することが重要です。

POSレジを比較・導入する際は、以下の7つのポイントをしっかり確認して、後悔のない選択をしましょう。

  • 自店舗の業務改善に必要な機能を備えているか
  • 導入費用や料金プランは予算の範囲内か
  • すでに利用している端末や周辺機器が使えるか
  • 誰でも簡単に操作できるか
  • 導入後のサポートが手厚いか
  • 外部システムを連携できるか
  • POSレジの導入に補助金や助成金が適用できるか

自店舗の業務改善に必要な機能を備えているか

導入するPOSレジを比較する際に最も重要なのは、自店舗の業務上の課題を解決できる機能が備わっているかどうかです。

どんなに人気があるPOSレジでも、あなたのビジネスに必要な機能が搭載されていなければ意味がありません。

まずは、現在の業務フローにおける課題点を洗い出しましょう。

例えば、在庫管理に時間がかかっている、売上分析ができていない、顧客情報の活用ができていないなど、具体的な問題点を特定することが大切です。

それらの課題を解決できる機能を備えたPOSレジを選ぶことで、業務効率の大きな改善が期待できます。

導入費用や料金プランは予算の範囲内か

POSレジの導入には、初期費用とランニングコストの両方を考慮しなければなりません。

初期費用については、タブレット型のPOSレジであれば、既存のスマートフォンやタブレット端末などを活用できるため、初期費用を抑えられる可能性があります。

一方で、レシートプリンターやバーコードスキャナーといった周辺機器を準備しなければならない点には注意が必要です。

また、月額費用は、基本料金に加えて店舗数や端末数、利用する機能などによって変動します。

高機能なオプションを追加すると料金が上がる仕組みになっていますので、長期的な視点で費用対効果を見極めることが大切です。

すでに利用している端末や周辺機器が使えるか

POSレジを導入する際に、既存の設備をそのまま活用できるかどうかは、コスト面における大きなポイントです。

すでに所有している端末や周辺機器を使えれば、初期費用を大幅に抑えられます。

タブレット型POSレジの場合は、スマートフォンやタブレット端末など、すでに利用している端末をそのまま活用できるケースが多いです。

一方で、専用端末を必要とするPOSレジでは、互換性の問題から新しく購入が必要になる場合もあります。

すでに利用している端末や周辺機器がある場合は、導入を検討している機器との互換性を確認してみてください。

誰でも簡単に操作できるか

POSレジは便利な機能が多く搭載されていますが、スタッフが使いこなせなければ、その効果を十分に感じられません。

特に、アルバイトスタッフの入れ替わりが多い飲食店や小売店では、短時間で習得できる操作性が重要です。

POSレジを導入する前の無料トライアルが可能な場合は、提供会社に相談して、事前に使用感を確認すると良いでしょう。

導入後のサポートが手厚いか

導入するPOSレジを比較・検討する際は、迅速かつ適切なサポート体制が整っているかを確認しておきましょう。

導入後に技術的な問題や操作の疑問が生じた場合、スタッフだけで解決するのは難しいケースがほとんどです。

また、システムトラブルが発生した場合は、会計・決済業務ができなくなります。

特に、営業時間中にトラブルが起きた際、即座に対応できるサポート体制は欠かせません。

導入前には、POSレジを提供するメーカーのサポート体制を確認しておくことが大切です。

外部システムを連携できるか

POSレジを導入する際は、外部システムとの連携に対応している製品がおすすめです。

会計ソフトや勤怠管理システムなど、さまざまなシステムと連動させることで、さらなる業務の効率化や売上向上の効果が期待できます。

近年見られるほとんどのPOSレジが外部システムと連携できますが、連携できるシステムの数や種類はサービスごとに異なります。

また、連携のしやすさや、導入後のサポートサービスもさまざまです。

外部システムとの連携は後からでも可能ですので、POSレジを比較する際は、連携システムが充実したサービスを選んでおきましょう。

POSレジの導入に補助金や助成金が適用できるか

POSレジの導入や運用にかかるコストは高額になりやすいですが、国や地方公共団体による補助金や助成金を活用できる場合があります。

支給が決定するまでには審査や条件がありますが、制度を活用できれば、POSレジの導入費用を大きく抑えることが可能です。

POSレジの導入に適用される可能性がある補助金や助成金には以下のようなものがあります。

  • IT導入補助金
  • 小規模事業者持続化補助金
  • 業務改善助成金
  • ものづくり補助金

POSレジを導入する前に、ぜひ最新の制度を調査し、適用条件を確認してみてください。

POSレジの比較にまつわるよくある質問

導入するPOSレジを比較・検討する過程でよくある疑問・質問とその回答を3つ紹介します。

  • POSレジ業界で1位はどこですか?
  • POSシステムの欠点は何ですか?
  • 無料で使えるPOSレジはありますか?

POSレジ業界で1位はどこですか?

POSレジ市場においては、業態別・形態別・機能別など、様々な切り口によってシェアトップのPOSレジが異なります。

例えば、タブレット型・クラウド型のPOSレジでは「スマレジ」や「Airレジ」などが高いシェアを誇っています。

特に小規模店舗やスタートアップでの導入率が高く、使いやすさとコストパフォーマンスの良さが評価されているようです。

一方で、スーパーや量販店などの大型店舗では「東芝テック」や「NEC」などの据え置き型POSレジが依然として強い地位を保っています。

POSシステムの欠点は何ですか?

POSレジの導入は多くのメリットがある一方で、以下のような欠点も存在します。

  • 初期費用が高額になるケースがある
  • 操作に慣れるまでに時間がかかることがある
  • インターネット接続に依存するクラウド型の場合は通信障害に弱い
  • 停電や故障の際に混乱が想定される

上記の中でも、クラウド型POSレジの通信トラブルには特に注意が必要です。

近年増えているクラウド型のPOSレジですが、インターネット接続に依存しているため、通信トラブルが発生した場合は業務に支障が出る可能性があります。

バックアップシステムの有無や、オフラインでも利用できるかどうかは、POSレジの比較において重要なポイントです。

無料で使えるPOSレジはありますか?

以下のPOSレジは、初期費用・月額費用が0円の無料プランが用意されています。

  • スマレジ
  • STORESレジ
  • Square POSレジ
  • Airレジ

ただし、周辺機器や決済手数料が必要になる場合がある点にはご注意ください。

また、無料プランでは機能に制限がある場合が多いため、必要な機能をしっかり確認したうえで選ぶことが重要です。

事業の成長に合わせて、有料プランへのアップグレードを検討しましょう。

最適なPOSレジを比較・検討して業務効率をアップしよう!

この記事では、POSレジの種類や業態別のおすすめ機種、選び方のポイントを詳しく解説しました。

この記事のまとめ

POSレジの基本機能と導入のメリット

  • POSレジとは、販売データをリアルタイムで収集・管理できる「POSシステム」を備えたレジのこと
  • 売上管理・在庫管理・顧客管理・データ分析などの基本機能を持つ
  • POSレジの導入によって、業務効率の向上や顧客満足度の向上が期待できる

POSレジを比較するポイント

  • 「高機能な汎用型POSレジ」は、幅広い業種に対応できる
  • 「業態特化型POSレジ」は、特定の業界に求められる専門性が高い機能を備えている
  • 複数の製品を比較し、価格・機能・サポート体制などをふまえて総合的に判断する

POSレジ導入時に確認すべき重要ポイント

  • 自店舗の業務改善に必要な機能を備えているか確認する
  • 予算とコストのバランスを確認し、補助金や助成金を活用できないか確認する
  • 導入後のサポート体制や、外部システムと連携できるか確認する

業務内容に最適なPOSレジの選択は、業務効率の向上だけでなく、顧客満足度の向上にもつながります。

しっかり比較・検討したうえで、自分のお店に最も適したPOSレジを導入しましょう。

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この記事を書いた人

後藤廉のアバター 後藤廉 合同会社GRADMIN 代表

学生時代にITパスポートを取得し、Webメディア運営をスタート。
記事作成やWebディレクションを中心とした3年の個人事業を経て、2023年に合同会社GRADMINを創業。
SEO対策やホームページ制作・記事作成・オウンドメディアの運用代行など、コンテンツマーケティングを使って企業のWeb集客を支援しています。

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