「すみません、現金のみの対応なんです」
この一言で、どれだけの売上機会を逃しているかご存知でしょうか?当社が全国の消費者500名を対象に実施した最新調査では、実に58.4%の消費者が「キャッシュレス決済の有無が店舗選びの決め手になる」と回答しました。
さらに、キャッシュレス決済に対応していない店舗では、約4割の消費者が「購入する商品を減らす」「購入をあきらめる」と回答しています。現在、キャッシュレス決済はもはや「あれば便利」という次元ではなく、ビジネスの生命線となりつつあります。
本記事では、消費者500名への詳細調査から見えてきた「キャッシュレス決済が店舗経営に与える影響」と「効果的な導入方法」について、データに基づいてご紹介します。キャッシュレス対応をまだ検討されていない事業者様、あるいは導入したものの効果を最大化できていないと感じている方々に、特に参考になる内容となっています。
調査結果!キャッシュレス未対応は顧客の75.8%を失うリスクあり
まず、調査結果の中でも特に注目すべき点をご紹介します。最もよく使われる決済方法としては以下の通りでした。
- 「QRコード決済」が32.2%
- 「クレジットカード」が30.8%
- 「電子マネー」が9.4%
- 「デビットカード」が3.0%
全体の75.8%がキャッシュレス決済を主な支払い手段として利用していることが明らかになりました。
つまり、現金のみの対応では、4人のうち3人が普段使っている決済手段を使えないという状況なのです。さらに言うと、キャッシュレス決済ができないと知った場合の行動として、「予定通り利用する」と答えた消費者は35.4%に留まり、残りの64.6%は「ATMで現金を引き出す」「購入する商品を減らす」「別のお店に行く」など、何らかの形で購買行動を変えると回答しています。
特に「別のお店に行く」「そもそもキャッシュレス非対応の店は利用しない」と完全に客を失うケースが21.2%にも上ります。
キャッシュレス決済導入で売り上げアップの可能性
調査では、キャッシュレス決済が単なる利便性向上だけでなく、売上増加にも直結する可能性が示されました。キャッシュレス決済利用時と現金支払い時の消費額を比較した質問では、46.6%(約半数)の消費者が「キャッシュレス決済の方が消費額が増加する」と回答。
一方、「現金の方が多く使う」と回答した消費者はわずか8.2%に過ぎませんでした。さらに特筆すべきは、39.4%の消費者が「キャッシュレス決済があることで予定外の商品・サービスを追加購入することがある」と回答している点です。
つまり、キャッシュレス対応によって約4割の消費者に追加購入を促せる可能性があるのです。「財布の中の現金が少ないから」と購入を控えるケースがなくなり、ポイント還元などのメリットも相まって、消費者の購買意欲が高まるというメカニズムが働いていると考えられます。
消費者がキャッシュレス決済を選ぶ理由とは?
では、なぜこれほど多くの消費者がキャッシュレス決済を好むのでしょうか?その理由も調査から明らかになっています。
キャッシュレス決済を利用する主な理由として、最も多かったのは「ポイントやキャッシュバックが貯まるから」(56.6%)でした。次いで「会計が迅速だから」(22.6%)、「財布に現金を入れておく必要がないから」(15.0%)という結果になっています。
この結果は、キャッシュレス決済導入時のマーケティング施策においても重要な示唆を与えてくれます。例えば、「ポイント還元キャンペーン」の実施や、「スピーディーな会計」「現金いらずの便利さ」といった訴求ポイントが効果的であることがわかります。
ここからは当社が実際に行った「お店の支払い方法に関する調査アンケート」の全貌を公開します。
キャッシュレス決済と消費行動に関する実態調査
当社では全国の消費者500名を対象に「キャッシュレス決済と消費行動」に関する実態調査を実施しました。本レポートでは、アンケート結果の詳細を各設問ごとに解説し、事業者の皆様がキャッシュレス対応を検討する際の参考情報としてご活用いただける内容をお届けします。
- 調査期間: 2025年2月26日~3月12日
- 調査方法: インターネットによるアンケート調査
- 調査対象: 全国の10代~60代以上の男女
- 有効回答数: 500名
回答者属性

- 10代:1名
- 20代:111名
- 30代:181名
- 40代:134名
- 50代:59名
- 60代以上:14名
回答者の年齢分布は20代(22.2%)、30代(36.2%)、40代(26.8%)が中心となっており、主要な消費者層をカバーしています。特に30代が最も多く、キャッシュレス決済の主要ユーザー層と考えられる世代からの回答が多く得られました。
近年のキャッシュレス決済の普及により、50代以上の回答者(14.6%)からも一定の回答が得られています。
性別

- 男性:183名
- 女性:306名
- 回答しない:11名
回答者の性別は、男性が36.6%、女性が61.2%、回答しないが2.2%となっています。女性の回答者が多い結果となりましたが、これは日常的な買い物を担当する割合が女性に多いことも一因と考えられます。
キャッシュレス決済サービスを導入する際は、女性ユーザーの利用動向にも注目する必要があるでしょう。
地域分布

- 北海道・東北地方:228名
- 関東地方:272名
- 中部地方:272名
- 近畿地方:272名
- 中国・四国地方:272名
- 九州・沖縄地方:272名
回答者の地域分布は日本全国をカバーしており、各地方からバランスよく回答を得ています。キャッシュレス決済の利用傾向や消費行動には地域差があるケースもあるため、全国的な傾向を把握できる貴重なデータとなっています。
特に都市部と地方での決済手段の選好差などを分析する際の基礎データとしても活用できます。
決済方法と利用金額
普段の買い物で最もよく使う決済方法

- QRコード決済(PayPay、d払いなど):161名
- クレジットカード:154名
- 現金:121名
- 電子マネー(Suica、PASMOなど):47名
- デビットカード:15名
- その他:2名
最もよく使われる決済方法は「QRコード決済(PayPay、d払いなど)」が32.2%でトップとなり、次いで「クレジットカード」が30.8%、「現金」が24.2%という結果になりました。QRコード決済とクレジットカードを合わせると63%となり、非接触型の決済方法が大きく普及していることがわかります。
事業者にとっては、現金のみの対応では顧客の75.8%が普段使っている決済手段を使えないということになり、QRコード決済とクレジットカード対応は最低限必要であると言えるでしょう。また、電子マネーも9.4%を占めており、多様な決済手段への対応が求められています。
飲食店での平均的な利用金額(1回あたり)

- 1,000円~2,000円未満:233名
- 2,000円~3,000円未満:110名
- 1,000円未満:73名
- 3,000円~5,000円未満:57名
- 5,000円~10,000円未満:24名
- 10,000円以上:3名
飲食店での平均的な利用金額は「1,000円~2,000円未満」が最も多く46.6%を占めています。次いで「2,000円~3,000円未満」が22.0%となり、合わせて約7割の消費者が1回あたり3,000円未満の利用となっています。
飲食店を経営されている事業者様にとっては、3,000円未満の会計処理が大多数を占めることから、少額決済でもスムーズに対応できるキャッシュレス決済の導入がお客様満足度向上につながると考えられます。特に回転率を高めたい店舗では、会計時間の短縮効果も期待できるでしょう。
小売店(コンビニ、スーパー等)での平均的な利用金額(1回あたり)

- 500円~1,000円未満:202名
- 1,000円~3,000円未満:161名
- 3,000円~5,000円未満:63名
- 500円未満:62名
- 5,000円~10,000円未満:30名
- 10,000円以上:3名
小売店での平均的な利用金額は「500円~1,000円未満」が最も多く40.4%を占め、次いで「1,000円~3,000円未満」が32.2%となっています。小売店では飲食店に比べて少額決済の割合が高く、「500円未満」も12.4%を占めています。
小売業を営む事業者様にとっては、少額決済の比率が高いことから、決済手数料の低い決済手段の導入も検討する価値があるでしょう。また、1,000円未満の少額決済でも現金を出す手間を省きたいという消費者ニーズに応えることで、顧客満足度の向上につながります。
キャッシュレス決済と消費行動
キャッシュレス決済を利用する際、現金で支払う時と比べて消費額は変わりますか?

- ほとんど変わらない:215名
- キャッシュレス決済の方がやや多く使う:119名
- キャッシュレス決済の方が明らかに多く使う:114名
- 現金の方がやや多く使う:24名
- 現金の方が明らかに多く使う:17名
- わからない:11名
「キャッシュレス決済の方がやや多く使う」(23.8%)と「キャッシュレス決済の方が明らかに多く使う」(22.8%)を合わせると46.6%、約半数の消費者がキャッシュレス決済の方が消費額が増加すると回答しています。「ほとんど変わらない」と回答した消費者も43.0%いますが、「現金の方が多く使う」と回答した消費者は合計でも8.2%にとどまっています。
事業者にとっては、キャッシュレス決済の導入により顧客単価向上の可能性があることを示唆する重要なデータです。特に飲食店などでは、キャッシュレス決済対応により追加注文が増える可能性も考えられ、売上拡大につながる可能性があります。
キャッシュレス決済を利用する主な理由は何ですか?

- ポイントやキャッシュバックが貯まるから:283名
- 会計が迅速だから:113名
- 財布に現金を入れておく必要がないから:75名
- 使った金額を記録・管理しやすいから:16名
- みんなが使っているから:7名
- その他:6名
キャッシュレス決済を利用する主な理由として、「ポイントやキャッシュバックが貯まるから」が56.6%で圧倒的多数を占めています。次いで「会計が迅速だから」(22.6%)、「財布に現金を入れておく必要がないから」(15.0%)となっています。
事業者様にとっては、キャッシュレス決済導入時にポイント還元やキャンペーンなどの経済的メリットを訴求することが効果的であることがわかります。また、会計時間の短縮というメリットも約2割の消費者に重視されており、レジ待ち時間の短縮によるサービス向上としても効果が期待できます。
支払い時に現金が足りないと感じた際、どうすることが多いですか?

- キャッシュレス決済に切り替える:268名
- 購入する商品を減らす:116名
- 購入をあきらめる:86名
- ATMで現金を引き出す:25名
- その他:4名
- 店員に相談する:1名
現金が足りないと感じた際の対応として、最も多いのは「キャッシュレス決済に切り替える」で53.6%と半数以上を占めています。一方、「購入する商品を減らす」(23.2%)や「購入をあきらめる」(17.2%)という回答も合計で40.4%あり、キャッシュレス決済に対応していない店舗では大きな機会損失が発生する可能性が示されています。
事業者様にとっては、キャッシュレス決済に対応していないことで、約4割の潜在顧客が購入を減らしたり諦めたりする可能性があるという重要な示唆です。特に高額商品を扱う店舗では、この傾向がより顕著になる可能性があります。
お店でキャッシュレス決済ができないと知った場合、どうすることが多いですか?

- 予定通り利用する:177名
- ATMで現金を引き出してから利用する:122名
- 購入する商品・サービスを減らす:79名
- 別のお店に行く:72名
- そもそもキャッシュレス非対応の店は利用しない:34名
- その他:16名
キャッシュレス決済ができないと知った場合、35.4%が「予定通り利用する」と回答していますが、「ATMで現金を引き出してから利用する」(24.4%)、「購入する商品・サービスを減らす」(15.8%)、「別のお店に行く」(14.4%)、「そもそもキャッシュレス非対応の店は利用しない」(6.8%)を合わせると61.4%が何らかの形で購買行動に変化が生じることがわかります。
事業者様にとっては、キャッシュレス非対応により、顧客の約6割が予定通りの購入をしない可能性があるという重要な警告と言えるでしょう。特に「別のお店に行く」「利用しない」という完全な顧客損失が21.2%に上ることは看過できない数字です。
予算意識と購買行動
キャッシュレス決済を利用する際、予算をどの程度意識していますか?

- やや意識している(おおよその予算はある):268名
- あまり意識していない(後から確認する程度):132名
- 非常に意識している(使う前に予算を決めている):75名
- 全く意識していない(使った金額は気にしない):18名
- わからない:7名
キャッシュレス決済利用時の予算意識については、「やや意識している(おおよその予算はある)」が53.6%で最も多く、「非常に意識している(使う前に予算を決めている)」も15.0%あります。一方で、「あまり意識していない」(26.4%)と「全く意識していない」(3.6%)を合わせると30.0%が予算をあまり意識せずに利用していることもわかります。
事業者様にとっては、約3割の消費者が予算をあまり意識せずに購入する可能性があるため、店内での追加販売や関連商品の提案などの販売促進施策と組み合わせることで、客単価向上につながる可能性があります。
キャッシュレス決済があることで、予定外の商品・サービスを追加購入することはありますか?

- あまりない:199名
- たまにある:155名
- 全くない:99名
- よくある:42名
- わからない:5名
キャッシュレス決済があることでの予定外の追加購入については、「たまにある」(31.0%)と「よくある」(8.4%)を合わせると39.4%が「ある」と回答しています。「あまりない」(39.8%)と「全くない」(19.8%)も合わせて59.6%となっていますが、約4割の消費者が追加購入の可能性を示している点は注目に値します。
事業者様にとっては、キャッシュレス決済対応により、約4割の消費者が予定外の追加購入をする可能性があるという点は、売上向上のチャンスと捉えることができます。店内のPOPやレジ周りの商品陳列など、追加購入を促す工夫と組み合わせることで、さらなる効果が期待できるでしょう。
あなたにとって、キャッシュレス決済があることは店舗選びの決め手になりますか?

- やや重要な決め手になる:215名
- あまり重要ではない:154名
- 非常に重要な決め手になる:77名
- 全く重要ではない:49名
- わからない:5名
キャッシュレス決済の有無が店舗選びの決め手になるかという質問に対し、「やや重要な決め手になる」(43.0%)と「非常に重要な決め手になる」(15.4%)を合わせると58.4%が「重要」と回答しています。「あまり重要ではない」(30.8%)と「全く重要ではない」(9.8%)を合わせても40.6%にとどまっており、過半数の消費者にとってキャッシュレス対応が店舗選択の重要な要素となっていることがわかります。
事業者様にとっては、キャッシュレス決済対応が競合他社との差別化要因となり得ることを示す重要なデータです。特に新規顧客の獲得や若年層の取り込みを目指す店舗では、キャッシュレス対応が集客力向上につながる可能性が高いと言えるでしょう。
キャッシュレス決済導入のメリット
売り上げ機会の拡大
キャッシュレス決済を導入することで、より多くの顧客にリーチできる可能性が高まります。調査によると、消費者の58.4%が「キャッシュレス決済の有無が店舗選びの決め手になる」と回答しています。
つまり、キャッシュレス対応していないだけで、潜在顧客の半数以上にアプローチできない可能性があるのです。さらに深刻なのは、キャッシュレス非対応の店舗に対する消費者の行動です。「別のお店に行く」(14.4%)、「そもそもキャッシュレス非対応の店は利用しない」(6.8%)を合わせると、21.2%の消費者が完全に顧客として失われてしまうことになります。
5人に1人の割合で顧客を競合他社に奪われている計算です。
また、現金が足りないと感じた際の対応として、53.6%の消費者が「キャッシュレス決済に切り替える」と回答しています。現金のみの対応では、こうした「財布の中身が少ない」という理由だけで購入機会を逃してしまうことになります。
売り上げ増加の可能性
キャッシュレス決済は単なる決済手段の多様化ではなく、売上増加の原動力にもなり得ます。調査では、46.6%(約半数)の消費者が「キャッシュレス決済の方が現金より多く使う」と回答。これは「キャッシュレス決済の方がやや多く使う」(23.8%)と「キャッシュレス決済の方が明らかに多く使う」(22.8%)を合わせた数字です。
特に注目すべきは、キャッシュレス決済があることで予定外の商品・サービスを追加購入するかという質問に、39.4%が「ある」(「たまにある」31.0%、「よくある」8.4%)と回答している点です。つまり、約4割の消費者がキャッシュレス決済によって追加購入を行う可能性があり、客単価向上につながる可能性が高いのです。
この背景には、キャッシュレス決済利用時の予算意識の変化があると考えられます。調査では、30%の消費者が「予算をあまり意識せずに」キャッシュレス決済を利用していると回答しています(「あまり意識していない」26.4%、「全く意識していない」3.6%)。財布の中の現金という物理的な制約がなくなることで、消費者の購買心理に変化が生じているようです。
消費者体験の向上
キャッシュレス決済は消費者の購買体験を向上させ、顧客満足度アップにつながります。調査では、キャッシュレス決済を利用する理由として、22.6%が「会計が迅速だから」と回答しています。
レジでの待ち時間短縮は、特に混雑時間帯における顧客満足度向上と、店舗の回転率アップにつながるメリットです。また、15.0%が「財布に現金を入れておく必要がないから」と回答しており、持ち物の軽量化や管理の簡便さも消費者に評価されています。
こうした利便性の向上は、リピート率の向上にもつながる重要な要素です。
キャッシュレス決済導入の注意点・デメリット
複数決済手段に対応する必要がある
キャッシュレス決済の種類は多様化しており、一部のみの対応では十分なメリットを享受できない可能性があります。調査によると、最もよく使われる決済方法はQRコード決済(32.2%)、次いでクレジットカード(30.8%)、電子マネー(9.4%)と続き、消費者の使用する決済手段が分散していることがわかります。
例えば、QRコード決済のみに対応した場合、クレジットカードをメインで使う約31%の消費者のニーズに応えられません。可能な限り複数の決済手段に対応することで、より広い顧客層をカバーできますが、そのぶん初期投資や管理の手間も増える点は考慮が必要です。
利用金額にっては手数料の負担が相対的に大きくなる
キャッシュレス決済の効果は業種によって異なる可能性があります。調査では、飲食店での平均的な利用金額は「1,000円~3,000円未満」が主流(68.6%)である一方、小売店では「500円~1,000円未満」が最多(40.4%)となっています。
特に小売店など少額決済が多い業種では、決済手数料の負担が相対的に大きくなる可能性があります。業種や客単価に合わせた最適な決済手段の選択と、コスト管理が重要になるでしょう。
キャッシュレス決済端末の選び方
キャッシュレス決済を導入する際の重要なポイントは、自店のニーズに合ったPOSレジや決済端末を選ぶことです。以下に選定のポイントをご紹介します。
業種や規模に合った機能選び
飲食店では注文管理、在庫管理、テーブル管理などの機能が必要になる場合が多い一方、小売店ではバーコード対応や商品マスタの管理機能が重要になります。自店の業種や規模に適した機能を持つPOSレジを選びましょう。
対応決済手段の幅
先述の通り、複数の決済手段に対応していることが望ましいですが、全ての決済手段に対応する必要はありません。自店の顧客層がよく利用する決済手段を優先的に導入するのが効率的です。
コスト面での比較
導入コストだけでなく、月額費用や決済手数料なども含めた総合的なコスト比較が重要です。特に小売店など少額決済が多い店舗では、手数料体系に注目すべきでしょう。
操作性とサポート体制
スタッフが使いやすいインターフェースと、トラブル時の迅速なサポート体制があるかどうかも重要な選定ポイントです。
まとめ:キャッシュレス決済対応は投資である
今回の調査結果から、キャッシュレス決済の導入は単なるコスト増ではなく、以下のような多面的なメリットをもたらす「投資」であることが明らかになりました。
- 集客力の向上:58.4%の消費者がキャッシュレス対応を店舗選びの決め手としている
- 顧客単価の向上:46.6%の消費者がキャッシュレス決済で消費額が増加すると回答
- 追加購入の促進:39.4%の消費者が予定外の追加購入をする可能性がある
- 機会損失の防止:キャッシュレス非対応では40.4%の消費者が購入を減らすか諦める可能性
現在、キャッシュレス対応はもはや「先進的な取り組み」ではなく、ビジネスの基本インフラとなりつつあります。導入をためらっている事業者様は、この機会に検討されてはいかがでしょうか。
当サイトでは、お客様の業種や規模に最適なPOSレジ・キャッシュレス決済端末の選定をサポートしています。無料の相談サービスも行っておりますので、ぜひお気軽にご利用ください。
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