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エアペイとスクエアを15項目で徹底比較!自分に合うのはどっち?

エアペイとスクエアを15項目で徹底比較!自分に合うのはどっち?

「キャッシュレス決済のエアペイとスクエア、どっちを導入しようか迷ってるけど決め手にかける」「エアペイとスクエア、自分のビジネス業態にベストなのはどっちだろう?」こんな悩みを抱えている店舗オーナーさんや事業主さん、多いのではないでしょうか?

エアペイとスクエアを導入しようにも、特徴や費用さらに自身のビジネスとの相性など、どのような部分を比較して決めれば良いのか難しいですよね。

この記事ではエアペイとスクエアの比較項目を15個挙げ、それぞれについて比較解説します。さらにそれぞれのメリットデメリットやどんな事業者さんに向いているのかまで解説します。

この記事で分かること
  • エアペイとスクエアの基本情報と特徴
  • エアペイとスクエアそれぞれの違い
  • エアペイとスクエアをそれぞれ導入した際のメリットデメリット
  • エアペイとスクエア導入のおすすめ店舗・事業者
  • エアペイとスクエアを実際に導入した店舗・事業者の口コミ

この記事を読めば、自身の事業形態に合うのはエアペイとスクエアどちらなのか、はっきりとわかりますよ。ぜひ最後まで読んでみてください。

目次(クリックで記事内移動)
  1. エアペイの基本情報と特徴
    1. エアペイの基本情報
    2. エアペイの特徴
  2. スクエアの基本情報と特徴
    1. スクエアの基本情報
    2. スクエアの特徴
  3. エアペイとスクエアを15項目で比較
    1. 1.料金(初期費用,月額費用,決済手数料)を比較
    2. 2.決済ブランドを比較
    3. 3.支払い方法を比較
    4. 4.決済端末機器を比較
    5. 5.クレジットカード・QRコードの読み取り方法を比較
    6. 6.入金サイクルと手数料を比較
    7. 7.審査・導入までの流れを比較
    8. 8.通信環境を比較
    9. 9.POSレジとの連携を比較
    10. 10.会計ソフトとの連携を比較
    11. 11.決済機能を比較
    12. 12.管理機能を比較
    13. 13.端末の保証期間・保証以外の費用を比較
    14. 14.運営会社とサポート体制を比較
    15. 15.解約方法(条件や手数料)を比較
  4. エアペイとスクエアは併用できる?
  5. エアペイとスクエアは連携できる?
  6. エアペイ・スクエアのメリット・デメリット
    1. エアペイのメリット
    2. エアペイのデメリット
    3. スクエアのメリット
    4. スクエアのデメリット
  7. 「エアペイとスクエア」おすすめの店舗・事業者をそれぞれ紹介
    1. 1.エアペイがおすすめの店舗・事業者
    2. 2.スクエアがおすすめの店舗・事業者
  8. エアペイ・スクエアの口コミ
    1. エアペイの口コミ
    2. スクエアの口コミ
  9. エアペイとスクエアの比較に関するよくある質問
    1. Q:エアペイとエアレジの違いは?
    2. Q:エアペイとスクエアの手数料は?
    3. Q:エアペイとスクエアの解約金はいくら?
    4. Q:エアペイとスクエアの加盟店数は?
  10. まとめ:エアペイとスクエアの導入は最も自分のビジネスで重視する部分で考える

エアペイの基本情報と特徴

エアペイとスクエアを比較検討しやすいように、それぞれの基本情報と特徴をまとめました。まずはエアペイの基本情報と特徴を細かく見ていきます。

エアペイの基本情報

詳細
導入費用無料(キャンペーン利用しなければ20,167円)
決済手数料0.99%~3.24%
月額費用無料
入金手数料無料
入金サイクル月6回(三井住友,みずほ,三菱UFJ銀行) 月3回(他行)
解約費用無料
導入までの期間最短で申し込みから約10日後
クレジットカードブランド
(7種類)
VISA Mastercard JCB AmericanExpress
DinersClub DISCOVER 銀聯
電子マネーブランド
(12種類)
iD QUICPay Kitaca Suica TOICA PASMO Apple Pay
manaca ICOCA nimoca SUGOCA はやかけん
QRコードブランド
(10種類)
PayPay 楽天ペイ d払い auPAY J-CoinPay SmartCode
ALIPAY+ WeChatPay UnionQR COIN+
決済機能対面決済◯ 継続課金× 請求書決済× ブラウザ決済× ECサイト決済×
決済端末カードリーダー スマートフォン

エアペイの特徴

エアペイはリクルートが2015年に開始したキャッシュレス決済サービスです。初期は対応ブランドが少数しかありませんでしたが、現在では対応ブランド数の多さが強みとなっています。

VISA・Mastercard・JCBなどのクレジットカードに加え、交通系ICカードや電子マネーを含む計77種類(2025年3月現在)に対応しています。中国の銀聯カードも利用可能で、訪日中国人客の多い店舗にとって利便性が高いです。

スクエアの基本情報と特徴

スクエアの基本情報と特徴を細かく見ていきます。

スクエアの基本情報

詳細
導入費用無料・4,980円~(決済端末導入の場合)
決済手数料2.50%~3.75%
月額費用無料
入金手数料無料
入金サイクル翌営業日(三井住友・みずほ銀行) 他行(週1回)
解約費用無料
導入までの期間最短で申込み日当日
クレジットカードブランド(6種類)VISA Mastercard JCB AmericanExpress
DinersClub DISCOVER
電子マネーブランド(11種類) Kitaca Suica TOICA PASMO iD QUICPay
manaca ICOCA nimoca SUGOCA はやかけん
QRコードブランド(7種類)PayPay 楽天ペイ d払い auPAY ALIPAY+ WeChatPay メルペイ
対応機能対面決済◯ 継続課金◯ 請求書決済◯ ブラウザ決済◯ ECサイト決済◯
決済端末カードリーダー カード決済端末 POSレジ

スクエアの特徴

スクエアはみずほ銀行・三井住友銀行なら翌営業日、それ以外の銀行は週1回と、入金がスピーディーです。スクエアは決済以外にも売上管理や在庫管理ができ、キャッシュレス導入が初めての事業者にも最適です。

アプリや周辺機器が充実し、決済端末SquareTerminalはレシートプリンター内蔵のオールインワン型です。コードレスのため屋内外どこでも使用可能となっています。

さらにSquareオンラインビジネスなら、無料で簡単にオンラインショップを開設できます。入金サイクルもリアル店舗と同様のため、コストを抑えてEC展開できるのです。

エアペイとスクエアを15項目で比較

エアペイとスクエアを導入したい事業者の方でも、比較検討するポイントに違いがあります。

エアペイとスクエアについてそれぞれの特徴を15項目で比較してみました。知りたい情報や必要な情報を確認して、導入を検討してみましょう。

1.料金(初期費用,月額費用,決済手数料)を比較

エアペイスクエア
初期費用無料(キャンペーン利用しなければ20,167円)無料・4,980円~(決済端末導入の場合)
月額費用無料無料
決済手数料0.99%~3.24%2.50%~3.75%

エアペイ・スクエア共にカードリーダーが必要ですがエアペイはキャンペーン利用で無料、スクエアは購入しなければなりません。月額費用は共に無料ですが、決済手数料が発生します。

エアペイ・スクエア共にブランドにより手数料が変わります。エアペイではCOIN+の0.99%が最も低く、クレジットカードを中心としたブランドが3.24%です。

スクエアの決済手数料は最大が3.75%のため発生する料金で考えれば、エアペイの方がスクエアよりもお得と言えるでしょう。

2.決済ブランドを比較

エアペイスクエア
クレジットカードVISA Mastercard JCB AmericanExpress
DinersClub DISCOVER 銀聯
VISA Mastercard JCB AmericanExpress
DinersClub DISCOVER
電子マネーiD QUICPay Kitaca Suica
TOICA PASMO ApplePay
manaca ICOCA nimoca
SUGOCA はやかけん
Kitaca Suica TOICA
PASMO iD QUICPay
manaca ICOCA nimoca
SUGOCA はやかけん
QRコードPayPay 楽天ペイ d払い
auPAY J-CoinPay SmartCode
ALIPAY+ WeChatPay UnionQR COIN+
PayPay 楽天ペイ d払い auPAY
ALIPAY+ WeChatPay メルペイ

エアペイは対応決済ブランドが豊富で、特に銀聯(UnionPay)やUnionQRに対応しており、インバウンド需要にも強いです。スクエアが対応するQR決済は日本や中国の7種類に限られます。

エアペイは国内大手キャリアのQR決済に加え、海外のQR決済も利用可能で、幅広い顧客ニーズに応えられます。

3.支払い方法を比較

エアペイスクエア
1回払い
ボーナス一括払い ××
リボ払い××
分割払い××

エアペイとスクエアのクレジットカード決済は1回払いのみで、分割払い・リボ払い・ボーナス一括払いには対応していません。低単価商品なら問題ありませんが、高額商品を扱う場合は別の決済手段を検討する必要があります。

4.決済端末機器を比較

スクロールできます
Airペイ
(エアペイ)
Airペイタッチ(エアペイ)Squareリーダー(スクエア)Squareスマホでタッチ決済
(スクエア)
Squareターミナル
(スクエア)
Squareスタンド
(スクエア)
Squareレジスター
(スクエア)
価格無料
(キャンペーン利用しなければ20,167円)
無料4,980円無料39,980円29,980円84,980円
本体以外で必要機器iPhone
iPad
iPhoneiPhone iPad
Androidスマホ
Androidダブレット
iPhone
Androidスマホ
不要iPad不要
プリンターの
対応
◯(なくても利用可能)×◯(なくても利用可能)◯(なくても利用可能)端末に内蔵済◯(なくても利用可能)◯(なくても利用可能)
持ち運び××
デジタルレシート

エアペイとスクエアエアペイとスクエアは、どちらもスマホを決済端末として使える「Tap to Pay」に対応しています。エアペイは、実店舗を持つ事業者限定のキャンペーンを利用すればiPadが無料で貸与されますが、キッチンカーやイベント販売など店舗を持たない事業者は対象外です。

エアペイの場合カードリーダーは無料で提供されますが、iOS端末は購入する必要があります。スクエアはiOS・Androidの両方で利用できるため、Android端末のみを所有する事業者は、よりコストを抑えて導入しやすいでしょう。

5.クレジットカード・QRコードの読み取り方法を比較

エアペイスクエア
クレジットカードスキャンICカード
磁気カード
タッチ決済
ICカード
磁気カード
タッチ決済
QRコードスキャン 店側がスキャン顧客がスキャン

エアペイもスクエアもクレジットカードスキャンの場合は、ICカード・磁気カード・タッチ決済による読み取り方式です。エアペイのQRコードスキャンの場合、お店側は顧客が提示したバーコードをスキャンします。

スクエアの場合は、お店側が提示したバーコードを顧客がスキャンする方式です。

6.入金サイクルと手数料を比較

エアペイスクエア
入金手数料無料無料
入金サイクル月6回
(みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行)
月3回(上記以外の銀行)
翌営業日
(みずほ銀行・三井住友銀行)
毎週水曜締め、金曜日入金
(上記以外の銀行)

入金手数料はエアペイ・スクエアともに無料ですが、入金サイクルは2社とも大きな違いがあります。スクエアの場合みずほ銀行・三井住友銀行であれば翌営業日に入金のため早いタイミングで売上金を確保できます。

エアペイは指定の銀行以外だと月3回の入金です。以下はエアペイの入金サイクル詳細です。

  • みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行:5日ごとに締め、約5日後入金
  • 上記以外の銀行:10日ごとに締め、約5日後入金

エアペイはゆうちょ銀行を振込金融機関に指定できず、QRコード決済分は月末締めの翌月末の入金のため注意が必要です。

7.審査・導入までの流れを比較

エアペイスクエア
審査日数3営業日(最大1ヵ月)1~3営業日(最大5営業日)
決済端末到着2~4日2~3日
導入開始申し込みから最短10日申し込みから最短当日

申し込みから導入までのスピードでは、スクエアの方が早いです。スクエアはアカウント開設直後からVISAとMastercardの決済が可能ですが、エアペイは審査に約3営業日かかります。

その他のブランドについても、スクエアは約5日で全審査が完了するのに対し、エアペイは約1ヵ月かかります。スクエアが導入後の利用実績をもとに審査するのに対し、エアペイはそれまでの信用情報を重視するためです。

迅速にクレジットカード決済を導入したい場合、スクエアが最適といえるでしょう。

8.通信環境を比較

エアペイ・スクエアともに「LTE・4G・5G・Wi-Fi」のインターネット回線が使用可能です。エアペイはカードリーダーとiPhone・iPadをBluetoothで接続して使用しますが、スクエアの場合端末で接続方法が異なります。

  • Squareリーダー:スマホとリーダーをBluetoothで接続しスマホのネット回線を使用
  • Squareターミナル:Wi-Fiに接続して使用
  • Squareスタンド:Wi-Fiに接続または有線接続
  • Squareレジスター:Wi-Fiに接続または有線接続

スクエアの方が端末の種類が多く、展開する事業により導入する端末も異なります。導入する際は自身の店舗の通信環境にも注意しましょう。

9.POSレジとの連携を比較

エアペイスクエア
連携可能なPOSレジAirレジAirレジ
Bionly
Orange Operation
SquarePOSレジ
poscube
スマレジ
ユビレジ

エアペイは連携可能なPOSレジ機能はAirレジのみです。無料アプリ「Airレジ」をインストールすれば、POSレジ機能を利用できます。

一方、スクエアのカードリーダーは4種類あり、POSレジ機能の有無が異なります。

  • Squareリーダー:POSレジ機能なし(4,980円・無料アプリ「スクエア POSレジ」をインストール)
  • Squareターミナル:POSレジ機能搭載(39,980円)
  • Squareスタンド:POSレジ機能搭載(23,900円)
  • Squareレジスター:POSレジ機能搭載(84,980円)

スクエアリーダーはエアペイと同様にアプリのインストールが必要です。Squareターミナル・Squareスタンド・SquareレジスターはPOSレジ機能を備えており、画面が大きいため操作性が良いのもメリットです。

スクエアの端末代は上記したようにやや高額ですが、エアペイのカードリーダーはキャンペーン中であれば無料で入手可能です。初期コストを抑えたい方は、エアペイのPOSレジが向いていると言えるでしょう。

10.会計ソフトとの連携を比較

エアペイスクエア
連携可能な会計サービスfreee会計
弥生シリーズ
マネーフォワードクラウド会計
マネーフォワードクラウド確定申告
FXシリーズ
freee会計
マネーフォワードクラウド会計
マネーフォワードクラウド確定申告

エアペイとスクエアは、会計ソフトと連携可能です。連携すると売上データを自動で取り込め、帳簿作成のコストを大幅に削減できます。

エアペイは対応している会計ソフトの種類が多く、使用するには無料アプリ「Airレジ」の導入が必要です。スクエアは単体で会計ソフトと連携可能ですが、主要な会計ソフトである「弥生」と連携できません。

普段使用している会計ソフトでエアペイまたはスクエアを選び、会計ソフトを使用していない場合は導入も検討してみましょう。

11.決済機能を比較

エアペイスクエア
対面決済
ブラウザ決済×
継続課金×
ECサイト決済×
請求書決済×

エアペイの決済機能は対面決済のみ対応しており、ECサイトやブラウザ決済などの非対面決済には利用できません。スクエアは対面決済に加え、ブラウザ決済や請求書決済にも対応しており、決済手段が充実しています。

スクエアは継続課金機能を備えているため、サブスクリプション型のサービスを提供する事業者にとっては非常に便利です。エアペイでは継続課金が認められておらず、その都度請求する必要がありますが、スクエアなら自動でクレジットカードから引き落としが可能です。

そのため請求漏れの心配がなく、業務の負担軽減にもつながるでしょう。

12.管理機能を比較

エアペイスクエア
アプリで管理できること売り上げデータ集計売り上げ管理
売り上げ分析
在庫管理

データ管理しやすいのはスクエアで、上記以外にも様々な機能があります。エアペイは可能な管理業務が少ないです。

エアペイの場合、一度PCへデータを移しての管理は必要です。スムーズに管理を行うなら、スクエアをお勧めします。

13.端末の保証期間・保証以外の費用を比較

エアペイスクエア
保証期間受取月から6ヶ月注文日から1年間
Squareレジスターは注文日から2年間
保証以外でかかる費用20,167円Squareリーダー:4,980円
Squareスタンド:29,980円
Squareターミナル:39,980円
Squareレジスター:84,980円

保証期間はスクエアが1年間、エアペイは受取月を含む6ヶ月です。エアペイ・スクエアともに保証期間外に故障した場合は、新たに端末を購入しなければなりません。

エアペイでは導入時にカードリーダーを無料提供するキャンペーンがありますが、故障時の負担を考えると、交換費用が安いスクエアの方が安心です。スクエアは購入後30日以内であれば使用済みでも返品可能で、試してから判断できる点でも柔軟性に優れています。

不注意や水没そして故意の破損などによる故障は、どちらのサービスでも保証対象外となるため注意が必要です。

14.運営会社とサポート体制を比較

エアペイスクエア
運営会社株式会社リクルートSquare株式会社
サポート電話
メール
チャット
電話
メール
サポート受付時間電話:9:30~23:00(年中無休)
チャット:9:30~20:00(年中無休)
10:00~18:00
(年末年始・臨時休業除く)
休業日年中無休年末年始
(臨時休業日あり)

エアペイは、ホットペッパーやじゃらんなどを手掛けるリクルートが提供する決済サービスです。飲食店や美容院向けの集客・販促支援を行う大手企業で、全国的なCM展開により消費者の認知度も高いのが特徴です。

スクエアは米国発の決済サービスで、日本ではSquare株式会社が事業を展開しています。サポート面ではエアペイの方が受付窓口が充実しており、対応時間も長めです。

エアペイのチャットサポートは、混雑時でも5分程度でつながることが多くレスポンスが迅速です。問い合わせ対応のスムーズさを重視するなら、エアペイのサポート体制の方が優れていると言えるでしょう。

15.解約方法(条件や手数料)を比較

エアペイスクエア
契約期間なしなし
解約手数料無料無料
違約金なしなし
端末返却あり
(キャンペーンなど無料貸与されたiPadやカードリーダーは返却)
なし

エアペイとスクエアはどちらも契約期間がなく、いつでも自由に解約できるのが特徴で、解約時に違約金が発生しません。エアペイではキャンペーンで提供されたiPadやカードリーダーは返却が必要です。

スクエアの決済端末は、購入30日以内なら使用済みでも返品可能です。導入前に複数の端末を試して、自店舗に最適なものを選べます。

どちらのサービスもリスクが少なく、気軽に試せる環境が整っています。迷った場合は、両方を申し込んで実際に利用し、自分の事業に最適な方を選びましょう。

エアペイとスクエアは併用できる?

エアペイとスクエアは併用が可能で、それぞれの強みを活かした運用ができます。エアペイのキャンペーンを利用する場合は、エアペイをメインの決済手段とする必要があります。

エアペイが使える状況で意図的にスクエアを利用すると、提供されたカードリーダーの費用を請求される可能性があるため注意が必要です。スクエアはオンライン決済機能や継続課金など、エアペイにはないサービスを提供しており、これらを活用したい場合は併用が有効です。

スクエアは入金サイクルが早いため、大きな金額の決済時に便利です。両サービスの機能や入金タイミングの違いを活かし状況に応じて使い分けることで、よりスムーズな決済運用が可能です。

エアペイとスクエアは連携できる?

エアペイとスクエアは直接連携できませんが、Airレジとスクエアは連携可能です。Airレジはリクルートが提供する無料のPOSレジでスクエアの決済機能と組み合わせると、クレジットカードや電子マネー決済を利用できます。

スクエアPOSレジとエアペイの決済端末を組み合わせることはできません。Airレジを活用しつつスクエアの決済機能を利用したい場合は、Airレジ+スクエア決済の組み合わせが最適です。

エアペイ・スクエアのメリット・デメリット

エアペイとスクエアの特徴を比較してきましたが、以上を踏まえてそれぞれのメリットデメリットをまとめました。

エアペイのメリット

エアペイは低コストで導入しやすく、多彩な決済手段に対応しています。カードリーダーとiPhoneやiPadがあればすぐに利用を開始でき、個人経営の店舗でも導入しやすいです。

クレジットカード・電子マネー・QRコード決済など幅広い支払い方法に対応しており、顧客にとっても利便性が高い決済サービスです。サポート対応時間が長いため、万が一のトラブル時にも安心して利用できる点も大きなメリットと言えるでしょう。

エアペイのデメリット

今のところエアペイの対応端末はiOSのみで、Android端末では利用できません。導入時の審査にはやや時間がかかるため、すぐに使い始めたい場合は注意が必要です。

売上の入金は毎日ではなく一定のサイクルで行われるため、即時入金を求める場合にはやや不便に感じることもあるでしょう。

スクエアのメリット

スクエアのメリットは、迅速な入金と無料で利用できるPOSレジ機能がある点です。三井住友銀行やみずほ銀行を利用している場合決済の翌日に入金されるため、スムーズな資金繰りが可能です。

審査結果が出るまでの時間が短く、導入をスピーディーに進められるのもメリットのひとつです。対面・オンラインを問わず多様な決済手段に対応しており、サービス利用にかかるコストも抑えられるため、コストパフォーマンスの高い決済サービスと言えるでしょう。

スクエアのデメリット

スクエアはエアペイと比較すると決済手数料がやや高めに設定されています。コスト面で負担を感じることがあるかもしれません。

対応しているQRコード決済の種類がエアペイと比べて少ないため、特定の決済方法を希望する顧客に対応できない場合があります。導入時には決済端末の購入費用が発生するため、初期費用を抑えたい場合には慎重に検討する必要があるでしょう。

「エアペイとスクエア」おすすめの店舗・事業者をそれぞれ紹介

エアペイ・スクエアそれぞれにあった店舗・事業者を紹介します。

1.エアペイがおすすめの店舗・事業者

  • 幅広い決済方法に対応させたい店舗・事業者
  • 初期費用を抑えて導入したい店舗・事業者
  • インバウンド対策をしたい店舗・事業者
  • ランニングコストを抑えたい店舗・事業者

エアペイは様々な決済手段に対応し、ALIPAYやWeChatPayなど外国人向け決済も利用可能なため、インバウンド需要にも強いサービスです。Airレジ連携との会計業務の効率化や、キャンペーン活用でのiPadやカードリーダー無料導入も可能なため、初期費用を抑えたい新規開業者にも最適です。

知名度が高く導入も簡単でQRコード決済の手数料も安いため、小規模店舗・個人経営者・キャッシュレス決済を重視する店舗に特におすすめです。

2.スクエアがおすすめの店舗・事業者

  • 導入スピードを重視したい店舗・事業者
  • 柔軟な入金サイクルを希望する店舗・事業者
  • EC決済など、対面以外の決済にも活用したい店舗・事業者
  • 毎月定額料金が発生するサービスを提供している店舗・事業者
  • 販売管理を効率化したい店舗・事業者

スクエアは最短15分で審査が完了し「スマホでタッチ決済」なら即日カード決済を開始できます。専用端末も2~3営業日で届くため、迅速な導入が可能です。

対面決済に加えEC決済やサブスク決済など多彩なオンライン決済機能を備えており、入金サイクルも柔軟で最短翌日入金が可能です。無料のPOS機能付きで販売管理も効率化できるため、機能性やコスト面を考慮し長期的な運用を重視する事業者におすすめです。

エアペイ・スクエアの口コミ

エアペイ・スクエアを実際に導入した個人事業主や店舗の方の口コミを見てみましょう。自身が導入する際の参考にしてみてください。

エアペイの口コミ

iPhoneやipadがあれば簡単にクレジット決済が導入できる手軽さが非常に良い。
QRコードにも対応しているので、顧客からありがたがられます。

引用元:ITreview

各種クレジット、ApplePay、交通系電子マネー、iD、QUICPay、UnionPayなど多くの決済が使えて便利です。
AirPAY一つでほとんどの決済ができるので良いですね。初めての人に優しいトレーニングモードも用意され不安も払拭できます。
Airペイ、Airレジ、AirペイQRのサービス切り替えも連携されているので便利。

引用元:ITreview

私は機会、ネット音痴ですがエアペイは機械も可愛くコンパクトで使い安いです!
スマートフォンとカードリーダーがあれば使えるので個人店でも導入出来るので助かってます!

引用元:ITreview

初期導入費用の安さとUIの画面の分かりやすさがとてもいいと思います。
普通カード決済を導入する場合、費用問題や、設定、手続きの難しさなどありますがすんなり導入できました。また心配していた社内スタッフがなれてくれるか?という点でも2ヶ月ほどでしっかりと浸透しました。

引用元:ITreview

スクエアの口コミ

安価で且つ利用しやすく、スモールスタートの新規事業にはピッタリです。Square端末を利用してから売上向上にも繋がりました。

引用元:ITreview

クレジットカードによるオンライン決済でSquareを使用していますが、月額料金がかからずオンライン決済を導入できるので便利です。請求管理も管理画面で見やすく使いやすい。決済手数料も安価なので気軽に導入できました。売上の入金も早い​のでおすすめです。

引用元:ITreview

カード決済端末が他と比べて小型なので、かさ張らなくて良いですし、持ち運びも楽です。サイト自体は洗練されており無駄なデザインがないので見やすく使いやすい点も良いところです。

引用元:ITreview

一番良い所は手数料がとても安い所です。近年の取り組みになりますが、中小企業や個人事業主向けに手数料が2.5%になる仕組みを導入し始めたところが本当にありがたいです。導入前、もしくは成長した企業でも決済手数料が3%程度で、月額費用もかからないためとても使いやすかったです。また売上金の入金サイクルも早く、資金繰りに困る点をカバーしてくれています。

引用元:ITreview

エアペイとスクエアの比較に関するよくある質問

エアペイとエアレジについてよくある質問をまとめました。

Q:エアペイとエアレジの違いは?

A:エアペイはキャッシュレス決済サービスでiPadやiPhoneで簡単に導入でき、クレジットカード決済・電子マネー決済・QRコード決済などが可能です。エアレジは無料のPOSレジアプリで、売上・在庫・顧客管理ができる会計管理ツールです。

両者を連携させることで、決済と会計管理をスムーズに統合し、店舗運営の効率化が図れます。

Q:エアペイとスクエアの手数料は?

A:エアペイとスクエアにかかる手数料は決済手数料のみで、初期費用・入金手数料・月額費用はかかりません。ただエアペイのみですが、キャンペーンを使用しなければ端末導入した20,167円の初期費用がかかる場合もあります。

Q:エアペイとスクエアの解約金はいくら?

A:エアペイとスクエアを解約した場合発生する解約金は無料です。エアペイの場合端末を返送する際の送料は発生します。

Q:エアペイとスクエアの加盟店数は?

A:エアペイは全国で51.5万の加盟店、スクエアは全世界で約400万の加盟店があります。

参照:『Airペイ』、「オンライン決済」機能を追加 対面の決済に加え、サブスク・月謝など定期的な決済受付やメールやSNSからの注文・決済受付が可能に

参照:Squareについて

まとめ:エアペイとスクエアの導入は最も自分のビジネスで重視する部分で考える

エアペイとスクエアの導入には、様々な項目で比較して決める必要があります。

この記事のまとめ

エアペイの特徴

  • 低コストで導入しやすい
  • クレジットカード・電子マネー・QRコード決済など幅広い支払い方法に対応
  • 決済手数料は低め

スクエアの特徴

  • 審査期間が短く導入までが早い
  • 入金サイクルが早い
  • ECサイト・継続課金など多様な決済手段に対応

エアペイをおすすめする店舗・事業者

  • 幅広い決済方法に対応しインバウンド対策をしたい店舗・事業者
  • 初期費用を抑えランニングコストを抑えたい店舗・事業者

スクエアをおすすめする店舗・事業者

  • 導入スピードを重視し柔軟な入金サイクルを希望する店舗・事業者
  • EC決済や毎月定額料金が発生するサービスを提供している店舗・事業者

エアペイとスクエアには、初期費用の有無・対応ブランドの違い・決済手数料・機能の違いなど、検討する部分がそれぞれ異なります。解約してもそれほど費用はかからないため、両方をそれぞれ導入してみて合う方を利用し続けるのも良いです。

まずは自身のビジネスにおいて最も重きを置く部分を決めてどちらを導入するか決めてみましょう。

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この記事を書いた人

後藤廉のアバター 後藤廉 合同会社GRADMIN 代表

学生時代にITパスポートを取得し、Webメディア運営をスタート。
記事作成やWebディレクションを中心とした3年の個人事業を経て、2023年に合同会社GRADMINを創業。
SEO対策やホームページ制作・記事作成・オウンドメディアの運用代行など、コンテンツマーケティングを使って企業のWeb集客を支援しています。

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目次(クリックで記事内移動)
  1. エアペイの基本情報と特徴
    1. エアペイの基本情報
    2. エアペイの特徴
  2. スクエアの基本情報と特徴
    1. スクエアの基本情報
    2. スクエアの特徴
  3. エアペイとスクエアを15項目で比較
    1. 1.料金(初期費用,月額費用,決済手数料)を比較
    2. 2.決済ブランドを比較
    3. 3.支払い方法を比較
    4. 4.決済端末機器を比較
    5. 5.クレジットカード・QRコードの読み取り方法を比較
    6. 6.入金サイクルと手数料を比較
    7. 7.審査・導入までの流れを比較
    8. 8.通信環境を比較
    9. 9.POSレジとの連携を比較
    10. 10.会計ソフトとの連携を比較
    11. 11.決済機能を比較
    12. 12.管理機能を比較
    13. 13.端末の保証期間・保証以外の費用を比較
    14. 14.運営会社とサポート体制を比較
    15. 15.解約方法(条件や手数料)を比較
  4. エアペイとスクエアは併用できる?
  5. エアペイとスクエアは連携できる?
  6. エアペイ・スクエアのメリット・デメリット
    1. エアペイのメリット
    2. エアペイのデメリット
    3. スクエアのメリット
    4. スクエアのデメリット
  7. 「エアペイとスクエア」おすすめの店舗・事業者をそれぞれ紹介
    1. 1.エアペイがおすすめの店舗・事業者
    2. 2.スクエアがおすすめの店舗・事業者
  8. エアペイ・スクエアの口コミ
    1. エアペイの口コミ
    2. スクエアの口コミ
  9. エアペイとスクエアの比較に関するよくある質問
    1. Q:エアペイとエアレジの違いは?
    2. Q:エアペイとスクエアの手数料は?
    3. Q:エアペイとスクエアの解約金はいくら?
    4. Q:エアペイとスクエアの加盟店数は?
  10. まとめ:エアペイとスクエアの導入は最も自分のビジネスで重視する部分で考える