「イベントのときだけPayPayを導入したいけど、個人でもできるの?」と、お悩みではありませんか?
結論から言うと、イベント限定の利用でも、条件を満たせばPayPayは導入できます。
本記事では、PayPayの申し込み手順や、イベント出店時ならではの審査のポイントをご紹介します。
また、導入時の注意点や運用のポイントもあわせて解説しました。
初めてのキャッシュレス決済導入でも、スムーズにスタートできるよう、ぜひ参考にしてください。
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個人がイベントでPayPayを導入するための基礎知識
PayPayは、店舗だけに限らず、イベント出店やフリーマーケットなどでも導入できます。
「個人でも審査に通るの?」と不安に思う方も多いですが、必要な書類と手順を理解すれば、初めての方でも簡単に登録できます。
まずは、PayPay導入に必要な条件を確認しておきましょう。
PayPayを個人利用で導入するための条件
個人利用を目的として、PayPayの審査をクリアするには、以下の条件を満たす必要があります。
対象者 | 個人事業主 副業として販売活動を行う個人 ハンドメイド作家 イベント出店者など |
必要書類 | 本人確認書類 (運転免許証・マイナンバーカードなど) 銀行口座情報 事業内容が分かる資料 (店舗外観写真など) 許認可証(該当事業者のみ) |
条件 | 日本国内に居住している 金融機関口座を持っている |
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詳しくは以下の記事で詳しく解説しています。

PayPayを個人で導入する流れ
PayPayは、以下のステップで導入できます。
公式サイトにアクセスし「お店に導入する」ボタンをタップ
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「個人事業主」を選択し、必要事項を記入する。

キャンペーンコード「A1670019」を入力すると、1,000円が受け取れるので、ぜひ活用してください。

すべての記入が済んだら「申込む」ボタンをタップして、記入したメールアドレス宛に届いたメールから、本登録を行います。
利用規約などに同意し、以下の点を確認します。
- 「個人事業主」にチェックが入っているか
- 販売形態は「移動販売」にチェックを入れているか
- 「お取り扱い商品 詳細」「提供サービス 詳細」は、正確に記載されているか
▶︎「店舗のない個人がPayPayを導入する際の注意点」で詳しく解説しています!
その後、本人確認書類の提出や、銀行口座情報の入力を行います。
先ほどの仮登録で記入した情報に誤りがないかも、改めて確認してください。
審査が行われ、最短翌日に結果が通知されます。
入力情報に不備がある、または追加の書類を求められる場合もあるため、早めに対応しましょう。
審査に通過すると、QRコードなどの加盟店キットが送付されます。
QRコードを設置するだけで、すぐに利用できます。
売上確認・返金操作・入金履歴は「PayPay for Business」から、簡単に確認できます。
PayPayを個人イベント出店に向けて導入するルート
PayPayの導入方法は直接申し込むか、決済代行サービスを通すかの2パターンに分かれます。
どちらも個人で利用可能ですが、申請方法やサポート体制に違いがあります。
ここからは、それぞれの申し込みルートの特徴と、イベント出店で審査をスムーズに通すためのポイントを確認していきましょう。
PayPay加盟店に直接申し込む
最もシンプルな方法は、PayPay公式サイトから直接加盟店として申し込む方法です。
個人事業主やイベント出店者でも審査対象となり、特別な設備や法人登録は必要ありません。
通常は3〜5営業日で審査が完了し、加盟店キット(QRコード・ステッカーなど)が郵送されます。
自分で管理をしたい人や、PayPayのみ導入したい人に向いています。
決済代行サービス経由で導入する
もう1つの方法は、Squareなどの決済代行サービス経由で申し込む方法です。
決済代行サービスを利用すると、PayPayを含む、複数のキャッシュレス決済をまとめて管理できます。
PayPay加盟店への直接申し込み | 決済代行サービス経由 | |
---|---|---|
対応決済 | PayPayのみ | PayPay含むQRコード決済 クレジットカード 交通系ICなど複数 |
審査窓口 | PayPay株式会社 | 各決済代行事業者 |
導入スピード | 1週間程度 | サービスにより異なる |
初期費用 | 無料 | 無料〜数千円程度 (端末購入費が必要な場合あり) |
決済代行サービスを利用すると、1つのアプリ・端末で複数ブランドの決済をまとめられるため、イベント出店のような短期間・多様な来客がある場面ではとても便利です。
中でもSquare(スクエア)を導入すれば、PayPayだけでなく、d払いや楽天ペイなど複数のQRコード決済にも対応可能です。
1つの端末でクレジットカード・電子マネー・QR決済をまとめて受け付けられるため、イベント出店時の会計をよりスマートに行えます。
スクエアの評判・口コミが気になる場合は、以下の記事が参考になります。

イベント出店に向けた審査通過のポイント
イベント出店の場合「店舗がない」「短期間利用」などの理由で、審査に不安を感じる方も多いです。
しかし、以下のポイントを押さえれば個人でも十分審査を通過できます。
- 販売実績や活動内容を明記する
SNS・ハンドメイド販売サイト・ポートフォリオなどをURL欄に記載し、活動の実態を示しましょう。 - イベント名や出店内容を具体的に書く
「〇〇マルシェ」「〇月〇日開催」など、出店予定のイベント情報を記載すると審査がスムーズです。 - 本人確認書類・口座情報を正確に入力する
入力ミスがあると審査が遅れる原因になります。特に口座名義(カナ)は注意が必要です。
店舗のない個人がイベント出店でPayPayを導入するときの注意点
常設店舗を持たず、イベント出店やハンドメイド販売などで活動している個人の場合、PayPayの導入手続きで「店舗情報の入力」に戸惑う方が多いです。
しかし、正しい申請方法を理解しておけば、問題なく審査を通過できます。
ここからは、店舗を持たない出店者が注意すべき3つのポイントを解説します。
店舗外観の代わりに作品やイベントブースの写真を提出する
PayPayの加盟店審査では、申請フォーム内で「店舗外観」「店内写真」などの画像を求められます。
これは、販売実態を確認するためのもので、店舗がなくても作品や出店ブースの写真で代用可能です。
【写真の例】
外観写真 | 自宅玄関+屋号を書いた紙 |
店内写真 | イベント出店時のブース全体の写真 テーブルの上に並べた商品など |
看板・ロゴ | ショップカード 屋号入りポップなど |
住所が公開されないように申請する
PayPayに加盟すると、登録した住所や店舗名が、PayPayアプリのマップ上に店舗情報として表示されます。
これは、ユーザーが近くのお店を探しやすくするための機能ですが、自宅を拠点に活動していると住所が公開されるのは不安に感じる人も多いでしょう。
その場合は「PayPayアプリ内マップに表示しない」に設定して申請することで非公開にできます。
この設定をオンにすれば、登録情報は審査用にのみ使用され、アプリ上に住所が表示されることはありません。
また、申請後でも「PayPay for Business」管理画面から表示・非表示を切り替えることが可能です。
こうした設定をしておけば、自宅住所を守りつつ安全にPayPayを利用できます。
「イベント限定利用」として審査を通過させる
イベント出店のみでPayPayを利用する場合は、申請フォーム内の「提供サービス詳細」を詳しく記載することで、審査がスムーズになります。
申請時は、販売する商品の詳細や、参加するイベントのジャンルや日時などを細かく記載しましょう。
PayPay導入の目的を明確に記載すれば「店舗がない=審査落ち」という心配は不要です。
ただし、申請時の販売形態を「通信販売」にすると審査落ちする可能性が高いといわれています。
イベント出店のための申請の際は「移動販売」を選択しましょう。
ちなみに、以下の記事でも店舗なしの個人事業主でもpaypayを導入するポイントを解説しています。

個人イベントでPayPayを活用するポイント
PayPayを導入したあとは、イベント当日での使い方や売上管理の方法をしっかり理解しておくことが大切です。
決済操作や入金サイクルを事前に把握しておくことで、当日のトラブルを防ぎ、スムーズな販売対応ができます。
ここからは、イベント出店時にPayPayを最大限に活用するための3つのポイントをご紹介します。
当日の決済手順を確認しておく
イベント当日は慌ただしくなりがちなので、決済手順を事前に練習しておくことが成功のカギです。
PayPay加盟店キットに同封されているQRコードをブースに設置し、お客様には以下の流れで支払いをしてもらいます。
- 店舗側がQRコードを提示する
- お客様がPayPayアプリでQRコードを読み取る
- お客様が支払金額を入力し、支払いを完了する
- 店舗側の「PayPay for Business」アプリに通知が届き、入金が確定する
売上金の入金スケジュールを確認する
PayPayの売上金は、登録した銀行口座へ自動で振り込まれます。
入金サイクルを把握しておくと、資金繰りやイベント後の経費精算がスムーズになります。
銀行口座の種類 | 入金サイクル | 振込手数料 |
---|---|---|
PayPay銀行 | 月1回 (毎月1日) | 無料 |
その他の金融機関 | 月1回 (毎月翌々営業日) |
他キャッシュレス決済との併用で売上アップを狙う
PayPay単体でも十分便利ですが、他のキャッシュレス決済サービスと併用することで売上チャンスを広げられます。
イベントでは来場者の決済手段が多様化しているため、複数ブランドに対応しておくと「買いたいけど支払えない」という機会損失を防げます。
【併用におすすめの決済サービス例】
サービス名 | 決済手段 | 対応ブランド数 | 特徴 |
---|---|---|---|
Square | クレジットカード 電子マネー QR決済(PayPay含む) | 25種類 | 審査が早く、イベント初心者にも人気 |
Airペイ | 81種類 | 端末1台でさまざまな決済が可能 | |
STORES決済 | 26種類 | 操作が簡単で導入ハードルが低い |
PayPayは「QRコード決済」の利用者が多い一方、一部のお客様はクレカや交通系ICを希望するケースも考えられます。
Squareなど、他の決済サービスを組み合わせることで、集客力・売上・顧客満足度をトリプルで向上できるでしょう。
こちらで紹介した3つのサービスの評判や口コミは、以下の記事で詳しく解説しています。
個人がイベントでPayPayを導入する際によくある質問
PayPayは個人でも導入できる便利なキャッシュレス決済ですが、イベント出店者からは「使い始めた後の手続きや費用面が気になる」という声も多く聞かれます。
ここからは、導入を検討する方が特によく疑問に感じる3つのポイントを解説します。
Q. イベントが終わった後は解約や休止はできる?
A.イベントが終わった後に利用を一時停止・解約することは可能です。
PayPayの加盟店契約には長期縛りがなく、特定の期間のみ利用したい個人にも対応しています。
ただし、休止の制度はないため、解約を希望する場合は解約手続きを行いましょう。
Q. PayPay導入にかかる費用や手数料はいくら?
A. PayPayは、初期費用・月額費用ともに無料で導入できます。
PayPayは、初期費用・月額費用ともに無料で始められます。
主にかかるのは決済手数料のみで、売上金から自動で差し引かれる仕組みです。
導入コストがかからないため、イベント出店など短期利用でも安心して導入できます。
プランごとの違いや手数料の詳細は、以下の記事で詳しく解説しています。

Q. 複数人で出店するとき同じPayPayアカウントを使える?
A. 基本的に、1つのPayPayアカウントは1つの店舗(または事業者)専用です。
複数の出店者で同じアカウントを共有することは推奨されていません。
1つのブースを共同運営している場合には、代表者がアカウントを作成し、そのQRコードを使って決済をまとめるケースもあります。
しかし公式に推奨されている運用ではないため、事前にPayPayサポートへ確認しておくと安心です。
また、共有利用の場合でも、売上は1つの口座にまとめて振り込まれるため、清算方法を事前に決めておきましょう。
まとめ:PayPayを導入してイベントの売上を最大化しよう
個人でも、イベント出店やハンドメイド販売などでPayPayを導入することは十分可能です。
公式サイトから直接申し込むほか、Squareなどの決済代行サービスを通せば、複数の決済ブランドをまとめて扱うこともできます。
店舗がなくてもPayPayは導入可能
- PayPay加盟店に直接申し込むか、決済代行サービスを通して導入できる
- 申し込む際は、販売する商品や参加するイベントの詳細を正確に記入する
- 店舗がない・出店経験がなくても、代替する書類や写真を提出すればOK
イベント出店でPayPayをさらに活用するためのポイント
- QRコードは見やすい位置に設置し、PayPayが使えることを周知する
- 入金サイクルや手数料を確認しておく
- Squareなど、他の決済サービスを併用すれば、売上・集客力がともにアップする可能性も
まずは自分の出店スタイルに合った方法で、イベント販売をよりスマートに・安心して運営できる環境を整えていきましょう。
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