「エアペイを解約したいけど、どこからできるの?違約金はかかるの?」
「エアペイから他のキャッシュレス決済サービスに乗り換えたいけど、どのサービスを選べばいいのかわからない」
こんなお悩みをお持ちではありませんか?
本記事では、エアペイの解約方法や解約時にかかる費用、エアペイからの貸与品の返却方法をわかりやすく解説します。
また、解約後におすすめのキャッシュレス決済サービスも、あわせてご紹介します。
手間をかけずに解約手続きを進め、スムーズに次のサービスへ乗り換えたい方は必見です!
エアペイ解約時の手順|専用フォームからの流れを詳しく解説
エアペイの解約は、専用フォームからのみ申請が可能です。
ここからは、解約手続きの具体的な流れを解説します。
解約フォームの場所と入力方法
エアペイを解約する際は、公式サイトの専用フォームから手続きが必要です。
具体的な解約手順は以下の通りです。
【記入する加盟店情報】
メールアドレス | 必須 |
担当者指名 | 必須 |
登録電話番号 | 必須 |
加盟店番号 | 必須 *不明な場合はAirペイ管理画面の契約情報から 「基本情報」を確認 *利用審査完了のお知らせが届いていない店舗は 「受付番号」を入力 |
店舗番号 | 必須 *不明な場合はAirペイ管理画面の契約情報の 「基本情報」▶︎ AKRから始まる番号を確認 |
AirID | 必須 |
店舗名 | 必須 *16文字以内 |
法人名 | 任意 |
【解約情報詳細】
下記の中から、該当する解約理由をひとつ選択します。
- 閉店
- 移転
- 登録情報の変更にともなう解約
- 他社サービス利用のため
- その他
もし、申請内容に不備がある場合は、再申請が求められる可能性があります。
解約のご依頼内容によっては、不明点について弊社からご連絡をさせていただく場合や、再申請をお願いさせていただく場合があります。(サービスのご利用停止・解約について|Airペイ)
返却キットの受け取りから返送までの流れ
エアペイの解約後には、返却キットが届きます。
返却キットは、エアペイの解約処理完了後に送られてくるため、解約申請から1カ月ほどかかる場合があります。
返却キットが届いたら、以下の流れで返却手続きを行いましょう。
- 返却キットにカードリーダーやiPadを梱包する
- 指定の配送業者に持ち込み発送する
また、iPadは、初期化して返却しましょう。
ご返却の際、iPadは初期化いただきますようお願いいたします。
(サービスのご利用停止・解約について|Airペイ)
AirIDや関連サービスの退会も忘れずに
エアペイを解約しても、AirIDや他のリクルートサービスは自動で解約されません。
AirIDを削除すると、AirIDに紐付いた個人情報を消去できるため、不要になった場合は、必要に応じて削除するようにしましょう。
AirIDの削除方法は以下の通りです。
【記入するお客様情報】
連絡用メールアドレス | 必須 |
AirIDに登録したメールアドレス | 必須 |
AirID | 必須 *削除したいIDが複数ある場合、1件ずつ申請する必要あり |
店舗番号 | 必須 *AKRからはじまる番号 *店舗番号については店舗基本情報で確認可能 |
電話番号 | 必須 |
担当者氏名(管理者) | 必須 |
利用に至らなかった理由 | 下記からひとつ選択
|
AirIDの削除には、以下の注意点があります。
- AirIDの削除申請を行うには、申請前にAirペイのサービスが解約済みである必要がある
- AirIDが削除されると、利用中のAir ビジネスツールズすべてのサービスが利用できなくなる
▶︎特定の有料サービスのみ解約したい場合は、解約したいサービスのヘルプデスクへ問い合わせる - AirIDに紐付く情報の消去後は、各サービスの登録情報も含めデータ復旧ができない
- 同一のAirIDを使用しての再登録は不可
エアペイ解約時の手数料や費用負担はある?
ここからは、解約時の費用負担について詳しく解説します。
違約金は発生する?契約期間や縛りの有無
エアペイの解約には、基本的に違約金は発生しません。
契約期間や縛りがなく、解約手続きを行うだけで費用がかからないケースが多いです。
ただし、エアペイ利用規約に違反していると判断された場合、iPadやカードリーダーの返却に伴う費用を請求される可能性があります。
【エアペイの利用規約違反の例】
- 導入後、エアペイを一度も使用していない
- 一部時間帯で現金決済のみ受け付け、キャッシュレス決済を使わせていない
- お客様に対し、キャッシュレス決済が可能であることを告知していない
- カードリーダーをレジの見える場所に配置していない
iPadやカードリーダー返却時の送料は自己負担
解約後には、iPadやカードリーダーの返却が求められますが、その際の送料は自己負担となります。
返送キットが届いたら、同梱されている返送用ラベルを使って返却作業を進めましょう。
発送業者が指定されている場合は、案内に従って手続きする必要があります。
破損・故障時にかかる費用や注意点
返却するiPadやカードリーダーが破損・故障している場合、修理費用や代替品の購入費が請求されることがあります。
とくに、液晶割れや動作不良が確認された際には、修理対応が必須となるケースがあるため、解約前に点検しておきましょう。
解約時の費用を事前に把握し、想定外の出費がないように準備を整えておくと安心です。
エアペイ解約に伴う注意点とスムーズに進めるコツ
エアペイを解約する際には、注意点を押さえておくことが大切です。
ここからは、解約手続きをスムーズに進めるためのポイントを解説します。
解約前にやっておくべきデータ保存と管理
エアペイを解約すると、売上データや取引履歴が閲覧できなくなります。
必要な場合は、事前にデータをバックアップしておきましょう。
とくに、売上レポートや取引明細は、CSV形式でダウンロードして保管するのが安心です。
リクルートからの確認連絡に注意
解約手続きが完了すると、リクルートから本人確認の連絡が来ます。
解約申請時に、まだ振込されていない売上金があれば、その振込についての説明があります。
もし、対応が遅れると解約が完了しない可能性があるため、迅速に応答しましょう。
連絡が取れない場合、解約手続きが保留となるケースもあるため、解約申請後は電話やメールに注意を払いましょう。
業務への影響を最小限にするタイミングの見極め
解約時期を誤ると、繁忙期に業務が滞るリスクがあります。
解約手続きにかかる日数を考慮し、比較的売上が落ち着いているタイミングでの解約がおすすめです。
おすすめの解約タイミング:
- 月末や月初を避けた日程
- 他のキャッシュレス決済導入が完了しているタイミング
- 店舗リニューアルなど、一時休業する期間
これらのポイントを押さえて、エアペイの解約をスムーズに進めましょう。
エアペイ解約後におすすめのキャッシュレス決済サービス
エアペイを解約した後、次に導入するキャッシュレス決済サービスとしておすすめのサービスを3つご紹介します。
審査の早さや信頼性、使いやすさを基準に選びました。
業態や利用シーンに合わせて、最適なサービスを選びましょう。
*サービス内容や料金は変更される場合があります。
最新の情報については、公式サイトをご確認いただき、最新情報をご確認ください。
Square|審査が早く、初期費用も無料
Square(スクエア)は、初期費用・月額費用がかからず、申し込みから数日で利用開始できるスピード感が魅力のサービスです。
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料(有料プランあり) |
手数料 | 2.5*〜3.75% *対面・条件あり |
公式サイト |
機能が充実したPOSレジアプリも無料で使えるため、コストを抑えつつキャッシュレス化を進められます。
また、決済手数料が2.5%〜とシンプルでわかりやすい点も、多くの店舗運営者から支持されています。
入金サイクルも早く、キャッシュフローが安定しやすいのもポイントです。
スクエアの詳細が知りたい方には、こちらの記事もおすすめです。

stera pack|三井住友系で信頼感&一体型端末
stera pack(ステラパック)は三井住友系の決済サービスで、端末が一体型になっているため、コンパクトかつ使いやすいのが特徴です。
初期費用 | 無料 |
月額費用 | お試しプラン:無料 スモールビジネスプラン:3,300円 スタンダードプラン:3,300円 |
手数料 | 1.98%*〜3.24% *スモールビジネスプランの場合 |
公式サイト |
ブランド力があるため、信頼性を重視する店舗にはとくにおすすめです。
また、主要なキャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネー、QR決済)に対応しており、業種を問わず導入しやすい点が評価されています。
入金サイクルも柔軟で、リボ払いやボーナス払いにも対応しています。
ステラパックの詳細が知りたい方には、こちらの記事もおすすめです。

STORES決済|個人事業主でも使いやすい設計
STORES(ストアーズ)決済は、個人事業主でも気軽に導入できる点が魅力です。
申し込み手続きが簡単で、スマホ1台で管理できるため、店舗運営がシンプルになります。
初期費用 | 通常料金:19,800円(決済端末代金) フリープラン:19,800円(決済端末代金) スタンダードプラン:無料 |
月額費用 | 通常料金:無料 フリープラン:無料 スタンダードプラン:3,300円(税込) |
手数料 | 1.98*〜3.24% *スタンダードプランの場合 |
公式サイト |
導入コストが低く、月額料金がかからないプランもあるため、初期投資を抑えたい方におすすめです。
とくに、店舗だけでなく、イベントや移動販売にも活用できる汎用性の高さが魅力です。
ストアーズ決済の詳細が知りたい方には、こちらの記事もおすすめです。

まとめ|エアペイ 解約は手続きの流れと注意点を押さえればスムーズ
エアペイの解約は専用フォームからのみ手続きが可能です。
違約金は発生しないケースが多いものの、iPadやカードリーダーの返却時に送料が自己負担となる点には注意が必要です。
エアペイの解約手順を把握する
- 専用フォームに必要事項を記入し申請する
- 返送キットが届いたらカードリーダーやiPadを返却する
- 必要に応じてAirIDを削除する
解約手数料や解約にともなう費用を把握する
- 解約手数料や違約金は基本的にない
- ただし、利用規約に違反している場合は、諸経費が請求される場合も
- カードリーダーなどを返却する際の送料は自己負担
- 貸与品が破損・故障している場合は、修理費用や代替機購入費を請求される場合も
エアペイ解約前のポイント
- 売上データや取引履歴のデータを保存しておく
- 解約申請後、リクルートから本人確認の連絡が来ることを理解しておく
- 業務に支障が出ないよう、解約のタイミングを見極める
解約時の注意点や代替サービスを把握し、スムーズなキャッシュレス運用を続けましょう。
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