【2025年最新】Square（スクエア）即時入金サービスの使い方完全ガイド！条件・注意点を徹底解説

Square（スクエア）の即時入金サービスが2025年12月16日に正式リリースされました。

従来の日次入金よりもさらに早く、必要なタイミングで売上金を銀行口座に送金できるようになります。

この記事では、Square（スクエア）即時入金の手数料や利用条件、実際の使い方、注意点まで詳しく解説していきます。

Square（スクエア）即時入金サービスとは？基本の仕組みと特徴

この章では、Square（スクエア）即時入金サービスの基本的な内容について解説します。

即時入金サービスの概要

Square（スクエア）即時入金サービスとは、売上金を好きなタイミングで銀行口座に送金できるサービスです。

通常の入金を待たずに、必要な時に数分で入金が完了します。

24時間365日いつでも送金指示が可能で、メンテナンス時間を除けば90%以上が即座に処理されるでしょう。

従来のSquare（スクエア）は翌営業日の日次入金が基本でしたが、即時入金サービスの登場により、さらに資金繰りの自由度が高まりました。

急な出費や仕入れが必要な時でも、売上金をすぐに活用できるのが最大の特徴といえます。

スクエアの入金サイクルは以下の記事で確認できます。

即時入金の利用対象者と条件

Square（スクエア）即時入金を利用するには、いくつかの条件があります。

新規加盟店の場合、初回決済から24時間が経過し、2日以上の決済処理日があり、かつ5件以上の決済実績が必要です。

これらの条件を満たせば、1日5万円までの即時入金が利用できるようになります。

既存加盟店の場合は、すぐに利用可能で1日35万5,000円まで送金できますよ。

対応銀行については、みずほ銀行や三井住友銀行などの主要銀行をはじめ、多くの金融機関で利用できます。

メガバンク口座がなくても使える点が、新規事業主にとって大きなメリットといえます。

Square（スクエア）即時入金の手数料と利用上限の詳細

この章では、Square（スクエア）即時入金にかかる手数料と利用上限について詳しく説明します。

即時入金にかかる手数料の計算方法

Square（スクエア）即時入金の手数料は、送金額の1.5%です。

例えば5万円を送金する場合、手数料は750円となり、実際に口座に入金される金額は49,250円になります。

10万円なら手数料1,500円で入金額は98,500円、30万円なら手数料4,500円で入金額は295,500円です。

手数料は送金時に自動的に差し引かれるため、別途支払う必要はありません。

計算式は「送金額 × 0.015 = 手数料」「送金額 – 手数料 = 入金額」となり、非常にシンプルです。

手数料が発生するタイミングは送金指示を出した時点で、取引履歴にも明細が記載されます。

即時入金の利用上限額・最低送金額

Square（スクエア）即時入金には、利用上限と最低送金額が設定されています。

新規加盟店の場合、1日の利用上限は5万円までです。一方、既存加盟店は1日35万5,000円まで送金できます。

最低送金額はどちらも5,000円からとなっており、少額の送金には対応していません。

1日に複数回送金する場合、合計金額が上限を超えなければ何度でも利用できます。

例えば既存加盟店なら、午前中に10万円、午後に15万円といった使い方も可能です。

ただし、上限に達した後は翌日まで待つ必要があります。

送金回数に制限はないため、必要なタイミングで柔軟に活用できるでしょう。

Square（スクエア）即時入金の使い方｜実際の操作方法を解説

この章では、Square（スクエア）即時入金の実際の操作方法を説明します。

Squareダッシュボード（PC）からのSquare（スクエア）即時入金手順

Squareダッシュボードから即時入金を行う手順は3ステップです。

Square（スクエア）即時入金の送金状況確認・メール通知

Square（スクエア）即時入金の送金状況は、3つのステータスで管理されています。

それぞれのステータス変更時には、登録メールアドレスに通知が届きます。

完了メールはPayPay銀行から受取銀行への送金が完了したタイミングで送られ、実際の着金まで1分程度のタイムラグがあるでしょう。

取引履歴でも送金状況が確認でき、「即時入金」という項目で送金金額と手数料の詳細が表示されます。

Square（スクエア）即時入金を使う際の注意点

この章では、Square（スクエア）即時入金を利用する前に知っておくべき注意点を解説します。

Square（スクエア）即時入金は定期メンテナンス時間がある

Square（スクエア）即時入金には定期メンテナンス時間が設定されています。

平日は午前6時から8時30分まで、週末は午後11時50分から午前0時12分までがメンテナンス時間です。

さらに年末年始（12月31日〜1月3日）とゴールデンウィーク（5月2日〜5月6日）は、午後11時50分から午前3時52分まで利用できません。

この期間中は即時入金サービス自体が停止するため注意が必要でしょう。

また、登録している銀行側のメンテナンスによっても送金処理が遅れる場合があります。

メンテナンス中に送金指示を出した場合、処理はメンテナンス終了後に自動的に開始されるため、保留メールが届くことを覚えておきましょう。

Square（スクエア）即時入金で送金失敗しても自動リトライされない

Square（スクエア）即時入金で送金が失敗した場合、自動でリトライされない仕組みになっています。

送金失敗の主な原因は、銀行側のシステムエラーや口座情報の不備、メンテナンス時間の延長などです。

失敗した場合は登録メールアドレスに失敗通知が届き、送金額は残高に戻ります。

再度送金したい場合は、手動で送金指示を出し直す必要があるでしょう。

自動リトライ機能がないため、失敗メールを受け取ったら速やかに再送金の手続きを行ってください。

何度も失敗が続く場合は、Squareサポートに問い合わせることをおすすめします。

エラーコードが表示される場合もあるため、問い合わせ時にそれを伝えるとスムーズでしょう。

Square（スクエア）即時入金は残高の全額が送金対象ではない

Square（スクエア）即時入金では、残高の全額が送金対象になるわけではありません。

売上は決済ごとにバッチング処理されており、処理が完了したものだけが送金可能になります。

例えば残高に60万円ある場合でも、20万円×3件の売上として処理されていれば、1回の送金では20万円しか対象にならないケースがあるでしょう。

このサービスは毎日使うものではなく、あくまで緊急時の利用を想定しています。

想定される利用シーンとしては、設備故障の修理代、イベント主催者への精算、週末の人件費や仕入れ支払い、月末の資金繰り対応などです。

通常は日次入金を活用し、本当に必要な時だけ即時入金を使う運用をおすすめします。

まとめ：Square（スクエア）即時入金サービスを活用してキャッシュフロー改善を実現

Square（スクエア）即時入金サービスは、売上金を好きなタイミングで数分以内に銀行口座へ送金できる画期的なサービスです。

手数料は送金額の1.5%というシンプルな料金体系で、24時間365日いつでも利用できます（メンテナンス時間除く）。

新規加盟店は1日5万円まで、既存加盟店は1日35万5,000円まで送金可能で、最低送金額は5,000円からとなっています。

このサービスの優位性は、業界最速の入金スピードにあります。

従来のSquare（スクエア）は翌営業日の日次入金で既に業界最速でしたが、即時入金サービスの登場により、さらに自由度の高い資金管理が実現しました。

他社では週次入金や手動送金が基本となっている中、Square（スクエア）なら緊急時にすぐ対応できるでしょう。

Square（スクエア）即時入金は、こんな事業者におすすめです。

今すぐSquare（スクエア）即時入金を始めるには、まずSquare（スクエア）の加盟店登録を行い、決済実績を積むことから始めてください。

既にSquare（スクエア）を利用している方は、ダッシュボードまたはアプリからすぐに即時入金が利用できます。

キャッシュフロー改善を実現したい方は、ぜひSquare（スクエア）即時入金サービスを活用してみてください。